雨天によりデング熱の脅威に警告
スリランカ - 国の保健先住民医療省および国立デング熱管理部門は、国民にデング熱の発生を警告し、発熱のある人には、発熱から2日(48時間)以内に、州立病院などでNS1テストを受けるよう求めています。
このテストは、デング熱を正確かつ迅速に診断するのに役立ちます。
すべての発熱患者はパラセタモールのみの服用が求められています。
当局はアスピリン、イブプロフェン、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸、そしてすべての非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、またはプレドニゾロン、 メチルプレドニゾロン、デキサメタゾンなどのステロイド薬を服用しないように呼び掛けています。
これらの薬は致命的なデング出血熱(DHF)を引き起こす可能性があります。
デング出血熱またはデングショック症候群の患者の命を救うことができるのは、迅速な治療のみです。
「デング熱には年齢や性差はありません。発熱した患者は自宅で休養を取る必要があり、学校や塾、または仕事へも行くべきではありません。」
「また、デング熱に罹患した人は蚊帳を使用する必要があります。」
と、国立デング熱管理部部門の情報筋は伝えています。
この情報筋によると、『デング出血熱(DHF)』と『デング熱ショック症候群』の症状がこの段階で発生する可能性があるため、発熱がある患者は、熱が下がったときに、特に注意する必要があります。
患者は、熱が下がった段階で治ったと誤って考える可能性があるのです。
DHFの症状には、胃の痛み、嘔吐、歯茎からの出血、皮膚の赤い斑点、手足が冷たい、排尿の減少、および皮膚の色が蒼白になるなどがあります。
妊娠中の人や70歳以上の人、肥満の人、1歳未満の乳児、糖尿病や腎臓病などの慢性疾患がある人は、家庭薬には頼らず、速やかに、あらゆる タイプの発熱の治療を受けるべきであると情報筋は伝えています。
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