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JapanRx / 血糖管理はパンデミックの影響を受けていないようだ

血糖管理はパンデミックの影響を受けていないようだ

糖尿病関連での外来患者の診察や検査が減少したにもかかわらず、それは血糖管理においては悪い結果との関連はなかったようです。

202177日(ヘルスディニュース)- 7月にJAMA内科(JAMA Internal Medicine)のオンラインで公開された研究によると、米国ではパンデミックの最中に糖尿病関連の外来患者の診察と検査件数は減少したものの、糖尿病成人での投薬や血糖管理でにおいて、負の関連はないことがわかりました。

ボストンにあるハーバード大学のサディク・Y・パテル博士と同僚は、データ解析研究センターであるOptumLabs Data Warehouseでの匿名化された保険クレームリストを使用して2型糖尿病があり、そして、2019年(1,357,029人)と2020年(1,364,522人)に継続的に商用またはメディケアアドバンテージの健康保険に継続的に加入していた成人を特定しました。

研究者らは、パンデミック期間全体にわたって、外来通院(相対変化率、-2.6%)、ヘモグロビンA1c検査(-6.5%)、網膜症検査(-18.8%)、および腎症検査(-8.5%)と要因調整後の比率が2020年の方が2019年よりも低いことを発見しました。

しかし、薬剤の充填率は2つの期間で類似しており、ヘモグロビンA1cのレベルは2つの期間でほぼ同じでした。

「通信販売を行う薬局や薬局の配達サービスは、パンデミックの間、患者が薬を確実に入手できるようにするための鍵であった可能性があります。」

と著者は記しています。

「これらはともに、緊急時での医療機関の利用よりも医薬品の利用を優先するということを強調する、糖尿病災害準備ガイドラインと一致しています。」



 

【以下のリンクより引用】

Glycemic Control Has Not Been Impacted by Pandemic

Healthday