スタゲロン (シンナリジン)
スタゲロン(シンナリジン)は、神経系に作用する抗ヒスタミン薬です。乗り物酔い、めまいなど内耳や脳に関係する問題の治療に使用されます。また、メニエール病の治療での選択薬としても使用されます。血管の収縮を抑え、体のすみずみまでの血流を良くし、過剰なカルシウム流入を減らすことによって、細胞内のカルシウム過負荷を防ぐ作用があります。
スタゲロン, スタゲロンフォルテ, Stugeron, Stugeron Forte
シンナリジン, Cinnarizine
スタゲロン, スタゲロンフォルテ,Stugeron, Stugeron Forte
10
Johnson and Johnson, Janssen Pharma
錠
25 mg, 75 mg
インド
373
【シンナリジン】シンナリジンは食後の服用をおすすめいたします。
【シンナリジン】シンナリジンの錠剤は、アルコールにより過度の眠気や落ち着きを引き起こすことがあります。
【シンナリジン】動物研究では胎児への悪影響が確認されておりますが、人体研究の数は限られています。
したがって、シンナリジンを妊娠中に服用することは危険である可能性があります。
妊娠中の服用はリスクがあるものの、錠剤の効果を受けられる可能性はございます。
妊娠中の方は、ご使用前に医師へご相談ください。
【シンナリジン】 授乳中のシンナリジン服用に関しては動物研究、人体研究共に前例がなく、現状情報がありません。
授乳中のご使用前に、医師へご相談ください
【シンナリジン】治療開始直後は、めまいや傾眠などの症状が見られることがありますので、車の運転や機械の操作は行わないで下さい。
【シンナリジン】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【シンナリジン】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
シルデナフィル
スタゲロン (シンナリジン)
スタゲロン (シンナリジン)の使用方法
スタゲロン (シンナリジン)は、乗り物酔い、めまい、及びメニエール病の治療に使用されます。
スタゲロン (シンナリジン)は、内耳の血管収縮を防ぎ、耳の微小循環を改善することによって作用します。
スタゲロン (シンナリジン)の一般的な副作用
スタゲロン (シンナリジン)の一般的な副作用には、眠気、吐き気、体重増加、消化不良があります。
よくある質問
スタゲロン (シンナリジン)は、抗ヒスタミン性とカルシウムチャネル遮断性の両方を有する薬であり、内耳の血管平滑筋を弛緩させ、血流を改善することによって作用します。
Q.シンナリジンは何のために使用されていますか?
シンナリジンは、めまいや乗り物酔い等による吐き気、メニエール病などめまいやふらつきを伴うバランス感覚の不調、耳鳴り、吐き気や嘔吐の治療に使用されます。
Q.シンナリジンは薬局で入手できますか?
シンナリジンは処方箋が必要ですので、処方箋薬局でのみ入手が可能です。
Q.シンナリジンはどれくらいの期間服用できますか?
服用期間については、医師の指示に従い服用してください。シンナリジンは、直射日光を避け、開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
また、使用期限内に使用し、期限が過ぎたものは使用しないでください。
Q.シンナリジンは妊娠中に使用できますか?
妊娠中のシンナリジン服用の安全性については十分な研究がされていません。妊娠中の使用については、医師へご相談ください。
基本情報
スタゲロン (シンナリジン)は、血管の収縮を抑え血流を良くします。乗り物酔い、めまい、嘔吐などの症状に利用されます。
過剰なカルシウム流入を減らすことによって、細胞内のカルシウム過負荷を防ぐ作用があります。
有効成分のシンナリジンは、主に中枢前庭系に作用して、内耳の前庭装置と視床下部の嘔吐中枢との間の信号伝達を妨害する、特異的なカルシウムチャネル遮断薬です。 海外では選択的カルシウム流入阻害薬として発売されています。
用法・用量
※添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用法】
医師に指示された用量もしくは推奨用量を超えて服用しないで下さい。
スタゲロン錠は、食後に服用することが推奨されています。本薬は経口薬ですので水と一緒に飲み込んで下さい。
5歳未満の小児への使用は推奨されていません。
【用量】
乗り物酔い
〔成人および12歳以上の子供〕
乗り物に乗る2時間前に25mg錠を1錠服用し、乗車中は8時間毎に25mg錠の半分を服用して下さい。
〔5~12歳の子供〕
乗り物に乗る2時間前に25mg錠を半分服用し、乗車中は8時間毎に25mg錠の4分の1を服用して下さい。
バランス障害
〔成人および12歳以上の子供〕
1回25mg錠1錠を1日3回服用して下さい。
〔5~12歳の子供〕
1回25mg錠半分を1日3回服用して下さい。
【服用を忘れた場合】
飲み忘れた錠剤を服用する前に、最後に錠剤を服用してから8時間経過していることを確認して下さい。
その後は医師の指示通りに服用を再開して下さい。飲み忘れを補うために倍量服用しないで下さい。
警告
・本剤の成分に対しアレルギーがある場合は使用を避けること
・他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること
・妊婦、または妊娠している可能性がある場合の使用は避けること
・服用後に体に異変を感じた場合は、すぐに医療機関を訪ねること
禁忌
以下にあてはまる場合は、使用できません。
・ポルフィリン症
・ガラクトース不耐症
慎重投与
以下の疾患や症状がある場合には慎重に投与してください。
・腎機能低下
・肝機能低下
・パーキンソン病
相互作用
*アルコールを服用していると眠気を引き起こす場合があります。
*下記のお薬との併用で眠気を引き起こす場合がありますので注意してください。
・抗精神病薬:クロルプロマジン、ジアゼパム、テマゼパム
・鎮静抗ヒスタミン薬: クロル、プロメタジン
・睡眠薬: ゾピクロン
・オピオイド鎮痛剤: モルヒネ、コデイン
・三環系抗うつ薬: アミトリプチリン
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
基本的に、妊娠中、あるいは授乳中である場合は使用できません。
保存等
シンナリジンは、直射日光を避け、開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
また、使用期限内に使用し、期限が過ぎたものは使用しないでください。
これまでの研究とは対照的に、重度の乗り物酔いとサイバー酔い(バーチャルリアリティへ晒されることで起こる酔いの一種)は、研究者によると、同じ臨床状態と考えられる可能性があると言います。応用生理学ジャーナル(Journal of Applied Physiology)で発表された調査結果では、まず同一の
【要約】メニエール病(MD)の予防的治療には、ベタヒスチンおよびカルシウム阻害薬が使用されています。(後者は片頭痛予防にも効果的です)本研究は、ベタヒスチン単独治療には殆ど反応しない、片頭痛を伴うまたは伴わないメニエール病被験者に対する、シンナリジンとベタヒスチンとの併用療法の有効性の評価を目的とし