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ベトプティック 懸濁性点眼液 (ベタキソロール)

ベトプティックは、緑内障、高眼圧症に用いられるお薬です。眼圧を下げ、徐々に視力が落ちるのを防ぎます。

同義語

ベトプティック 懸濁性点眼液

有効成分

ベタキソロール, Betaxolol

その他のブランド名

ベトプティック 懸濁性点眼液, Betoptic Eye Suspension

包装

5ml

製造元

アルコン

形状

懸濁性点眼液

含有量

0.25%, 0.5%

製造国

インド

SKU

2165

【ベトプティック】食べ物との相互関係は知られておりません。

【ベトプティック】アルコールとの相互関係は知られておりません。

【ベトプティック】ベトプティックを妊娠中に使用することは危険である可能性があります。
動物研究では胎児への悪影響が確認されておりますが、人体研究の数は限られています。
妊娠中の服用はリスクがあるものの、薬剤の効果を受けられる可能性はございます。
妊娠中の方は、ご使用前に医師へご相談ください。

【ベトプティック】ベトプティックを授乳中に服用することは恐らく安全であるとされています。
ご使用については、医師へご相談ください。

【ベトプティック】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【ベトプティック】腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【ベトプティック】肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

ベタキソロール

使用方法
ベトプティックは緑内障の治療に使用されます。
効能・効果
ベトプティックは目の圧力を下げ、徐々に視力が落ちる防ぎます。
一般的な副作用
眼部の刺痛や灼熱感、かすみ目
専門家のアドバイス
•血液循環や血管の問題、副腎腫瘍(褐色細胞腫)、乾癬、緑内障や眼圧上昇、糖尿病、低血糖症、甲状腺機能亢進、
腎臓または肝臓病の既往歴がある場合は、ご使用前に医師へご相談ください。

•透析を受けている、もしくは手術を予定されている場合は、ご使用前に医師へご相談ください。

•ベトプティック服用後甲状腺機能亢進の症状が見受けられる場合、甲状腺機能亢進の兆候(速脈など)を
見えにくくする可能性がありますので、突然ベトプティックの使用を中止しないでください。

•高齢者は特に心拍の低下といった副作用を引き起こしやすい為、ご使用には注意が必要です。

•ベトプティック服用後は眠気やめまいを引き起こすことがありますので、車の運転や機械の操作はお避けください。

•ベトプティックやベータ遮断薬、その他本薬に含まれる他の成分にアレルギーのある方は、ご使用にならないでください。

•18歳未満方は、ベトプティックをご使用にならないでください。

•心ブロック、ショック、制御不能な心不全、非常に遅い心拍といった心臓疾患のある方は、ご使用にならないでください。

•重度の喘息、喘鳴を引き起こす重度の肺疾患、呼吸困難や長く続く咳など呼吸器系の問題がある方、
または過去にあった方はご使用にならないでください。

基本情報
ベトプティック懸濁性点眼液 は、緑内障、高眼圧症に用いられるお薬です。有効成分はベタキソロール(Betaxolol)です。

【緑内障について】
緑内障は何らかの原因によって視神経入党内の篩状板という部分に変化が生じ、視神経繊維が圧迫されることために神経に栄養が行き渡らなくなり、視神経が死滅するおとで起こる眼の病気です。自覚症状としては、視野の一部が欠ける、起床後にかすみ目が1~2時間ほど続くなどの自覚症状から眼科医を受診する人もいますが、視野にはかけた部分を補う機能があるために、緑内障の症状に気づきく、その他の症状で受診をした際に緑内障であることが分かるケースも多いのです。


緑内障と言うと、老人に多い眼の病気というイメージをもたれていますが、40歳以上の約15人に1人が緑内障患者だといわれています。非常に身近な眼の病気なのです。 緑内障を引き起こすリスクを高める要因には、加齢、眼圧、遺伝が挙げられます。また、発症する傾向が高いのは、近視、遠視、乳頭出血がみられる、低血圧、角膜が薄い状態であることなどが分かっています。また、他の疾患との合併症として現れる場合もあります。たとえば、糖尿病、高血圧、偏頭痛、小眼球症、甲状腺機能亢進症などです。*糖尿病については議論が分かれているようです。
緑内障の検査には、眼圧検査、隅角検査、眼底検査、視野検査、画像解析検査などがあります。
緑内障はいくつかのタイプに分けることができます。

  • 閉塞隅角緑内障
  • 急性閉塞隅角緑内障
  • 慢性閉塞隅角緑内障
  • 続発閉塞隅角緑内障
  • 開放隅角緑内障
  • 原発開放隅角緑内障 
  • 正常眼圧緑内障
  • 続発開放隅角緑内障
  • 発達緑内障
治療方法は、点眼薬による投薬治療が第一選択されますが、効果が見られない場合では、レーザー治療、外科手術、そのたの代替療法などが検討されます。
緑内障は、治療が遅れると最悪の場合、失明にいたる危険もある眼の病気です。症状がなくても、中年を過ぎたら定期的に眼の検診を受けることが理想的でしょう。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

  • ベトプティック懸濁性点眼液は、治療の必要な目に1回1滴を1日2回ご使用下さい。
  • 薬の最大の効果を発揮するために、点眼液は毎日同じ時間に使用して下さい。
  • ベトプティック懸濁性点眼液は、医師または薬剤師に指示された量を超えて使用してはいけません。
  • 眼圧上昇もしくは緑内障を治療するための他の点眼薬を使用していた場合は、ベトプティック懸濁性点眼液への移行に時間がかかる可能性があります。点眼薬の切り替え方法は、医師へご確認下さい。
  • ベトプティック懸濁性点眼液を使用した後は、少なくとも5分待ってから他の点眼薬を使用して下さい。
【使用方法】
1.
手を洗います。
2.
使用する直前に、点眼ボトルの蓋下のリングを取り外して下さい。
3.
点眼ボトルを良く振ります。
4.
蓋を外します。
5.
点眼ボトルを片手で、親指と中指を使って逆さに持ちます。
6.
頭を後方に傾け、もう片方の手の人差し指で下まぶたをゆっくりと引き下げます。
7.
点眼ボトルの先端を下まぶたの近くに持っていき(直接触れないように)、点眼ボトルの底を軽く押して1滴分を点眼します。ボトルを押しすぎてはいけません。
8.
瞬きをせずゆっくりと目を閉じ、目頭を人差し指で2分間押し続けて下さい。
9.
必要があれば、上記のステップをもう片方の目に繰り返します。
10.
点眼ボトルの蓋を戻し、きつく締めます。
11.
再び手を洗って下さい。

ベトプティック懸濁性点眼液の使用直後、目の中に軽い熱傷感を生じることがあります。
これが持続する、もしくは強い不快感がある場合は、医師や薬剤師に連絡して下さい。

点眼ボトルの先端は、目やその他の物に触れないようにご注意下さい。
これにより、点眼液の汚染を防ぎます。

コンタクトレンズを使用している方は、ベトプティック懸濁性点眼液の使用前に外し、使用後は15分待ってから再度装着して下さい。

【使用期間】
医師に指示された期間使用を継続して下さい。
ベトプティック懸濁性点眼液は症状の抑制を助けますが、症状を治癒することはありません。

【使用を忘れた場合】
思い出し次第直ぐに使用して下さい。
ただし、思い出した時間が次の予定時間に近い場合は1回分を飛ばし、次の用量から通常通り使用して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

【過量使用した場合】
誤って多量に点眼した場合は、直ちに目をぬるま湯もしくは生理食塩水で洗い流してください。
誤飲した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。

【使用期間中】
ベトプティック懸濁性点眼液が正しく作用していることを確認するため、医師による定期的な眼圧検査を受けて下さい。
また、何かしらの変化を感じた際は、目の検査を受けて下さい。

ベトプティック懸濁性点眼液の使用中に妊娠した場合は医師に伝えて下さい。

他の薬の使用を開始するまえに、ベトプティック懸濁性点眼液を使用中である旨を医師や薬剤師に伝えて下さい。

【使用上の注意】
ベトプティック懸濁性点眼液の作用がはっきりするまでは、車の運転や機械の操作は慎重に行って下さい。

他の点眼薬と同様に、ベトプティック懸濁性点眼液の使用後一時的な視界のぼやけや視覚障害が起こり、運転や機械の操作能力に影響をきたす可能性があります。視界のぼやけが起こった場合は、症状が消えるまで運転を控えて下さい。

禁忌
  • ベタキソロールに対して既往症のある場合は禁忌。
  • 妊娠している場合、または妊娠の可能性がある場合は使用しないこと。
重要な基本的注意
全身麻酔の前には本剤(ベタキソロール)の使用を中止するうこと。

高齢者への投与
高齢者は一般的に生理的機能が低下しているので、使用の際は十分に注意する。

小児等への投与
新生児、乳児、乳幼児への使用の安全は確立されていません。

適用上の注意
長期使用により血圧が低下することがあるので、定期的に血圧チェックをしてください。

保存等
室温保存

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