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カタプレス

カタプレスは、高血圧の治療およびオピオイド離脱に使用されます。有効成分のクロニジンは中枢性交感神経抑制薬という種類のお薬で交感神経を抑制しその結果として血管を広げ血圧をさげる作用があります。

同義語

カタプレス, Catapres

有効成分

クロニジン, Clonidine

その他のブランド名

カタプレス, Catapres

包装

100

製造元

Cadila Zydus

形状

含有量

0.15mg

製造国

インド

SKU

2307

【カタプレス】 食事の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用することをお勧めします。

【カタプレス】 アルコールと一緒に服用すると、血圧を下げる可能性があります。頭痛、めまい、立ちくらみ、失神、および、または、脈拍の変化または心拍数の変化が見られることがあります。

【カタプレス】 妊娠中に使用するのは、危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。

【カタプレス】 母乳育中の使用は安全ではない可能性があります。ヒトでの研究データが限られていることから、薬が乳児に重大なリスクとなる可能性があります。

【カタプレス】 視力に影響を及ぼす可能性があります。視界がはっきりするまで車の運転などは控えて下さい。

【カタプレス】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。用量調整のために、血圧の定期的な検査が推奨されています。

【カタプレス】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。

クロニジン

使用方法
カタプレスは、高血圧の治療およびオピオイド離脱のために使用されます。
効能・効果
カタプレスは、体内の特定の化学的メッセンジャーの値を低下させることによって作用します。その結果として、カタプレスは血管を弛緩させ、血圧を低下させます。
一般的な副作用
頭痛、口の渇き、吐き気、嘔吐、疲労、眠気、めまい、便秘、勃起不全、睡眠障害、うつ病、起立性低血圧(立位時の血圧の急激な低下)
専門家のアドバイス
  • カタプレスまたは他の成分のいずれかにアレルギー(過敏症)がある場合は、カタプレスを服用しないでください。
  • 心臓の問題があり心拍数が遅い場合は、カタプレスを服用しないでください。
  • 妊娠中、もしくは妊娠している可能性がある場合、授乳中である場合は、カタプレスを使用しないでください。
  • レイノー病(指と足の循環の問題)がある場合、または脳への循環を含む血液循環に問題がある場合、心臓または腎臓の問題、褐色細胞腫(副腎腫瘍)、うつ病、便秘、手と足に違和感がある神経障害(「痛感
  • 覚の変化」)が見られる場合は、カタプレスを摂取する前に医師へご相談ください。
  • カタプレスは肝機能検査の結果に影響を及ぼす可能性があるため、カタプレスの服用中に血液検査を受ける予定がある場合は、予防措置を取ってください。
  • カタプレスを服用している間は、目が乾燥することがあります。コンタクトレンズを着用している場合は不便を感じるかもしれません。
  • 18歳未満の小児はカタプレスを服用しないで下さい。
  • カタプレスを服用している間はアルコールは控えてください。アルコールの効果を強める可能性があります。
  • カタプレスを服用している間に眠気やめまいを感じることがあります。車の運転や機械の使用時にはご注意ください。
  • 突然カタプレスの使用を中止しないでください。不快な離脱症状が起きる可能性があります。
基本情報
カタプレスの有効成分であるクロニジンは中枢性交感神経抑制薬と呼ばれ、交感神経を抑制しその結果血管が広がり血圧が下がります。糖尿病、腎臓や心臓が弱ってる人にも有効です。
クロニジンは、脳内のα受容体を刺激することで血管の収縮を引き起こす神経信号を抑え、血管の中の血流を改善する仕組みです。クロニジンは、他の高血圧薬で十分な効果がみられなかった場合にのみ使用されます。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。

なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。
高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
成人:
カタプレス錠の用量は、個々人の血圧反応に応じて調節する必要があります。
以下は一般的な投与ガイドラインとなります。

<初回投与量>
1回0.1mgを1日2回、朝と就寝時に服用します。

<維持投与量>
望ましい反応が得られるまで、必要に応じて用量は1週間毎に0.1mgずつ増量されることがあります。
1日の用量の内、就寝時に多めの用量を服用する事で、過渡現象である口渇や眠気を最小限に抑えられる可能性があります。
一般的に治療用量は1日0.2~0.6mgの範囲となり、分割して服用します。
研究では、1日の最大有効量は2.4mgであることが示されていますが、このような高用量が使用されることは稀です。

腎障害患者:
障害の度合いに応じて用量を調節し、患者の状態を慎重に観察する必要があります。
定期的な血液透析では必要最低限量のクロニジンのみが除去されるため、透析後にクロニジンを追加で補う必要はありません。

警告
(1)服用後にめまい、傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる

(2)本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること

(3)他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること

(4)妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること

禁忌
下記の場合の使用はできません。
○洞不全症候群、電気信号障害による第二または第三度房室ブロック、徐脈
○ガラクトース不耐症、ラップラクターゼ欠乏症またはグルコース - ガラクトースに対して遺伝性吸収不良因子を持つ場合(カタプレス錠剤には乳糖が含まれています)
○本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合

慎重投与
下記の場合の使用は慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。
○虚血性心疾患または高血圧以外の原因による心不全がある場合
○虚血性心疾患およびうっ血性心不全の既往歴がある場合
○腎臓障害がある場合
○脳梗塞または脳血管障害がある場合
○高度の徐脈(顕著な洞性徐脈)がある場合
○発熱がある場合
○高齢者

相互作用
いかなる他の薬剤との併用も、医師の指示なしには行わないで下さい。以前から服用・使用している薬剤(ハーブ、漢方、サプリメントを含む)を処方薬・非処方薬にかかわらず事前に医師に伝えて下さい。
下記の薬剤との併用は注意する必要がある、または使用できない場合があります。

エナラプリルなどのACE阻害剤、アルデスロイキン、プラゾシンなどのα-ブロッカー、アルプロスタジル、ロサルタンなどのアンジオテンシンII受容体拮抗薬、クロルプロマジンなどの抗精神病薬、ベンゾジアゼピン、例えばテマゼパム、ジアゼパム、バクロフェン、β遮断薬プロプラノロールなど、ベラパミル、ニフェジピンなどのカルシウム拮抗薬、ジアゾキシド、フロセミドなどの利尿剤、ドーパミンアゴニスト、ブロモクリプチン、アポモルフィン、ヒドララジン、レボドパ、MAOI抗うつ薬、例えばフェネルジン、メチルドーパ、ミノキシジル、モキシシリト、ニコランジル、硝酸塩、例えばニトログリセリン、チザニジン、アルコール、、バルビツール酸塩、例えば、アモバルビタール、フェノバルビタール、ベンゾジアゼピン、例えばジアゼパム、テマゼパム、MAOI抗うつ薬、例えばフェネルジン、鎮静抗ヒスタミン剤、ヒドロキシジン 、睡眠薬、例えばゾピクロン、強力なオピオイド鎮痛剤、例えばモルヒネ、コデイン、ジヒドロコデイン、三環系抗うつ薬、例えばアミトリプチリン
【併用注意】
中枢神経抑制剤
アルコール
β-遮断剤

高齢者への投与
齢者の場合、過度の降圧は脳梗塞のリスクを高めます。観察を十分に行いながら慎重に使用を進めることが大切です。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合には、本剤による治療の有益性が危険性を超えると判断可能なケースに限ってのみ使用すること。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳幼児、小児などへの使用についての安全性は確立されていません。

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