血圧低下を妨げるのは、炭酸飲料とコーヒーどっち？

高血圧に繋がるのは、コーラの一気飲みとコーヒーのがぶ飲み、どちらでしょう？

これは、炭酸飲料に一票です。
女性を対象にした研究では、1日1杯コーラを飲む習慣があると、高血圧の危険因子が15％高くなることが示されています。
一方、コーヒーを飲む習慣による影響は少ないようです。


＜缶コーラ＞
事実、女性の1日のコーラ消費量が多ければ多いほど、飲んでいたのがダイエットコーラであったとしても、高血圧の危険因子を示す確立が上がりました。
そして、コーヒーを飲む人には同様の影響が見られなかったため、研究者は、コーラが血圧に悪い原因はカフェインではなく、全く別の何かであると推測しています。
可能性としては、甘味付けに使用されるコーンシロップ、もしくはキャラメル色の見た目を作るために使用される着色料があります。


＜カフェインに関する注意＞
カフェインは、敏感な人が摂取すると一時的に血圧が上がることがあります。
そのため、高血圧の危険因子がある、もしくはカフェインの影響に敏感な人、血圧低下を目標としている人は、カフェインの摂取量を減らすと良いでしょう。
しかしその他ほとんどの人にとって、カフェインの摂取量を1日250mg以下に抑えれば安全です。

出典sharecare『Reducing Blood Pressure - Sans Soda or Coffee?』（2019年12月19日に利用）
https://www.sharecare.com/health/high-blood-pressure/article/soda-and-high-blood-pressure