触ったら直ちに手を洗うべき10個のもの
手洗いは、衛生状態を保ち、細菌を除去するためには欠かせません。
メイヨー・クリニックによると、手を洗うことで、細菌やウイルス、その他病原菌が移ることを制限することができるといいます。
アメリカ疾病予防管理センターは、研究では病原菌を食い止める効果的な方法であることが示されている石鹸と清潔な水、もしくはアルコールベースの手指消毒剤での手洗いを推奨しています。
もちろん、手を常に100％無菌の状態にすることは不可能です。
しかし、以下の10つのものを触った後は、手洗いは不可欠です。
- お金
細菌ではほとんどの買いものにデビッドカードやクレジットカードを使用することができますが、たまには現金を扱う必要も出てくるでしょう。
その時は、必ず、できるだけ早く手を洗うようにしてください。
研究者らはニューヨークの1ドル札を調査したところ、何百もの微生物を発見しました。
同様の研究では、紙幣やコインには大腸菌やサルモネラ菌のような病原菌が付着していることもあることが示されました。
紙幣が長い間出回ることを止めることはできません。
連邦準備制度理事会によると、100ドル札は、最長15年間も出回り続けるといいます。
あなたの財布の中にどれだけの細菌が潜んでいるか、知る由もないでしょう。
- つり革や手すり、ドアノブ
コロンビア大学メディカルセンターの皮膚科医であるケイティ・ブリス氏は、細菌やウイルスの拡大を抑えるためには、手洗いは非常に重要であると述べています。
手洗いが不可欠となるタイミングとしては、複数の人間が継続的に触れる公共交通機関を使用した後であると、ブリス氏は言います。
これはエスカレーターの手すりから地下鉄の手すり、トイレのドアノブなどが含まれます。
- レストランのメニュー
レストランには細菌が溢れていますが、メニューには特に注意が必要です。
アリゾナ大学の研究者らは、レストランのメニューに185,000個もの細菌性生物を発見しました。
触ることを避けることはできませんが、触った後は手洗いを欠かさないようにしましょう。
- 診療所にある全てのもの
一日中患者が絶えず訪れるため、診療所にあるほとんどのもの、特に患者が使用するペンなどは、細菌や病原菌で満ちています。
事実、診察所にあるペンには平均的なトイレの便座よりも46,000個も多くの細菌が付着しています。
その他避けるべきものとしては、待合室の椅子のアームレストやドアノブがあります。
そのため、診療所を訪れた後は少し時間を取ってトイレに立ち寄り、手洗いをするようにしましょう。
また、正しい方法で手を洗うことも忘れないでください。
- 動物
ペットや動物に触れた後に手を洗わない人もいますが、医師及び健康専門家であるNesochi Okeke-Igbokwe氏によると、手洗いをすべきであると言います。
「動物はあらゆる病気を持っている可能性があります。」と、彼女は話します。
「ペットは一般的に家族の一員として考えられるため、手洗いが見落とされることがあります。」
動物に触ったりペットと遊んだあとの手洗いは、自分のペットであろうと他人のペットであろうと重要です。
- タッチスクリーン
紙製品の一部がテクノロジーと置き換えられた今、電子機器のスクリーンを触った後は手洗いを行うことが重要です。
特に注意が必要なのは、空港や公共交通機関の電子案内版であると、ブリス氏は言います。
「細菌は至る所に存在し、他の場所よりも細菌数が多いところもあります。」と彼女は話します。
これには、携帯電話も含まれます。特に他の人と共有する可能性のある場合はなおさらです。
良い知らせとして、ブリス氏は「石鹸と水で簡単な手洗いを行うだけで、病原菌の伝染を防ぐことができます。」と話しています。
- まな板や台所のスポンジ
キッチンは細菌でいっぱいです。
生の食材が持ち込まれるだけでなく、食材や器具、タオルやスポンジなどの布製品が洗われます。
とある研究では、台所のスポンジには326種類もの異なる種類の細菌が潜んでいることがわかりました。
ブリス氏は、古いスポンジは捨て、調理前と生肉を扱った後は常に手洗いをするように推奨しています。
- 他人のペン
メモ取りやリスト作りに携帯電話やパソコンを使用する人は多いですが、ペンを借りる必要がある時もあるでしょう。
それはかまいませんが、使用後は手洗いを欠かさないようにしましょう。
ウォールストリートジャーナルによると、オフィスにある平均的なペンには、トイレの便座の10倍、1平方インチ（約6.5平方センチメートル）当たり200個もの細菌が付着しているといいます。
- ソープ・ディスペンサー
ソープ・ディスペンサーのポンプ部分は細菌にまみれています。
アリゾナ大学の研究者らは、詰め替えできるソープ・ディスペンサーには特に多くの細菌が付着していることを見出しました。
ポンプを押す度に、洗い流そうとしている細菌がディスペンサーに移る機会を与えているのです。
この研究を主導したチャールズ・ゲルバ氏は、詰め替え可能な石鹸容器を触ると、トイレに手を突っ込むよりも多くの細菌が手に付着する可能性があると言います。
- 空港にあるもの全て
連邦航空局によると、毎日260万人もの乗客が旅行しているといます。
人が多ければ多いほど細菌数も増え、より多くの公共用具が共有されることになります。
ドアノブや噴水、電子案内版の他、特に荷物のセキュリティーチェックに使用されるプラスチックトレイは触らないようにしましょう。
BMC感染症（BMC Infectious Diseases）に発表された研究によると、これらのトレイには汚れた靴やバッグが入れられるため、汚染されているといいます。
出典： Reader's Digest 『Wash Your Hands Immediately After Touching These 10 Things』（2019年6月26日に利用）
https://www.rd.com/health/wellness/wash-hands-after-touching-these-things/
メイヨー・クリニックによると、手を洗うことで、細菌やウイルス、その他病原菌が移ることを制限することができるといいます。
アメリカ疾病予防管理センターは、研究では病原菌を食い止める効果的な方法であることが示されている石鹸と清潔な水、もしくはアルコールベースの手指消毒剤での手洗いを推奨しています。
もちろん、手を常に100％無菌の状態にすることは不可能です。
しかし、以下の10つのものを触った後は、手洗いは不可欠です。
- お金
細菌ではほとんどの買いものにデビッドカードやクレジットカードを使用することができますが、たまには現金を扱う必要も出てくるでしょう。
その時は、必ず、できるだけ早く手を洗うようにしてください。
研究者らはニューヨークの1ドル札を調査したところ、何百もの微生物を発見しました。
同様の研究では、紙幣やコインには大腸菌やサルモネラ菌のような病原菌が付着していることもあることが示されました。
紙幣が長い間出回ることを止めることはできません。
連邦準備制度理事会によると、100ドル札は、最長15年間も出回り続けるといいます。
あなたの財布の中にどれだけの細菌が潜んでいるか、知る由もないでしょう。
- つり革や手すり、ドアノブ
コロンビア大学メディカルセンターの皮膚科医であるケイティ・ブリス氏は、細菌やウイルスの拡大を抑えるためには、手洗いは非常に重要であると述べています。
手洗いが不可欠となるタイミングとしては、複数の人間が継続的に触れる公共交通機関を使用した後であると、ブリス氏は言います。
これはエスカレーターの手すりから地下鉄の手すり、トイレのドアノブなどが含まれます。
- レストランのメニュー
レストランには細菌が溢れていますが、メニューには特に注意が必要です。
アリゾナ大学の研究者らは、レストランのメニューに185,000個もの細菌性生物を発見しました。
触ることを避けることはできませんが、触った後は手洗いを欠かさないようにしましょう。
- 診療所にある全てのもの
一日中患者が絶えず訪れるため、診療所にあるほとんどのもの、特に患者が使用するペンなどは、細菌や病原菌で満ちています。
事実、診察所にあるペンには平均的なトイレの便座よりも46,000個も多くの細菌が付着しています。
その他避けるべきものとしては、待合室の椅子のアームレストやドアノブがあります。
そのため、診療所を訪れた後は少し時間を取ってトイレに立ち寄り、手洗いをするようにしましょう。
また、正しい方法で手を洗うことも忘れないでください。
- 動物
ペットや動物に触れた後に手を洗わない人もいますが、医師及び健康専門家であるNesochi Okeke-Igbokwe氏によると、手洗いをすべきであると言います。
「動物はあらゆる病気を持っている可能性があります。」と、彼女は話します。
「ペットは一般的に家族の一員として考えられるため、手洗いが見落とされることがあります。」
動物に触ったりペットと遊んだあとの手洗いは、自分のペットであろうと他人のペットであろうと重要です。
- タッチスクリーン
紙製品の一部がテクノロジーと置き換えられた今、電子機器のスクリーンを触った後は手洗いを行うことが重要です。
特に注意が必要なのは、空港や公共交通機関の電子案内版であると、ブリス氏は言います。
「細菌は至る所に存在し、他の場所よりも細菌数が多いところもあります。」と彼女は話します。
これには、携帯電話も含まれます。特に他の人と共有する可能性のある場合はなおさらです。
良い知らせとして、ブリス氏は「石鹸と水で簡単な手洗いを行うだけで、病原菌の伝染を防ぐことができます。」と話しています。
- まな板や台所のスポンジ
キッチンは細菌でいっぱいです。
生の食材が持ち込まれるだけでなく、食材や器具、タオルやスポンジなどの布製品が洗われます。
とある研究では、台所のスポンジには326種類もの異なる種類の細菌が潜んでいることがわかりました。
ブリス氏は、古いスポンジは捨て、調理前と生肉を扱った後は常に手洗いをするように推奨しています。
- 他人のペン
メモ取りやリスト作りに携帯電話やパソコンを使用する人は多いですが、ペンを借りる必要がある時もあるでしょう。
それはかまいませんが、使用後は手洗いを欠かさないようにしましょう。
ウォールストリートジャーナルによると、オフィスにある平均的なペンには、トイレの便座の10倍、1平方インチ（約6.5平方センチメートル）当たり200個もの細菌が付着しているといいます。
- ソープ・ディスペンサー
ソープ・ディスペンサーのポンプ部分は細菌にまみれています。
アリゾナ大学の研究者らは、詰め替えできるソープ・ディスペンサーには特に多くの細菌が付着していることを見出しました。
ポンプを押す度に、洗い流そうとしている細菌がディスペンサーに移る機会を与えているのです。
この研究を主導したチャールズ・ゲルバ氏は、詰め替え可能な石鹸容器を触ると、トイレに手を突っ込むよりも多くの細菌が手に付着する可能性があると言います。
- 空港にあるもの全て
連邦航空局によると、毎日260万人もの乗客が旅行しているといます。
人が多ければ多いほど細菌数も増え、より多くの公共用具が共有されることになります。
ドアノブや噴水、電子案内版の他、特に荷物のセキュリティーチェックに使用されるプラスチックトレイは触らないようにしましょう。
BMC感染症（BMC Infectious Diseases）に発表された研究によると、これらのトレイには汚れた靴やバッグが入れられるため、汚染されているといいます。
出典： Reader's Digest 『Wash Your Hands Immediately After Touching These 10 Things』（2019年6月26日に利用）
https://www.rd.com/health/wellness/wash-hands-after-touching-these-things/