セフジニル (セフゾン ジェネリック)

セフジニルはセフェム系の抗生物質で細菌感染症の治療に使用されます。尿路、皮膚および軟部組織、耳、骨、血液、腹部、生殖器および肺（肺炎）の細菌感染の短期治療に使用されます。また、手術後の感染予防にも使用されます。

セフジニルは抗生物質です。細菌が人体に生存するために必要な保護カバーの形成を阻止し、細菌を死滅させます。

発疹、蕁麻疹、かゆみ、発熱、浮腫、紅斑、下痢、腹痛、胃部不快感などが一般的な副作用として報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

セフジニルは、細菌感染症の治療に使用されるセフェム系抗生物質です。

セフジニルは尿路感染症、皮膚感染症、喉の痛み、ニキビ、膀胱炎などの治療に使用されます。

はい、セフジニルはセファロスポリン系の抗生物質です。

はい、セフジニルは膀胱炎を含む尿路感染症の治療に使用されます。

はい、セフェム系（セフゾン・オラセフなど）抗生物質は医師の指示のもとで、ニキビの治療にも使用されることがあります。

他にもニキビの治療に用いられる抗生物質としては、テトラサイクリン系（ミノマイシンなど）や、マクロライド系（クラリス・ルリッドなど）、ニューキノロン系（クラビットなど）、ペネム系（ファロムなど）があります。

このお薬は、歯科・口腔外科領域感染症の治療にも使用されることがあります。

小児用量は体重や年齢によりますが、一般的には医師の指示に従って服用します。

セフジニルはセフェム系第三世代セファロスポリンに属する抗生物質で、感染症の原因となる細菌の殺菌に使われています。

細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示し、 通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科領域感染症、歯科・口腔外科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

ペニシリン系に比べショックなどのアレルギー症状も少なく、安全性の高い抗生物質です。

米国では1997年2月にFDAの承認を受けています。

※添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従って下さい。

※用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。

【成人】

・セフジニル錠/カプセルは1回600mgを、1日1回、もしくは2回に分割して、10日間服用して下さい。
・肺炎もしくは皮膚感染症を治療する場合は、1日2回に分割して服用して下さい。
・食事の有無にかかわらず服用いただけます。

市中肺炎

12時間毎に300mgを5～10日間、もしくは24時間毎に600mgを10日間継続服用して下さい。

急性上顎洞炎

12時間毎に300mgを10日間、もしくは24時間毎に600mgを10日間継続服用して下さい。

咽頭炎および扁桃炎

12時間毎に300mgを5～10日間、もしくは24時間毎に600mgを10日間継続服用して下さい。

合併症のない皮膚および皮膚構造感染症

12時間毎に300mgを10日間服用して下さい。

【小児】

セフジニルとして1日量9～18mg（力価）/kg を3回に分割して経口投与されます。
＊年齢及び症状に応じて適宜増減

・本剤の成分に対しアレルギーがある場合使用しないこと。
・飲み合わせの悪い薬があるので医師と相談すること。
・セフェム系の抗生物質で、じん麻疹などアレルギー症状を起こしたことのある場合は、使用を避けること。

本剤に含まれる成分を原因とするショックの既往歴がある場合の使用はできません。また、本剤に含まれる成分やセフェム系抗生物質に対して過敏症の既往歴がある場合も原則として使用できません。

下記にあてはまる場合では慎重に使用される必要があります。該当する場合は事前に医師に伝えて下さい。

・高齢者
・ペニシリン系抗生物質に対して、過敏症の既往歴がある場合
・高度の腎臓障害がある場合
・本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんま疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質がある場合
・経口摂取不良の場合、または非経口栄養摂取の場合や全身状態が悪い場合

【併用注意】

・鉄剤
・ワルファリンカリウム
・制酸剤（アルミニウム又はマグネシウム含有）

妊婦中、または妊娠している可能性のある場合は基本的に使用できませんが、医師により、治療上の有益性が危険性を上回ると判断可能な場合にのみ使用されることがあります。

セフジニルは室温で保存してください。