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高コレステロールは不妊症と関連

臨床内分泌&代謝の内分泌学に関するジャーナルで発表された新しい調査では高コレステロール値の女性は妊娠するまで長い時間がかかる可能性があるようです。疾病管理予防センター(CDC)によれば、低密度リポタンパク質(LDL)別名では悪性コレステロールが約7100万のアメリカ人に影響を与えているとされています。 神経細胞保護やステロイドホルモンを合成するためにワックス状である脂肪の様な物質は必要ですが、 過剰摂取は動脈に蓄積し、心臓病や脳卒中につながります。 コホート研究のLipid Concentrations and Couple Fecundityで ミシガン州からテキサス州の16郡で2005年から2009年に16の郡からの18-40歳の501組のカップルを対照に実験を行いました。 これらのカップルはLongitudinal Investigation of Fertility and the Environment (LIFE)研究の一部であり、生活環境に常に存在する環境化学物質が男性と女性の生殖能力に影響を与えるを目的としたものです。 妊娠のため被験者にはあらかじめ避妊薬の使用を中止してもらい、12ヶ月間毎日調査を行いました。 妊娠後は出産まで追跡調査を行いました。 研究の著者であるEnrique F Schisterman氏はコレステロールは心血管系の病気リスクを引き上げるだけでなく、不妊作用ももたらすと語っています。 研究結果からは将来子供を持とうとする人はコレステロール値を適切なレベルに保つことが大切です。 実験を終えた401人の女性のうち347人が妊娠し、54人が妊娠しませんでした。100人は関心がないためか途中で実験を中断しました。 研究の最初の段階で血液サンプルを介して各カップルのコレステロールを測定しました。そしてコレステロールを4つの主なカテゴリで分けました;総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド。 この研究で血液サンプルの総コレステロール、コレステロール遊離量を測りました。片方もしくは両方の男女カップルのコレステロール値が高いと、コレステロール値が通常の範囲であるカップルに比べ妊娠するまで時間がかかることが分かりました。さらに男女の両方のコレステロール値が高かった場合には妊娠するまで最も長い時間がかかっていました。また女性のみコレステロールが高かったカップルは男女両方が正常範囲内のコレステロール値を持っていたカップルよりも妊娠に時間がかかっていました。 CDCによれば1999年-2002年および2005年-2008年の研究期間に低密度リポタンパク質コレステロール(LDL-C)レベルの高い米国成人で治療を受けた割合は28.4%から48.1%に増加していました。 保健医療へのアクセスしやすさ、ケアの質の向上を通じて予防サービスの利用を高めることで、高LDL-Cの人が治療しやすくなることが考えられています。LIFEの研究では最近、脂質濃度は精液の質に影響をあたえる可能性を見出し、総コレステロールおよびコ遊離コレステロールの高さが精液の割合の低さに関連しているとしました。

以下のサイトより引用
http://www.medicalnewstoday.com/articles/277067.php