風味付き電子タバコの使用が若者の間で急上昇
2019年9月19日(HealthDay News)-新しい研究では、電子タバコ業界のマーケティング努力が若者の間で定着したことが示唆されています。
風味付き電子タバコは現在、タバコを吸わない18歳から24歳の若者の間で大人気となっています。
研究者によると、この年齢層で使用者の割合は、2017年から2018年までで46%増加しました。
彼らは、電子タバコ産業が十代の代わりに20代の若者に変わったと主張しています。
十代の若者たちをターゲットとすることは、ここ数ヶ月の驚くべき数の電子タバコに関連した肺の病気と死亡数(530件の病気と7件の死亡)により、米国の保健当局は風味付き電子タバコの連邦政府による禁止を求めています。
南カリフォルニア大学中毒研究所の所長の研究者であるアダム・レベンタール博士は、次のように述べています。
「ニコチン濃度が高く、フルーツとミントの風味を備えた「ジュルJUUL」などの「携帯スタイルの電子タバコ製品の販売が増加していることがわかっています。」
「若い人は、通常のタバコにはない電子タバコの風味を圧倒的に好んでいます。」
Journal of the American Medical Associatioのオンライン版に9月16日に公開された研究において、研究者は2014年から2018年の国民健康 インタビュー調査に参加した若年層を含む115,500人以上のデータを調査しました。
研究によると20代の成人での電子タバコの使用量は、2017年の5%から2018年には8%に増加しました。これは、米国で約70万人の若い成人が使用しているということです。
この増加は、すべての所得レベルで、ほとんどの人種グループで男性と女性の両方で見られました。また、この中には非喫煙者と喫煙者の両方が 含まれていました。
「私たちの結果は、最近の電子タバコの蒸気による肺のダメージと死亡の報告が主に青少年と若い成人で見られていることを考慮すると、私たちの 結果は懸念事項となります。」
とレベンタール博士は大学のニュースリリースで述べました。
彼は、喫煙したことがない若い年齢層で増加が見られると述べました。喫煙をやめた人の間でも、電子タバコの喫煙率は上がりました。
一方、今週発表された他の調査では、10代の電子タバコの使用率が上昇を続けていることが示されています。
米国の高校では高学年の間に、今年は約25%が電子タバコを吸い、昨年の21%から急増しました。
ミシガン大学の研究者は、ニューイングランドジャーナルオブメディシン誌のオンライン版でで9月18日にこれを公開しましたが、そこでは、8年生、 10年生、12年生の42,000人以上の生徒について調査が行われました。
研究者はまた、普通のタバコを吸っている高校生の数は少なく、8%から6%に減少したことを見出しました。
先週、政府の調査でも同様の傾向が報告されました。
【以下のウェブサイトより引用】
Flavored E-Cigarette Use Soars Among Young Adults
Health Day