タダリスタ (タダラフィル)

タダリスタ (タダラフィル)は、勃起不全および肺高血圧症の治療に用いられます。良性前立腺肥大症による勃起不全にも使用されます。

タダリスタ (タダラフィル)はホスホジエステラーゼ（PDE-5）阻害剤です。 ペニスの血管の筋肉をリラックスさせて陰茎への血流を増加させることにより、勃起不全に作用します。 また、肺の血管を弛緩させて血液の流れをより容易にすることにより、肺高血圧症に働きます。

頭痛、吐き気、鼻咽頭炎、ホットフラッシュ（顔、耳、首、胴のほてり）、消化不良、筋肉痛、背中の痛み、四肢の痛み

• タダリスタ (タダラフィル)は勃起の維持に役立ちますが、性的刺激を伴わない勃起は起こしません。
• 必要に応じて、性交の30分から1時間前に服用下さい。
• 食事の有無にかかわらず摂取することができます。
• 最近硝酸塩を摂取された場合は使用しないでください。 硝酸塩は一般的に、狭心症（胸痛）の治療に使用されます。
• 性交後2時間たってもに勃起が治まらない場合は、医師に連絡してください。
• タダリスタ (タダラフィル)を服用して視力の変化があった場合は、医師に知らせてください。
• 最近、脳卒中、心臓発作、または重度の肝臓疾患や血圧が非常に低い（<90/50 mmHg）場合はタダリスタ (タダラフィル)を服用しないでください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は中毒性がありますか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)は中毒性ある薬物ではありません。しかし、人により感情的または心理的な依存を起こすことがあります。医師の指示通りに服用してください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)をプレドニゾンと併用することはできますか？
タダリスタ (タダラフィル)はプレドニゾンと一緒に摂取すると、低血圧を引き起こす可能性があります。 2つの薬を併用する際は、用量の変更や代替薬の必要性について、医師へご相談ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は安全に使用できますか？
タダリスタ (タダラフィル)は、医師の指示に厳密に従い、勃起障害や肺動脈性高血圧症といった、承認された適応症に使用される場合比較的安全です。しかし、タダリスタ (タダラフィル)には一般的に頭痛、潮紅、鼻づまり、消化不良、腰痛、筋肉痛、四肢の痛みのような副作用が伴います。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はシルデナフィルより優れていますか？
タダリスタ (タダラフィル)とシルデナフィルは、どちらも勃起不全および肺動脈性高血圧症の治療に使用される、ホスホジエステラーゼ5阻害剤と呼ばれる種類の薬物に属します。しかし、タダリスタ (タダラフィル)はシルデナフィルと比較すると、効き始めまで時間がかかり効き目も穏やかなものとなりますが、効果が長時間持続しより安全です。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はどのくらいの期間利用できますか？
タダリスタ (タダラフィル)は、医師の指示を受けた期間のみ服用してください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はロサルタンと併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はロサルタンと一緒に服用することができます。ただしこれらの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.高血圧の場合も、タダリスタ (タダラフィル)を服用できますか？
タダリスタ (タダラフィル)は高血圧の方もご使用いただけます。ただし、高血圧治療薬を服用している場合、タダリスタ (タダラフィル)を併せて摂取すると血圧が著しく低下し、有害となる恐れがあります。硝酸塩を服用中の方は、タダリスタ (タダラフィル)の使用は絶対に避けてください。薬の併用前に、必ず医師に知らせてください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は抗生物質と併用することはできますか？
タダリスタ (タダラフィル)は抗生物質と安全に併用して服用いただけます。しかし、タダリスタ (タダラフィル)はCYP3A4という酵素によって身体内で分解される為、この酵素の活性に影響を及ぼし得る薬物と併用いただく際は、用量調整が必要となる場合があります。エリスロマイシン、クラリスロマイシン、ケトコナゾール、イトラコナゾールなどの抗生物質は、この酵素の作用を低下させ、血液中のタダリスタ (タダラフィル)濃度を上昇させる可能性があります。リファンピシンのような抗生物質は、この酵素の作用を増大させることで、タダリスタ (タダラフィル)の分解を増加、効力を低下させなます。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は精子の数に影響しますか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)は精子数に影響を与えることは知られていません。本薬は勃起不全のために使用され、精子数を増加させることはありません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は射精を遅らせますか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)は射精に影響を与えることは知られていません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)に消費期限はありますか？
他の薬と同様、タダリスタ (タダラフィル)にも消費期限があり、期限が切れたものは使用すべきではありません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は効き目がありますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)は医師の指示に厳密に従ってご使用いただくと、勃起不全や肺動脈性高血圧症の治療に非常に効果的です。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はどれくらい持続するのですか？
一般に、タダリスタ (タダラフィル)の効果は24時間から36時間持続します。ただ、効果は人によって異なる可能性があります。タダリスタ (タダラフィル)は長時間作用するので、効果が1日以上続くことがあります。金曜の夜に服用すると土曜の朝まで効果が持続することがあるため、週末の使用に適した薬と言われることがあります。したがって、人によりシルデナフィルやベルダナフィルよりも、タダリスタ (タダラフィル)が好まれるケースがございます。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はステロイドですか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)はステロイドではありません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は永久に継続使用できますか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)は永久に継続すべき薬ではありません。医師に指示された期間のみ服用してください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)を娯楽のために使用できますか？
タダリスタ (タダラフィル)は処方薬であり、多くの副作用を引き起こす可能性があるため、必ず医師の処方どおりにご使用いただく必要があります。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はタムサロシンと併用することはできますか？
これらの薬物を併用すると付加的な血圧降下効果を生じることがあるため、用量は注意深く滴定する必要があります。タムサロシンと併せて服用する前に、医師へご相談ください。

Q.タジラフィルをリシノプリルと併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はリシノプリルと一緒に服用することができます。ただし、リシノプリルとの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)をメトプロロールと併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はメトプロロール一緒に服用することができます。ただし、リシノプリルとの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)により勃起不全を治すことができますか？
タダリスタ (タダラフィル)は勃起障害の治療薬ではありません。陰茎の平滑筋を弛緩させ、血流を増加させることで、勃起の助けとなります。

Q.タダリスタ (タダラフィル)により陰茎のサイズを大きくすることはできますか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)は陰茎のサイズに影響を与えることは知られていません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は血圧を下げますか？
タダリスタ (タダラフィル)は血圧を下げることができますが、有意な効果はありません。しかし、血圧を下げる他の薬と一緒に服用すると、有害な副作用が出る可能性があります。ダダラフィルを処方された際に血圧降下薬を服用していた場合には、医師へご相談ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はテストステロンを増加させますか？
タダリスタ (タダラフィル)はテストステロン量には影響がないことが知られています。しかしテストステロン濃度が低い場合、タダリスタ (タダラフィル)は勃起不全の治療に有用ではないかもしれません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)をシルデナフィルと併用することはできますか？
タダリスタ (タダラフィル)とシルデナフィルはどちらもホスホジエステラーゼ阻害剤であり、血管を拡張することによって作用します。これらの薬を併用しても効果が増すことはなく、むしろ血圧の重度の低下および長期の痛みを伴う勃起を引き起こす可能性があります。したがって、これら2つの薬物を一緒に摂取すべきではありません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)をビサプロロールと併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はビサプロロール一緒に服用することができます。ただし、リシノプリルとの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)をイブプロフェンをと併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はイブプロフェンと一緒に服用することができます。タダリスタ (タダラフィル)によって引き起こされる頭痛を和らげるために多くの方が使用しています。これらの薬の併用による相互作用や有害な影響などは、一切報告されておりません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)の使用は鼻血（鼻出血）を引き起こしますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)の服用後に鼻血（鼻出血）が出たという報告が数件あります。同じ部類の他の薬剤も、人により鼻血を引き起こすとされています。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とL-アルギニンの違いは何ですか？
タダリスタ (タダラフィル)は勃起不全の治療に使用され、血管の平滑筋を弛緩し広げる亜酸化窒素（NO）を放出することによって作用します。L-アルギニンは、一酸化窒素（NO）の合成に関与するアミノ酸です。したがって、L-アルギニンは勃起不全の治療に役立つことが示唆されています。しかし、今のところL-アルギニンの使用について薬事承認は降りていません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とアバナフィルは同じ薬ですか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)とアバナフィルは同じ薬ではありませんが、どちらも勃起不全の治療に使用されるホスホジエステラーゼ5（PDE5）阻害剤に属します。低用量のタダリスタ (タダラフィル)は、肺動脈高血圧症の治療にも用いられます。タダリスタ (タダラフィル)は、アバナフィルよりも効果的でより耐容性があり、長時間作用するとされます。しかし、アバナフィルはタダリスタ (タダラフィル)より効き目が早く現れます。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とバルデナフィルの違いは何ですか？
タダリスタ (タダラフィル)とバルデナフィルは、どちらも勃起不全（ED）の治療に使用されるホスホジエステラーゼ5（PDE5）阻害剤です。低用量のタダリスタ (タダラフィル)は、肺動脈高血圧症の治療にも用いられます。タダリスタ (タダラフィル)は服用の約20分後に効果が出始め、効き目が36時間程度持続する一方、バルデナフィルは10分で作用し始め、効果は10時間程度持続します。タダリスタ (タダラフィル)はバルデナフィルに比べると効き目が穏やかですが、より安全にご使用いただけます。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とアムロジピンを併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はアムロジピンと一緒に服用することができます。ただし、アムロジピンとの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とプロプラノロールを併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はプロプラノロールと一緒に服用することができます。ただし、プロプラノロールとの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.血圧調整のためアテノロールを服用していても、タダリスタ (タダラフィル)を服用できますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はアテノロールと一緒に服用することができます。ただし、アテノロールとの併用により血圧が過度に低下し、めまいやふらつき、失神、潮紅、頭痛、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。従って2つの薬の併用は慎重に行い、もしこれらの症状が出た場合は、医師にご連絡ください。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とフルコナゾールを併用することはできますか？
タダリスタ (タダラフィル)はフルコナゾールと併用できますが、用量調整が必要になります。タダリスタ (タダラフィル)はCYP3A4という酵素によって代謝されますが、フルコナゾールはこの酵素の働きを減少させるため、タダリスタ (タダラフィル)の血中濃度が上昇し、副作用が出る可能性が高くなります。

Q.緑内障を患っている場合も、タダリスタ (タダラフィル)は安全に使用できますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)は緑内障をお持ちでも使用いただけます。ただし、薬の服用前に必ず医師へご連絡ください。動物研究ではタダリスタ (タダラフィル)の摂取により眼内圧を上昇させることが見出されているが、ヒトの場合眼圧は上昇しないことが確認されています。しかし、タダリスタ (タダラフィル)と同じ部類の他の医薬品は、健康な人間の眼内圧上昇を引き起こすことが報告されています。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とダパキセチンを併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はダポキセチンと一緒に服用することができます。タダリスタ (タダラフィル)は勃起不全の改善に効果があり、ダポキセチンは早漏治療薬です。勃起不全および早漏両方の症状がある場合、これらの薬剤の固定用量を併用いただけます。これらの薬の併用による相互作用や有害な影響などは、一切報告されておりません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とニトログリセリンを併用することはできますか？
タダリスタ (タダラフィル)は、ニトログリセリンのような硝酸塩を服用中の方が使用すると重度の血圧低下を引き起こすことで、死に至る危険性があるため推奨されません。硝酸塩の服用後、タダリスタ (タダラフィル)の摂取には最低24時間置いてください。

Q.フィナステリドとタダリスタ (タダラフィル)を併用する利点は何ですか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はフィナステリドと一緒に服用することができます。この組み合わせは、良性前立腺肥大（BPH）の治療に有益となります。またフィナステリドは、副作用の1つとして勃起不全を引き起こすことが知られており、タダリスタ (タダラフィル)を併用することでこの副作用の軽減が見込めます。

Q.タダリスタ (タダラフィル)はグレープフルーツジュースと一緒に摂取できますか？
タダリスタ (タダラフィル)はグレープフルーツジュースと一緒に服用することができますが、その際用量調整が必要となります。タダリスタ (タダラフィル)は、CYP3A4という酵素により代謝（分解）されますが、グレープフルーツジュースはこの酵素の働きを減少させることでタダリスタ (タダラフィル)の血中濃度を上昇させる為、副作用発生の可能性が高まります。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とトラマドールを併用することはできますか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はトラマドールと一緒に服用することができます。これらの併用により薬物相互作用や、何らかの有害な影響があるという報告は現状一切ございません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)とパラセタモールを併用することは安全ですか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)はパラセタモールと一緒に服用することができます。タダリスタ (タダラフィル)服用により起こる頭痛緩和の為、パラセタモールが使用されています。これらの併用により薬物相互作用や、何らかの有害な影響があるという報告は現状一切ございません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は硝酸塩ですか？
いいえ、硝酸塩ではありません。タダリスタ (タダラフィル)は、勃起不全の治療に使用されるホスホジエステラーゼ5（PDE5）阻害剤に属します。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は規制物質ですか？
いいえ、規制物質ではありません。タダリスタ (タダラフィル)は処方薬となりますので、医師の有効な処方箋をお持ちの場合ご使用いただけます。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は血液希釈剤ですか？
いいえ、タダリスタ (タダラフィル)は血液希釈剤ではありません。

Q.タダリスタ (タダラフィル)は処方薬ですか？
はい、タダリスタ (タダラフィル)は処方薬ですので、医師の有効な処方箋をお持ちの場合ご使用いただけます。