ポビドンヨード 軟膏 (ソアナース ジェネリック)

ポビドンヨード 軟膏 (ソアナース ジェネリック)は、主に皮膚の小傷や擦り傷、軽度の熱傷の治療に用いられる外用薬です。患部を清潔にし、乾燥させた後に適量を直接塗布してください。

必要に応じて絆創膏や包帯で覆うこともできます。

ポビドンヨードの有効成分が含まれ、広範囲の微生物に対して殺菌効果を発揮します。グラム陽性菌、グラム陰性菌、結核菌、真菌、一部のウイルスに対しても効果があります。

切り傷、刺し傷、擦り傷、靴ずれ、やけどなどの患部の殺菌・消毒のほか、とびひやおできなど、感染皮膚面の殺菌などにも有効です。

ポビドンヨード軟膏は比較的安全性が高いとされていますが、一般的な副作用として、皮膚の軽い刺激やかゆみ、発赤などが報告されています。

また、稀にアナフィラキシーショック症状（呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹など）が発現することがあります。異常を感じた場合は直ちに使用を中止し、医師や薬剤師にご相談ください。

ポビドンヨード軟膏は、ポビドンヨードを有効成分とする外用殺菌消毒薬です。ポビドンヨードは人体や環境にもやさしい消毒剤で広く使用されています。

小傷や擦り傷、表在性熱傷などの治療に使用され、幅広い微生物に対して殺菌作用があります。

小傷や切り傷、擦り傷、表在性熱傷、水疱の治療に使用されます。精製白糖が配合された商品は数多く存在し患部の保護や殺菌効果を提供します。

ポビドンヨードのヨードとは、ヨウ素のことで、ヨウ素は水に溶けると茶色になるという特性によるものです。色がついていることで、塗布した範囲が目に見えてわかるので安心です

患部が完全に覆われるように塗布することで最善の効果が期待できます。

通常は14日間を超えての使用は避けるべきです。長期間の使用は、医師の指示に従って行ってください。

ポビドンヨード軟膏は、ポビドンヨードを有効成分とする外用殺菌消毒薬です。

日本ではイソジン軟膏の商品名でよく知られていますが、「ポビドンヨード」は,世界各国で使用されている殺菌消毒薬です(1)。有効成分のポビドンヨードは、ポリビニルピロリドンとヨウ素の複合体であり、強力な殺菌作用があります。

ポビドンヨード軟膏は、また、褥瘡治療薬としても使用されており、細菌の成長を阻害する精製白糖が含有されたポビドンヨード配合軟膏では、MRSA を含めた黄色ブドウ球菌のバイオフィルム形成を抑制します(2)。

ポビドンヨード軟膏は、家庭用の救急箱に常備されることも多いお薬です。切り傷、擦り傷、やけどなどの患部の殺菌・消毒を目的とした広い分野で使用されています。

【参照文献】

(1) MEDLEY

(2) 褥瘡治療薬の使い分け

＊添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
＊用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。

【用法】

成人、小児（生後6か月以上）

清潔な患部に1日1～2回塗布してください。

必要に応じて患部を包帯などで覆うことも可能ですが14日間を超えての連続使用は避けるべきです。

ポビドンヨード 軟膏は外用のみに使用されますので、飲んだり口腔内の粘膜の消毒には使用しないでください。
また、目に入らないように注意し、万一目に入った場合はすぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。また症状が重い場合は眼科医の診療を受けてください。

薬の成分に対するアレルギーのある場合は使用しないでください。

以下に該当する場合は使用できません。

・ヨウ素に対するアレルギー（ヨードアレルギー）の既往がある

・生後6か月未満の乳児

以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。

・皮膚に炎症がある場合
・長期間使用する場合

他の外用薬との併用により相互作用が起こることがあります。併用前に医師に相談してください。

妊娠中や授乳中の方は、医師と相談の上必要性を検討してください。

ポビドンヨード 軟膏 (ソアナース ジェネリック)は、直射日光を避け、湿気の少ない涼しい場所に保管してください。