モンテア (モンテルカスト)

モンテア (モンテルカスト)は喘息を予防するために使用されます。また、運動習慣性喘息や季節性アレルギーの予防にも使用されます。

モンテア (モンテルカスト)は、ロイコトリエンの作用を遮断することによって作用します。喘息を予防し、アレルギーの症状を緩和するために気道および鼻腔の炎症を軽減します。

吐き気、嘔吐、皮膚発疹、インフルエンザ様症状、下痢

• モンテア (モンテルカスト)またはモンテア (モンテルカスト)の他の成分のいずれかにアレルギー（過敏症）がある場合は、服用しないでください。
• 喘息や呼吸状態が悪化したら、医者に連絡してください。
• モンテア (モンテルカスト)は、短期間の喘息発作を治療するためのものではありません。発作が発生した場合は、常に救急医療機関にて吸入治療を受けることをお勧めします。
• 喘息薬は医師から処方されたお薬のみを服用してください。医師が処方している他の喘息薬の代わりにモンテア (モンテルカスト)を使用しないで下さい。
• インフルエンザ様の症状、ピンや針で刺されるような痛みや、腕や脚のしびれ、呼吸器症状の悪化、発疹などが見られる場合は、医師に相談してください。
• 妊娠中または授乳中である場合は、この薬剤を服用する前に医師に相談してください。

Q. モンテア (モンテルカスト)はどのような用途に使用されますか？
モンテア (モンテルカスト)は、ロイコトリエン受容体拮抗薬です。喘息を治療し、また、季節性アレルギーおよび運動誘発性喘息を予防するために使用されます。

Q.モンテア (モンテルカスト)は有害ですか？
モンテア (モンテルカスト)は、医師の指示に従い、所定の用量で使用する限り有害ではありません。

Q.モンテア (モンテルカスト)グルテンフリーですか？
モンテア (モンテルカスト)はグルテンフリーです。薬の構成成分については使用される前に、添付説明書をご参照ください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は抗生物質ですか？
モンテア (モンテルカスト)は抗生物質ではありません。ロイコトリエン受容体拮抗薬です。

Q.モンテア (モンテルカスト)はステロイドですか？
モンテア (モンテルカスト)はステロイドではありません。ロイコトリエン受容体拮抗薬です。

Q.モンテア (モンテルカスト)は長期間使用しても安全ですか？
成人では2年間続けてモンテア (モンテルカスト)が使用された臨床報告があり、6〜14歳の子供では12ヶ月までは安全上の重大な問題は見られませんでした。
ただし、薬を服用する場合は、常に医師のアドバイスを受けてください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は鎮静剤ですか？
モンテア (モンテルカスト)は鎮静薬のクラスには属していません。しかし、副作用として眠気（鎮静）を引き起こすことが判明していることから、薬の投与量を変更する必要がある場合があります。
過剰に眠気を感じる場合は、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は乳児にとって安全ですか？
1歳以上の小児におけるモンテア (モンテルカスト)の安全性は、臨床研究において十分確立されており、使用することができます。ただし、子供が薬を服用する場合は、かならず事前に医師へご相談下さい。

Q.モンテア (モンテルカスト)は母乳育児中の使用は安全ですか？
モンテア (モンテルカスト)が母乳に混入するかどうかは分かっていませんので、注意が必要です。もし必要がある場合は、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は抗ヒスタミン剤ですか？
モンテア (モンテルカスト)は抗ヒスタミン剤ではありません。ヒスタミン受容体を遮断することも知られていません。この薬はロイコトリエン受容体拮抗薬です。

Q.モンテア (モンテルカスト)は気管支拡張薬ですか？
モンテア (モンテルカスト)は、ロイコトリエン受容体拮抗薬です。この薬は気管支拡張薬として作用し、気道および鼻腔の炎症を減少させることで喘息を予防し、アレルギーの症状を和らげるといった2つの作用があります。

Q.モンテア (モンテルカスト)は非ステロイド系抗炎症薬（NSAID）ですか？
いいえ、モンテア (モンテルカスト)は非ステロイド系抗炎症薬（NSAID）ではありません。ロイコトリエン受容体拮抗薬です。

Q.アレルギーの治療にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)は、季節性アレルギーおよび運動誘発性喘息のようなアレルギー性呼吸器疾患の治療に適応されています。しかし、アレルギーの他の形態の場合は使用できない可能性があります。
薬の適切な使用と、アレルギーの適切な治療については、医師に相談してください。

Q.ロラタジンと一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)はロラタジンと一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.ジフェンヒドラミンと一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)はジフェンヒドラミンと一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.セチリジンと一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)はセチリジンと一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.抗生物質と一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)は抗生物質と一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.抗ヒスタミン薬と一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)は、レボセチリジンのような抗ヒスタミン薬と一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.フェキソフェナジンと一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)はフェキソフェナジンと一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.グアイフェネシンと一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)はグアイフェネシンと一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.シュードエフェドリンと一緒にモンテア (モンテルカスト)を摂取できますか？
モンテア (モンテルカスト)はプソイドエフェドリンと一緒に服用することができます。両者の間に薬物相互作用は報告されていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。2つの薬を一緒に服用する前に、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は眠気を引き起こしますか？
モンテア (モンテルカスト)は眠気を引き起こすことが報告されています。薬を使用中にこのような症状が見られた場合は、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は体重増加を引き起こしますか？
モンテア (モンテルカスト)は体重の増加を引き起こすとは報告されていません。薬の服用中に体重の増加が見られた場合は、他の疾患が原因とも考えられるため、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は脱毛の原因となりますか？
モンテア (モンテルカスト)が脱毛を起こすという報告はありません。この薬を服用中に脱毛が見られた場合は、他の疾患が原因とも考えられるため、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は効果がありますか？
モンテア (モンテルカスト)は、医師の指示に従い、所定の期間、正しい適応症のために摂取された場合にのみ、効果があります。

Q.モンテア (モンテルカスト)に有効期限はありますか？
はい、他の薬と同様、モンテア (モンテルカスト)には有効期限があります。薬を服用する前に包装箱に記載されている有効期限を確認してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)にはアセトアミノフェンが含まれていますか？
モンテア (モンテルカスト)にはパラセタモール（アセトアミノフェン）は含まれていません。

Q.モンテア (モンテルカスト)の服用により疲労を感じますか？
モンテア (モンテルカスト)は疲労や嗜眠を引き起こすとは報告されていませんが、めまいや眠気を引き起こす可能性があります。この薬を服用中にこれらの症状がみられた場合は、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は不眠症の原因となりますか？
モンテア (モンテルカスト)の使用により不眠症が引き起こされるとの報告がありますが、これはまれな副作用です。この薬を服用しているときに睡眠に関係する問題が起きた場合は、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は高血圧を引き起こしますか？
モンテア (モンテルカスト)は血圧の上昇を引き起こすとは報告されていません。薬の服用中に血圧の変化が見られた場合は、医師に相談してください。

Q.モンテア (モンテルカスト)は便秘の原因になりますか？
モンテア (モンテルカスト)が便秘を引き起こすとの報告はありません。この薬の服用中に便秘の症状が見られた場合は、他の疾患が原因とも考えられるため、医師に相談してください。

モンテアの有効成分であるモンテルカストは、喘息によって引き起こさ喘鳴と息切れを防止するお薬です。モンテルカストは喘息の原因となるロイコトリエンをおさえ、気管支の収縮を抑制する作用により気管支喘息に伴う咳や喘鳴、息苦しさなどの症状を起こりにくくします。また、運動中の呼吸障害（気管支痙攣）の防止のために、運動前に使用することもあります。その他にも鼻腔通気抵抗などを抑制し、くしゃみ、鼻づまりなどの症状を改善します。持続的に作用するので、1日1回就寝前の服用で済みます。ふつうタイプの錠剤に加え、子供向けのチュアブル錠と細粒があります。モンテアには即効性はありませんので、突然の喘息発作または他の呼吸障害の治療には使用できません。。 【気管支喘息について】
アレルギー、細菌感染、ウイルス感染などを発端として、喘鳴、呼吸困難、咳などの発作的な症状を生じる呼吸器疾患です。引き金となる要因はそれぞれさまざまですが、慢性の気道炎症、気流の制限、気道の過敏症などを基本的な症状と言えます。 世界の喘息患者数は約３億人にも上るとされていますが未だ詳しいことは未解明です。気管支喘息は近年では単に喘息とも呼ばれます。免疫不全症のひとつであり、アトピーなどを併発することも多い。気道が狭まり呼吸ができなくなれば、死に至ることもあるため、長期に渡る日々の管理が大切です。特に子供の場合、発作の予防及び発作時に必要なお薬を正しい用量、正しいタイミングで使用するために家族や周囲の協力が欠かせません。咳の発作は夜や早朝に起こりやすい特徴があります。
子供の喘息はそのほとんど（9割）がアレルギー因子によるものである一方、大人の場合はアレルギーを因子にもつものは6割程度です。つまり、半分近くの４割はアレルギー体質でなくてもかかる可能性があるということです。アレルギーを引き起こす原因となるアレルゲンには、ダニ、カビ、ペットの毛、花粉、ハウスダストなどがあります。アレルギー以外の喘息を引き起こす要因となるものには、タバコ、ストレス、大気汚染、温度・湿度の変化、鎮痛解熱剤、風邪などがあります。近年、成人してから喘息を発症する人が多くなっているといいます。喘息はアレルギー体質の子供に多いという先入観から、自分がまさか喘息だとは思わずに症状が出ても大したことないと放置してしまうケースも多くあるようです。夜間や朝方の咳がなかなかよくならない、安静にしていても息苦しさを感じるなどの症状に気が付いたら、そのままにせずに専門医に診てもらうことが喘息を悪化させてないためには大切です。また、アレルギー性の場合は発作を起こさないためにはアレルゲンに暴露しないことが肝心です。アレルゲンやその他の発作誘因を避けましょう。

※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【喘息】
モンテア錠は、1日1回夕方に服用することが推奨されています。
推奨用量は以下の通りです。

成人及び15歳以上の青年：　10mg錠を1個

6～14歳の小児患者：　5mgチュアブル錠を1個

2～5歳の小児患者：　4mgチュアブル錠を1個、もしくは4mg顆粒薬1袋

生後12か月～23カ月の小児患者：　4mg顆粒薬1袋

生後12カ月未満の喘息患者に対する安全性及び効果は確立されていません。

薬を朝もしくは夕方に服用した場合の効果の違いに関する臨床試験は行われていません。
朝服用したとしても夕方服用したとしても、モンテカルストの薬物動態は同様です。
食事の消化時間に関わらず、モンテカルストを夕方に服用した場合の喘息に対する効果は実証されています。

【運動誘発喘息（EIB）】
EIBの予防には、運動の最低2時間前にはモンテア錠を1回分服用して下さい。
推奨用量は以下の通りです。

成人及び15歳以上の青年：　10mg錠を1個

6～14歳の小児患者：　5mgチュアブル錠を1個

モンテア錠を1回服用したら、24時間の間は次の錠剤を服用してはいけません。
他の適応（慢性喘息を含む）により既に1日1回モンテア錠を服用している場合は、EIBの予防のために追加の錠剤を服用しないで下さい。
全ての患者は、短期作用型のベータ作動薬を携帯する必要があります。
6歳未満の患者に対する安全性及び効果は確立されていません。
慢性喘息治療のためにモンテア錠を毎日服用することで、EIBの急性症状を予防作用があることは確立されていません。

【アレルギー性鼻炎】
モンテア錠は、1日1回服用して下さい。
モンテカルストの服用時間（朝もしくは夕方）や食事消化時間に関わらず、季節性アレルギー性鼻炎に呈する効果があることが実証されています。
服用時間は個人の必要性に応じて決定して下さい。
季節性アレルギー性鼻炎に対する推奨用量は以下の通りです。

成人及び15歳以上の青年：　10mg錠を1個

6～14歳の小児患者：　5mgチュアブル錠を1個

2～5歳の小児患者：　4mgチュアブル錠を1個、もしくは4mg顆粒薬1袋

2歳未満の季節性アレルギー性鼻炎患者に対する安全性及び効果は確立されていません。

通年性アレルギー性鼻炎に対する推奨用量は以下の通りです。

成人及び15歳以上の青年：　10mg錠を1個

6～14歳の小児患者：　5mgチュアブル錠を1個

2～5歳の小児患者：　4mgチュアブル錠を1個、もしくは4mg顆粒薬1袋

生後12か月～23カ月の小児患者：　4mg顆粒薬1袋

生後6か月未満の通年性アレルギー性鼻炎患者に対する安全性及び効果は確立されていません。

【喘息とアレルギー性鼻炎】
喘息とアレルギー性鼻炎両方を患う場合、モンテア錠は、1日1回夕方に服用することが推奨されています。

• モンテアの有効成分であるモンテルカストに対してアレルギーがある場合は、あらかじめ医師または薬剤師へそのことを伝えてください。モンテアには、アレルギー反応またはその他の問題を引き起こすおそれのある不活性成分が含まれている可能性があります。詳細については薬剤師に相談してください。
• 肝疾患の既往歴や症状がある場合はあらかじめ医師または薬剤師に伝えてください。
• 手術や歯科手術を受ける前に、現在使用中の全てのお薬（処方薬、大衆薬、ハーブ製品を含む）について医師や歯科医にあらかじめ伝えてください。
• 妊娠中の場合、やむを得ないと医師により判断される場合に限って使用すること。医者と患者がモンテアの使用によってもたらされるリスクと利点について十分に話し合うこと。妊娠している可能性がある場合は、医師に伝えてください。
• モンテアの有効成分モンテルカストの母乳への移行について不明です。授乳前に医師にご相談ください。

• モンテアの有効成分であるモンテルカストおよびその他の成分に対してアレルギーがある場合は、本剤の使用はできません。また、その他のアレルギー症状の既往歴がある場合はあらかじめ医師薬剤師に伝えてください。
• 本剤の使用中によるアレルギー反応による症状があらわれた場合は、使用を中止し、直ちに医師または薬剤師に伝えてください。

モンテアと他の薬剤との併用により相互作用が引き起こされるおそれがあります。相互作用により、重篤な副作用のリスクを高めたり、薬剤の効果に影響を及ぼすおそれがあります。ここに記載の相互作用は、モンテアと他の薬剤により引き起こされる可能性がある全ての相互作用について網羅しているわけではありません。モンテアの使用を開始するまえに、必ず使用中のすべての薬剤（処方薬、非処方薬、漢方、ハーブ製品、サプリメントを含む）について医師および薬剤師へあらかじめ伝えてください。医師の承認・指示なしに勝手な自己判断で本剤およびその他の薬剤の使用を開始、停止、用法・用量を変更するなどは決してしないでください。 本剤の使用開始前に、既に使用している薬剤（処方薬、非処方薬、漢方、ハーブ製品、サプリメントを含む）との相互作用について、医師および薬剤師に確認してください。また、本剤の使用中にその他の薬剤を新たに使用する必要がある場合には、その都度、医師および薬剤師に飲み合わせについて確認してください。

下記の薬は、モンテアの有効成分であるモンテルカストの血中量を減少させることがあり、本剤の効果を弱めるおそれがあります。

• フェノバルビタール
• フェニトイン
• リファンピシン
• ゲムフィブロジルは、血液中のモンテルカストの量を増大するおそれがあるため、副作用のリスクが高まる可能性があります。

妊娠中、または妊娠している可能性がある場合は本剤モンテアによる治療の有益性が危険性よりも大きいと判断可能な場合に限ってのみ使用すること。授乳中の使用は慎重に行う必要があります。

モンテアの1歳未満の乳児、新生児、低出生体重児に対しての使用についての安全性は確立されていません。

お子様の手の届かない場所に保管してください。
ペットの手の届かない場所に保管してください。
浴室には保管してでください。