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エベタキシエル 注射

エベタキシエル(パクリタキセル)注射は、細胞の骨格を形成する微小管という細胞内組織に働きかけるお薬です。 他の抗がん剤と作用する場所が違うため、他の抗がん剤に効果がなくなった癌の治療に有効な上、抗がん剤の併用による相乗効果が期待できます。

同義語

エベタキシエル, Ebetaxel

有効成分

パクリタキセル, Paclitaxel

その他のブランド名

エベタキシエル, Ebetaxel

包装

1

製造元

Ebetaxel

形状

注射

含有量

30mg 100mg 150mg

製造国

SKU

1785

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 医師へご確認下さい。

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 アルコールと一緒に服用することは避けて下さい。相互作用などの詳細については医師へご確認ください。

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 エベタキシエル(パクリタキセル)注射を妊娠中に使用するのは安全ではありません。 ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 母乳育児中の使用は危険です。研究データでは、この薬剤が乳児に毒性を引き起こすか、または母親の母乳栄養が望ましくない状態となることが示唆されています。

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 運転に関する注意事項はありませんが、気分がすぐれないようであれば運転は行わないで下さい。本薬にはアルコールが含まれています。

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【エベタキシエル(パクリタキセル)注射】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が重度である場合は、お勧めできません。

シルデナフィル

パクリタキセル

使用方法
エベタキシエル(パクリタキセル)注射は、乳癌、非小細胞肺癌および膵臓癌の治療に使用されます。
効能・効果
エベタキシエル(パクリタキセル)注射は、癌細胞の遺伝物質(DNA)の複製を阻害し、その成長や増殖を停止させます。
一般的な副作用
吐き気、嘔吐、衰弱、発疹、血小板の減少、上気道感染、尿路感染、出血、貧血、血圧の低下、ホットフラッシュ(顔、耳、首、胴)、末梢神経障害(足と手のうずきとしびれ)、脱毛、下痢、白血球(好中球)数の減少
専門家のアドバイス
  • 心臓病の病歴、肝疾患、または骨髄からの血液細胞の産生が低い骨髄抑制などの病歴がある場合は、医師に知らせてください。
  • 息切れ、不規則な心拍、めまい、顔の腫れや発疹、うずき、燃焼感、または、指やつま先の痺れといったアレルギー反応がみられた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
  • 肺の放射線療法を受けている場合、または痛みがあるか炎症を起こしているカポジ肉腫を患っている場合は、医師にご相談ください。
  • この治療法を受けている女性は、2つの避妊方法を行い、治療の3ヶ月後まで避妊する必要があります。
  • この治療法を行っている男性は、治療中および治療の3カ月後まで、避妊を行ってください。また、この治療法を受ける前に、精子保存に関する指導とカウンセリングを受けることが勧められます。
  • エベタキシエル(パクリタキセル)注射は、めまい、吐き気、疲労の原因となることがありますので、車の運転などは行わないでください。
  • エベタキシエル(パクリタキセル)注射は18歳未満の子供にはお勧めできません。
  • アレルギー反応を防ぐために、治療前に抗アレルギー薬を必ず摂取してください。
よくある質問
Q.エベタキシエル(パクリタキセル)注射は一般薬ですか、タキサン系ですか、FDAでは承認されていますか、また、細胞傷害性ですか?
はい、エベタキシエル(パクリタキセル)注射は一般薬でタキサン系です。また、FDAより承認されたお薬で細胞傷害性です。

Q.エベタキシエル(パクリタキセル)注射は鎮痛剤ですか?
エベタキシエル(パクリタキセル)注射は、通常、鎮痛剤(刺激剤)として使用されます。

Q.エベタキシエル(パクリタキセル)注射は光感受性、疎水性、心毒性はありますか?
はい、エベタキシエル(パクリタキセル)注射は光感受性で、疎水性で心毒性です。

Q.エベタキシエル(パクリタキセル)注射は脱毛を引き起こしますか?
はい、エベタキシエル(パクリタキセル)注射は、副作用として脱毛を引き起こす可能性があります。エベタキシエル(パクリタキセル)注射での治療中に副作用が発生した場合は医師に知らせてください。



基本情報
ドセタキセルは、細胞の骨格を形成する微小管という細胞内組織に働きかけるお薬です。他の抗がん剤と作用する場所が違うため、他の抗がん剤が効かなくなったがんにも有効な上、併用による相乗効果が期待できます。主に、乳がんや卵巣がん子宮体がんの治療に用いられますが、その他のがんの治療も試みられているところです。
禁忌
下記の場合の本剤の使用は禁忌。 ●重篤な骨髄抑制がある場合
●感染症を合併している場合
●本剤又はポリオキシエチレンヒマシ油含有製剤(例えばシクロスポリン注射液等)に対し過敏症の既往歴がある場合
●妊婦又は妊娠している可能性がある場合
●ジスルフィラム、シアナミド、カルモフール、プロカルバジン塩酸塩を投与中の場合
慎重投与
下記の場合の本剤の使用は慎重を期すこと。 ●骨髄抑制がある場合
●肝障害がある場合
●腎障害がある場合
●高齢者
●アルコールに過敏な場合
●間質性肺炎又は肺線維症がある場合
重要な基本的注意
●骨髄抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、こまめに臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を行うなどし、患者の状態を十分に観察します。異常が認められた場合は減量・休薬等の適切な処置を行って下さい。使用が長期間にわたると副作用が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に進めてください。A法では、白血球及び好中球減少の最低値までの期間(中央値)はそれぞれ投与開始後11日後、13日後に現れ、最低値発現日から白血球・好中球ともに7日間(中央値)で回復した。また、B法では、白血球及び好中球減少の最低値までの期間(中央値)はともに投与開始後22日後に現れ、最低値発現日から白血球・好中球はそれぞれ14日間(中央値)、13日間(中央値)で回復した。なお、白血球減少が軽度であっても著明な好中球減少を発現する症例を認めていることから、血液検査の際には、白血球分画の測定を実施する。また、本剤の投与にあたってはG-CSF製剤の適切な使用についても検討する。
  ●重篤な過敏反応が起こることがあるため、観察を十分に行い、重篤な過敏症状(呼吸困難、胸痛、低血圧、頻脈、徐脈、潮紅、血管浮腫、発汗等)が現れた場合には、直ちに本剤の使用を中止し、適切な処置を行います。投与開始後1時間は頻回にバイタルサイン(血圧、脈拍数)のモニタリングを行うなどし、患者の状態を十分に観察すること。 
●低血圧、高血圧、徐脈等が起こることがあるので、投与開始後1時間は頻回にバイタルサイン(血圧、脈拍数)のモニタリングを行うなど、患者の状態を十分に観察します。重篤な刺激伝導障害が現れた場合には、適切な処置を行い、その後の投与に際しては継続的に心電図のモニタリングを行うなど、患者の状態を十分に観察すること。
●関節痛及び筋肉痛が高頻度に起こるため、観察を十分に行い、症状が現れた場合には鎮痛剤投与等の適切な処置を行う。症状は一般に、投与開始後2・3日後に現れ、また、早期のクール(1~3クール目)から発現する傾向があるので、投与開始時から十分に注意すること。
●発熱が高頻度に起こるので、観察を十分に行い、症状が現れた場合には感染に対する管理を十分に行い、解熱剤投与等の適切な処置を行います。発熱は一般に、投与開始後約6~10日後に現れ、また、第1クールの発現頻度が高い傾向にあるので、十分注意します。
●末梢神経障害が高頻度に起こるので、観察を十分に行い、症状(しびれ等)が現れた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。症状は一般に、投与開始後約3~5日後に現れ、使用が長期間にわたると発現頻度が高くなる傾向にあるので、投与は慎重に行うこと。
●感染症、出血傾向の発現又は増悪に十分注意すること。
●投与初期又は比較的低用量の投与でも副作用が現れることがあるので、使用上の注意に十分注意しながら使用を進めること。
●小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮すること。 
●本剤は無水エタノールを含有するため、前投薬で投与されるジフェンヒドラミン塩酸塩錠とアルコールの相互作用による中枢神経抑制作用の増強の可能性があるので、本剤投与後の患者の経過を観察し、アルコール等の影響が疑われる場合には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作を行わないよう注意する。
相互作用
【併用禁忌】
ジスルフィラム
シアナミド
カルモフール
プロカルバジン塩酸塩

【併用注意】
放射線照射
抗悪性腫瘍剤
シスプラチン
ドキソルビシン塩酸塩
ビタミンA
アゾール系抗真菌剤
 ・ミコナゾール等
マクロライド系抗生剤
 ・エリスロマイシン等
ステロイド系ホルモン剤
 ・エチニルエストラジオール等
ジヒドロピリジン系カルシウムチャンネルブロッカー
 ・ニフェジピン等
シクロスポリン
ベラパミル塩酸塩
キニジン硫酸塩水和物
ミダゾラム
フェナセチン
ラパチニブトシル酸塩水和物
N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質
 ・セフメノキシム塩酸塩
 ・セフォペラゾンナトリウム
 ・セフブペラゾンナトリウム
 ・セフミノクスナトリウム水和物
 ・セフメタゾールナトリウム
 ・ラタモキセフナトリウム
メトロニダゾール
高齢者への投与
高齢者では一般に生理機能が低下していることが多く骨髄抑制等が現れやすいです。用量並びに投与間隔に十分配慮し、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を行うなどします。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性がある場合は使用しない。授乳中に本剤を使用する場合は授乳を中止すること。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確率されていません。
保存等
室温保存・遮光
胃がんへの週1回投与法追加 GEも公知申請 2015年4月22日

ミクスOnlineより抜粋 ============= 抗がん剤パクリタキセルの用法・用量に、胃がんに対する週1回投与法を追加する公知申請を、ジェネリック(GE)を扱うメーカーも行った。週1回投与は欧米では標準的療法として定着しているとして日本臨床腫瘍学会が厚労省に用法・用量の追加を要望し、同省