サルメテロール 吸入剤
サルメテロール吸入剤は、ステロイド性抗炎症薬の配合吸入薬です。 継続的に使用することで気管支を拡げ、炎症を抑え、喘息発作の程度、頻度を軽減します。通常、気管支喘息の治療に用いられます。 すでに起こった発作に対する即効性はありません。
サルメテロール 吸入剤
サルメテロール, Salmeterol Xinafoate
セロビッド, Serobid その他
30
Cipla, その他ジェネリック各社
吸入用カプセル, 吸入器
50mcg
インド
1013
【サルメテロール 吸入剤】 医師へご確認下さい。
【サルメテロール 吸入剤】 アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご相談下さい。
【サルメテロール 吸入剤】 妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしておりますが、ヒトの研究では限られています。 妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。
【サルメテロール 吸入剤】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データでは、薬が乳児に影響する量での混入がなく、乳児に毒性もないことが示されています。
【サルメテロール 吸入剤】 車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【サルメテロール 吸入剤】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。
【サルメテロール 吸入剤】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。
シルデナフィル
サルメテロール 吸入剤
サルメテロール 吸入剤の使用方法
サルメテロール 吸入剤は、喘息および慢性閉塞性肺疾患(COPD)の管理に使用されます。
サルメテロール 吸入剤は長時間作用型気管支拡張薬として、気道を拡げて呼吸をサポートします。気道の筋肉を緩めることで気道を拡げ、呼吸を楽にします。
喘息発作の予防には効果的ですが、発作時の緊急使用には適していませんのでフルチカゾンなどのステロイドと併用することが一般的です。
サルメテロール 吸入剤の一般的な副作用
心悸亢進、振戦、頭痛などの症状が報告されています。 まれに低カリウム血症や咳が生じることがあります。
また、これも稀にではありますが、ショックやアナフィラキシーなどの重篤な副作用が発生する可能性があります。
よくある質問
Q. サルメテロール 吸入剤とは?
サルメテロール 吸入剤は、喘息やCOPDの管理に使用される長時間作用型気管支拡張薬です。
Q. サルメテロール 吸入剤はフルチカゾンと併用できますか?
はい、サルメテロールはフルチカゾンとの併用が推奨され、両方が含まれる製品もあります。フルチカゾンは炎症を抑える効果があり、喘息管理に有効です。
Q. サルメテロール 吸入剤は通販で購入できますか?
サルメテロール 吸入剤は一部のオンライン薬局で入手可能ですが、医師の指示のもとでの使用が推奨されます。
Q. 使用後にうがいが必要ですか?
はい、副作用のリスクを軽減するためにも吸入後はうがいをして口腔内の残留物を洗い流すことが推奨されます。
Q. サルメテロール 吸入剤の添付文書はどこで確認できますか?
添付文書は医薬品のパッケージ内または薬局で提供される場合が多く、詳細な使用方法と注意事項が記載されています。
基本情報
サルメテロールは、長時間作用型β2アドレナリン受容体刺激薬(LABA)であり、主に気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の長期管理に使用される吸入薬です(1)。
気道の平滑筋を弛緩させ、気管支を拡張することで呼吸を楽にします。
主な適応は以下の通りです(1)。
気管支喘息: 吸入ステロイド薬で症状が十分にコントロールできない場合に、追加療法として使用されます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD): 気道閉塞性障害の諸症状の緩和に用いられます。
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用法】
喘息を治療する場合は、必ずサルメテロール吸入剤とステロイド吸入剤を併用する必要があります。
サルメテロール吸入剤は、医師による中止指示があるまで毎日使用して下さい。
サルメテロール吸入剤は、使用を開始した日から効果を感じることができます。
【用量】
喘息を患う成人および12歳以上の青年
通常、初回投与量として1回1噴射を1日2回使用します。
より重度の喘息がある場合、医師により用量が1回2噴射を1日2回の使用に増量されることがあります。
喘息を患う4~12歳の小児
通常、初回投与量として1回1噴射を1日2回使用します。
4歳未満の子供への使用は推奨されません。
気管支炎および肺気腫を含む慢性閉塞性肺疾患(COPD)を患う成人
通常、初回投与量として1回1噴射を1日2回使用します。
小児および青年への適応はありません。
【過量使用した場合】
サルメテロール吸入剤は、医師の指示通りに使用する事が大切です。
誤って推奨量を超えて使用した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用すると、頻拍や震え、めまい、頭痛、筋肉の倦怠感、関節痛などの症状が起こることがあります。
【使用を忘れた場合】
服用し忘れた場合は1回分を飛ばし、次の予定時間から使用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量使用してはいけません。
警告
発作時の緊急吸入には使用できません。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・サルメテロールや成分に対するアレルギーがある
・重篤な心疾患や甲状腺異常がある
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・感染症(急性呼吸器感染症を除く)の場合
・甲状腺機能亢進症
・高血圧および心疾患
・糖尿病
相互作用
以下の薬剤と併用する場合には注意が必要です。
・リトナビルなどCYP3A4阻害薬
・イソプレナリン等の利尿薬
・ステロイド薬
・利尿薬
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
治療上の必要がある場合に限り、医師の判断で使用します。
保存等
サルメテロール 吸入剤は室温で保存し、直射日光を避けて保管してください。
【参照文献】
(1) MEDLEY
(2) KEGG
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