コラーゴル （ニセルゴリン）

コラーゴル （ニセルゴリン）は、片頭痛の急性発作およびレイノー病に使用されます。

片頭痛の頭痛は、頭部の血管の拡張から生じると考えられています。コラーゴル （ニセルゴリン）は、これらの血管を収縮させる（狭くする）ことにより作用し、それにより片頭痛を緩和します。

疲労、吐き気、嘔吐、味覚の変化、攪拌、筋肉痛、沈静、ほてり、睡眠障害、めまい

• コラーゴル （ニセルゴリン）は、吸収（経口摂取後に薬物が血液循環に入る過程）を良くするために食間に摂取するのが好ましいとされています。
• ポルフィリン症（皮膚や他の臓器に影響を与えるまれな血液色素障害）や高血圧があり、低血圧薬（抗高血圧薬）を摂取している場合は、コラーゴル （ニセルゴリン）を服用する前に医師にご相談ください。
• 妊娠中、妊娠を計画中である場合、または授乳中である場合は服用前に医師にご相談ください。

Q.コラーゴル （ニセルゴリン）は何の治療に使われていますか？
コラーゴル （ニセルゴリン）は、脳の血管（血管性認知症など）、眼（黄斑変性症、糖尿病性網膜症など）および、身体の他の部分器官への血流を損ない、それらの機能に影響を及ぼすレイノー症候群、片頭痛などの障害に使用される血管作用薬です。

コラーゴルは有効成分ニセルゴリンを含むお薬で、脳の血液の流れを良くし、脳の働きをよくする脳循環代謝改善薬です。 日本では頭の良くなるスマートドラッグとして販売されています。「高血圧治療・血栓症・記憶力の向上・認識力の向上」などの効能があると考えられています。コラーゴルの有効成分であるニセルゴリンには、血管を拡張することで脳内血流を上げル作用があり、脳の働きを改善させることに繋がります。認知症や、脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害による意欲低下の改善に用いられます。ただし、脳梗塞の直後には使用できません。脳内で出血がある状態でコラーゴルを使用すると、状態を悪化させるおそれがあります。コラーゴルの有効成分であるニセルゴリンは、選択的α-1Aアドレナリン受容体拮抗作用を持つ麦角アルカロイド誘導体です。ニセルゴリンは、血管拡張し動脈血流をよくします。そのほか、ニセルゴリンには血小板凝を阻害する作用があるとされています。研究によると、ニセルゴリンはまた、老齢脳内の神経成長因子を増加させる作用があることがわかっています。α-1Aアドレナリン受容体は血管平滑筋、前立腺、膀胱括約筋、瞳孔散大筋など身体のさまざまな箇所に存在します。α-1Aアドレナリン受容体拮抗薬であるコラーゴルの有効成分ニセルゴリンがα1受容をが遮断されると、血管が弛緩することで血流よくなるのです。

脳梗塞は、生活習慣などから動脈硬化がおこり、更に血栓が脳血管に詰まったり、狭窄することで脳の組織に酸素が十分に届かず、組織壊疽や壊死にちかい状態になる脳疾患です。これらの病状進行が一気に起こるものは脳卒中とも呼ばれます。日本の死因原因の中でも特に多い疾患で、一命を取り留めても、後遺症などにより発症前の生活に戻ることが難しく、後遺症が重い場合は介護が必要になるなど、家族や周囲への負担も大きくなり、本人も肉体的以上に精神的に辛さを感じるということも多いのです。

本剤コラーゴルはの成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用はできません。
他の薬を使用している場合はコラーゴルの投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。

急性出血がある場合、コラーゴルの使用前に必ず医師にご相談ください。
心筋梗塞（心臓病）の場合、コラーゴルの使用前に必ず医師にご相談ください。
高血圧症の場合、コラーゴルの使用前に必ず医師にご相談ください。
徐脈の場合、コラーゴルの使用前に必ず医師にご相談ください。
αまたはβ受容体アゴニストの場合、コラーゴルの使用前に必ず医師にご相談ください。
コラーゴルの有効成分であるニセルゴリンに胎児の催奇性影響があるかどうかは未解明ですが、妊娠中のニセルゴリン薬の使用は、ニセルゴリンの使用による有益性とリスクを十分に検討した結果医師により有益性がリスクを上回りと判断された場合にのみ使用すること。

ニセルゴリンに対してアレルギーの既往歴がある場合の使用はできません。あらかじめ医師および薬剤師にそのことを伝えてください。 コラーゴルに含まれるその他の成分に対して副作用の既往歴がある場合は使用できません。あらかじめ医師および薬剤師にそのことを伝えてください。 頭蓋内出血があり、止血していない状態でのコラーゴルの使用はできません。あらかじめ医師および薬剤師にそのことを伝えてください。 妊娠中または妊娠する予定がある場合は、あらかじめ医師および薬剤師にそのことを伝えてください。 授乳中または授乳予定がある場合は、あらかじめ医師および薬剤師にそのことを伝えてください。

下記の薬剤とニセルゴリンの併用で相互作用があることがわかっています。下記の薬剤を使用している場合は、必ず事前に医師にそのことを伝えてください。
ニセルゴリンは、プロプラノロールとの併用で心拍低下を増長する相互作用があることがわかっています。
ブロモクリプチン、イチョウ、イカミロン、ビンポセチンまたはキサンチノールニコチン酸などの強度の血管拡張剤と高用量のニセルゴリの併用で相互作用があることが判っています。

コラーゴルを高齢者に用いる場合、一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど特に慎重に使用をすすめることが大切です。

妊婦中また妊娠している可能性がある場合は、コラーゴルの使用による治療上の有益性が危険性を上回ると医師によって判断される場合にのみ使用すること。授乳中の使用は避けることが望ましい。医師の判断により、やむを得ずに使用する場合には、授乳を中止すること。

コラーゴルの小児等に対する安全性は確立されていません。

高温多湿、強い光を避けて室温にて保存してください。
浴室での保管はしないでください。
お子様の手の届かない場所に保管してください。
ペットの手の届かない場所に保管してください。