ザロンチン (エトスクシミド)
ザロンチンカプセルの有効成分エトスクシミドは抗てんかん薬です。てんかんの予防薬として長期間での継続使用が必要です。
同義語
ザロンチン, Zarontin
有効成分
エトスクシミド, Ethosuximide
その他のブランド名
ザロンチン, Zarontin
包装
100, 200
製造元
Pfrizer (Parke-Davis)
形状
カプセル
含有量
250 mg
製造国
オーストラリア
SKU
2172
基本情報
ザロンチンカプセル(Zarontin)の有効成分エトスクシミドは抗てんかん剤です。 脳内の神経の興奮を収め、てんかんの治療、予防に使われる薬ですが 他の抗てんかん薬との併用される場合があります。 てんかんの予防薬ですので長期間読み続ける必要があります。
用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
- ザロンチンカプセルは、経口服用して下さい。
- 3~6歳の小児患者の場合、初回投与量は、1日1カプセル(250mg)、6歳以上の場合は2カプセル(500mg)が推奨されています。その後の用量は、薬への反応性に従って調節する必要があります。
- 用量の増量は徐々に行って下さい。例として、最低限の副作用でコントロール可能な用量まで、4~7日毎に250mgずつ増量する方法があります。
- 1日の用量が1.5gを超える場合は、医師の厳格な監督の下でのみ投与される必要があります。
- 通常小児の場合、体重1kgあたり20mg/日が適切な用量となります。この用量では、平均血漿中濃が40~100mcg/mLの治療域にとどまりました。その後の服用スケジュールは、薬の効果や血漿濃度によって決定することができます。
- ザロンチンカプセルは、欠神発作(プチ・マル発作)を伴うその他の形態のてんかん症状がある場合、別の抗けいれん薬と組み合わせて投与されることがあります。
警告
- 血液障害のある人には用いません。
- 眠気を催す可能性がありますので車の運転を行う際には十分に注意してください。
- 授乳中に服用すると胎児に害を及ぼす可能性があります。
- 定期的に視力検査をおこなってください。
- 下記のお薬を過去に服用した方はアザタジン使用前に医師と相談してください。
- エトスクシミドを服用後自殺衝動が起きる可能性があります。もし気分の変化、ストレスを感じたら医師へ相談してください。
- 授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には、授乳を避けさせること。
相互作用
下の薬はエトスクシミドの血液中量を減少させる可能性があります。
カルバマゼピン
フェノバルビタール
フェニトイン
プリミドン
以下の薬は血液中のエトスクシミドの量を増やすことがあり副作用の可能性が高まります。
メチルフェノバルビタール
バルプロ酸ナトリウム
イソニアジド
エトスクシミドはヒダントイン系の抗てんかん薬フェニトインの血中濃度を高める可能性があります。
エトスクシミドは抗けいれん薬バルプロ酸ナトリウムの血中濃度が低下することがあります。
以下の薬はエトスクシミドの抗てんかん作用に反作用することがあります。
クロロキン
ヒドロキシクロロキン
メフロキン
フェネルジンなどMAOI抗うつ薬
フルオキセチンなどSSRI系抗うつ薬
アミトリプチリンなど三環系抗うつ薬
カルバマゼピン
フェノバルビタール
フェニトイン
プリミドン
以下の薬は血液中のエトスクシミドの量を増やすことがあり副作用の可能性が高まります。
メチルフェノバルビタール
バルプロ酸ナトリウム
イソニアジド
エトスクシミドはヒダントイン系の抗てんかん薬フェニトインの血中濃度を高める可能性があります。
エトスクシミドは抗けいれん薬バルプロ酸ナトリウムの血中濃度が低下することがあります。
以下の薬はエトスクシミドの抗てんかん作用に反作用することがあります。
クロロキン
ヒドロキシクロロキン
メフロキン
フェネルジンなどMAOI抗うつ薬
フルオキセチンなどSSRI系抗うつ薬
アミトリプチリンなど三環系抗うつ薬
新しい研究による小児てんかんの最善治療法
2014年7月9日
ニューイングランド医療ジャーナルによると最古の抗けいれん薬であるエトスクシミドは小児欠伸てんかんに最も効果的な治療とされています。 OHSUDoernbecherこども病院は全国のNIHの小児欠てんかん研究会の一部として、 この臨床試験に参加するために選ばれました。 よく起こる小児性てんかん、