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JapanRx / 高齢者の肺炎や皮膚および皮膚組織感染症、尿路感染症に対するオフロキサシンの有効性

高齢者の肺炎や皮膚および皮膚組織感染症、尿路感染症に対するオフロキサシンの有効性

急性疾患治療施設および長期療養施設にて、高齢者の一般的な感染症におけるオフロキサシン療法に関する前向き研究が実施されました。 

55歳以上である46名の急性疾患被験者は、静脈注射または経口にて無作為にオフロキサシンを投与され、セフトリアキソンおよびセフタジジムによる一般療法と比較されました。臨床的に適切である場合には、注射治療は経口治療へ変更がされました。長期介護被験者に対しては、オロキサシンの経口投与に関するオープンスタディが行われました。被験者の平均年齢は80歳以上でした。

急性疾患治療施設部門では、オフロキサシン療法と一般療法における臨床的、細菌学的結果は同様となりました。長期介護患者のオープンスタディでは、93%に症状の治癒または改善が見られました。比較部門に登録された被験者は元々重度の疾患を抱えていた為、精神的および機能的状態の評価において大部分が失敗に終わりました。非比較部門に登録された被験者では、抗菌薬治療と精神状態測定結果の有意な改善における関連が見られました。

結果としてオフロキサシンは、高齢者の肺炎や皮膚および皮膚組織感染症、尿路感染症に対して有効な治療法であることが分かりました。またこれらの患者に対して、他の治療方法と比較した場合、経口薬による治療がより効果的である可能性が示されました。

Wolters Kluwer Health, Inc. 1993年12月
https://journals.lww.com/infectdis/abstract/1993/11000/efficacy_of_ofloxacin_for_the_treatment_of.4.aspx