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JapanRx / 赤外線体温計は正確?

赤外線体温計は正確?

Q:
コロナウイルス期間中、仕事のためにオフィスのある建物に入る際、手持ち式の検温器で体温を測定されました。
実際この方法で、正確に発熱を検出できるのでしょうか?


A:
COVID-19の蔓延に伴い、多くの病院や企業が、赤外線体温計を使用して従業員や患者、顧客の検温を実施し始めました。
この装置を利用することで、大人数の発熱を、効率的に、安全に、正確に検出することができます。

研究では、正しく使用した場合、赤外線または非接触体温計は、口腔または直腸体温計と同じくらい正確な結果が出ることが示されています。
非接触体温計は、小児科医の間で人気があります。
子供たちが体温を測ろうとする際に身をよじることが多いのですが、これは大人数の体温検査においても当てはまります。
この装置は、両者の安全を保ちながらも、迅速に正確な計測を行うことができます。

もちろん、可能な場合は内部体温計が医療におけるゴールドスタンダードとはなりますが、COVID-19の拡大と、迅速な大規模検査の必要性によって、非接触体温計が標準になりました。

使用者は装置の使用手順に従う必要があり、また対象者が解熱剤を服用していた場合は発熱を検出することができません。
しかし、現在では多くの建物で検温を求められているため、こうした手持ちの体温計は安全かつ迅速、そして正確な検査を行い、コロナウイルスの蔓延を減らす上で役立っています。


–Neha Vyas医師

出典 2020年6月25日更新 Medical Daily『Are Infrared Thermometers Accurate?』
(2020年6月25日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/are-infrared-thermometers-accurate/