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認知症を患う愛する人を熱波から守るために

2019年8月19日(HealthDay News)- 熱波はアルツハイマー病の人々に深刻なリスクをもたらす可能性があるため、家族は彼らを安全に保つ方法を 知っておく必要があると支持者は言います。

アメリカのアルツハイマー病財団(AFA)のCEOであるチャールズ・フスキロ・ジュニア氏は、次のように述べています。

「極度の暑さは誰にとっても危険ですが、特にアルツハイマー病の人にとっては、トラブルの兆候を見つけられなかったり、助けを求める手段が     わからないため特に危険です。」

「介護者は積極的に行動し、愛する人を守るための準備をする必要があります。いくつかの簡単な対策を講じるだけで大きな成果が得られます。」

と彼は財団の​​ニュースリリースで述べました。

アルツハイマー病やその他のタイプの認知症はのどの渇きを感知する能力を低下させる可能性があるため、介護者が気を配り、頻繁に水分を取る ことを促すことが重要です。

アルコールやカフェイン入りの飲料を飲ませるのはやめましょう。

これらは脱水の一因になる可能性があります。

高齢者や慢性的な病状のある人は、環境から受ける熱を調節できず、そのために体温が異常に高くなり高熱を発するリスクが高くなります。

過度の発汗、疲労、紅潮または赤い皮膚、筋肉のけいれん、速い脈拍、頭痛、めまい、吐き気などの兆候がないか、患者をよく観察してください。

 

これらの症状が現れた場合は、すぐに対処してください。

その人をより涼しい場所(可能であれば、エアコンのある場所)に連れて行き、衣服を脱がせ、冷湿布を貼ったり、水分を与えてください。

その人が失神したり、過度の混乱を起こしたり、意識がなくなったりした場合は、緊急に手当てが必要ですので、救急車を呼んでください。

徘徊は、アルツハイマー病の人々の一般的な行動です。いつでも危険ですが、特に極端な暑さの元では危険です。

人間の基本的なニーズ(水分、食べ物の摂取、トイレの使用など)が満たされていることを確認してください。

ふらつきはそれらが満たされていないことから生じることが多いためです。

その人が徘徊に出た場合の行動計画を立ててください。衣服に油性ペンや縫い付けるなどして、連絡先情報を身分証明として付けます。

緊急対応者を支援するために、本人の最近撮影した写真や医療情報、および頻繁に行くような場所に関する詳細情報を用意します。

熱波の間は、多くの地域で、自宅の空調が十分でない人々のために「冷却センター(エアコンが効いた涼しい場所)」を開いています。

アルツハイマー病の人で自宅にエアコンがない場合は、近くの冷却センターの場所を見つけてください。

熱波の間は、停電やその他の電源障害が発生する場合があるため、携帯電話、タブレット、その他の電気機器が完全に充電されていることを    確認してください。

備え付けの懐中電灯が簡単に使える他、地元の公共事業者や警察、消防署の緊急連絡先にすばやく連絡ができます。

介護者がアルツハイマー病の本人の近所に住んでいない場合は、近くに住んでいる人に確認してもらいます。

その人には緊急連絡先と重要な医療情報(かかりつけの病院など)を提供してください。

 

【以下のウェブサイトより引用】

How to Protect a Loved One With Dementia During a Heat Wave

Health Day