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アロマシン (エキセメスタン)

アロマシンの有効成分、エキセメスタンはホルモン療法薬として閉経後乳がんの治療に用いられます。エストロゲンの産生を抑え、乳がんの勢いを弱める作用があります。

同義語

アロマシン

有効成分

エキセメスタン, Exemestane

その他のブランド名

アロマシン, Aromasin

包装

30

製造元

ファイザー

形状

錠剤

含有量

25mg

製造国

インド, トルコ

SKU

1732

【アロマシン】 食事と一緒に服用下さい。

【アロマシン】 不明です。医師へご確認下さい。

【アロマシン】 妊娠中に使用するのは、危険である可能性があります。動物とヒトでの研究で胎児に悪影響を及ぼしています。医師にご相談ください。

【アロマシン】 母乳育児中の使用は危険です。研究データでは、この薬剤が乳児に毒性を引き起こすか、または母親の母乳栄養が望ましくない状態となることが示唆されています。

【アロマシン】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【アロマシン】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【アロマシン】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

エキセメスタン

使用方法
アロマシンは乳がんの治療に使用されています。
効能・効果
アロマシンは、体内で産生されるエストロゲン(天然の女性ホルモン)の量を減らします。 エストロゲンを必要とするいくつかの乳癌細胞の増殖を低下させるか、または停止させることができます。
一般的な副作用
不眠症(睡眠障害)、頭痛、悪心、発汗の増加、筋骨格系(骨、筋肉または関節)の痛み、疲労感
専門家のアドバイス
  • アロマシンは、閉経後の女性にのみ使用されます。アロマシンでの治療を開始する前に、閉経後の状態をホルモン検査(LH、FSHおよびエストラジオールレベル)で確認する必要があります。
  • アロマシンは、ホルモン補充療法や避妊薬などのエストロゲン含有医薬品と併用投与しないでください。
  • アロマシンを投与された女性では、骨密度の低下および特定の血液検査(AST、ALT、アルカリ性ホスファターゼ、ガンマグルタミルトランスフェラーゼ、ビリルビン、クレアチニン)の低下をモニターする定期検査が推奨されます。
  • アロマシンが眠気や傾眠、衰弱(無力症)およびめまいの原因となることが知られているため、車の運転時には注意を払って下さい。
よくある質問
Q.アロマシンはステロイドですか。もしくはステロイドを含んでいますか?
それはステロイド構造を有し、体内のホルモンアロマターゼを阻害します。

Q.アロマシンは化学療法薬ですか?
アロマシンは、閉経後女性のエストロゲン受容体陽性乳癌(エストロゲン増殖が必要な乳癌)の化学療法に使用される抗癌剤です。

Q.アロマシンは安全ですか?
アロマシンは、医師の指示に従って、所定の期間、所定の用量で使用すると比較的安全です。

Q. アロマシンは脱毛/下痢/うつ病/骨粗しょう症を引き起こしますか?
脱毛(脱毛症)、下痢、うつ病、骨の薄化および弱化(骨粗鬆症)は、アロマシンの既知の副作用です。

Q.アロマシンは、体重増加、腹部膨満または心不全を引き起こしますか?
心不全および体重増加は、副作用として滅多に見らず、腹部膨満は、アロマシンの知られている副作用ではありません。ただし、このような副作用がある場合は医師に相談してください。

Q.アロマシンはポストサイクル療法(PCT)として良好ですか?
アロマシンは、アナボリックステロイド(ボディビルダーによる筋肉構築に一般的に使用されるプロホルモン療法)の経過にしたがって、体内のホルモンレベルを調節するための、ポストサイクル療法(PCT)として使用されるアロマターゼ阻害剤です。

Q. アロマシンは「gyno」を引き起こしますか?
アロマシンは、アナボリックステロイドの一般的な副作用である「gyno」(男性の乳房の拡大)と通称される乳房の女性化を予防します。

基本情報
アロマシン(有効成分:エキセメスタン)はエストロゲン生成に必要なアロマターゼの働きを阻害することで、エストロゲン生産を抑え、乳がんの勢いを弱めます。ホルモン療法薬として閉経後乳がんの治療に用いられます。アロマターゼ酵素は閉経を経た女性における女性ホルモン、エストロゲンの生産に係わっています。アロマターゼ酵素が性ホルモンのアンドロステンジオン(卵巣製)、およびテストステロンをエストロゲンに変換します。エキセメスタンはアロマターゼ酵素の作用をブロックすることによって、この変換を防ぎます。その結果、エストロゲンレベルが減少します。ほとんどの乳がんでは、エストロゲンによって癌の増殖が刺激されるためエストロゲン量を抑えるエキセメスタンが乳がんの拡大を防いでくれる効果が期待できるのです。但し、エストロゲンに対して反応するタイプの乳がんである場合に限り有効です。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

成人および高齢者:
アロマシン錠は毎日だいたい同じ時間、食後に経口服用して下さい。用量や服用期間は医師の指示に従って下さい。
通常、1回25mgを1日1回の服用が推奨されています。

アロマシン錠による治療中に医者を受診する際は、病因のスタッフまでアロマシン錠を服用中である旨を伝えて下さい。

小児:
アロマシン錠は、小児への使用には適していません。

服用を忘れた場合:
忘れた用量を補うために倍量服用しないで下さい。
予定時間の服用を忘れたら思い出し次第直ぐに服用して下さい。
もし次の服用時間に近い場合は、次の用量から通常通り服用を再開して下さい。

服用を中止する場合:
症状の改善が見られても、医師の指示が無い限りはアロマシン錠の服用を中止しないで下さい。

禁忌
下記の場合の使用は禁忌。

  • 妊婦又は妊娠している可能性がある場合、又、授乳中の場合
  • 本剤の成分に対て過敏症の既往歴がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は慎重を期す。

  • 重度の肝障害・腎障害がある場合
重要な基本的注意
  • 癌ホルモン療法剤・癌に対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される場合にのみ使用すること。
  • 本剤は末閉経前患者に対し使用しないこと。
  • 骨粗鬆症、骨折が起こりやすくなるので、骨密度等の骨状態を定期的に観察することが推奨されます。
  • 本剤による嗜眠、傾眠、無力(症)及びめまいが起こることが報告されています。このような症状がある場合、機械操作や自動車の運転はしないよう注意してください。
相互作用
【併用注意】
エストロゲン含有製剤

次の薬はこの薬の血中レベルを低下させ、効果を弱める可能性があります。
リファンピシン
フェニトイン
カルバマゼピン
薬草療法セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
閉経後の乳がん用なので、妊婦、妊娠する可能性のある女性への使用は想定されていませんが。また、妊婦、妊婦又は妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性に対する安全性は確立されていません。

保存等
室温保存

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