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サイメビン 注射

サイメビン 注射(ガンシクロビル)は、抗ウイルス薬です。単純ヘルペスウイルスによる眼感染症の治療に使用されます。

同義語

サイメビン, Cymevene

有効成分

ガンシクロビル, Ganciclovir

その他のブランド名

サイメビン, Cymevene

包装

1

製造元

Roche Products India

形状

静注射バイアル

含有量

500mg

製造国

インド

SKU

1771

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】 食事と一緒に服用ください。

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】 妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】 気分が優れない場合は、運転を行わないでください。本薬は眠気、めまい、混乱、または不安感を引き起こすことがあります。

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。薬の服用中は腎機能検査と血液検査を行い定期的なモニタリングが勧められます。

【サイメビン 注射(ガンシクロビル)】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。

シルデナフィル

ガンシクロビル

使用方法
サイメビン 注射(ガンシクロビル)は、単純ヘルペスウイルスによる眼感染症の治療に使用されます。
効能・効果
サイメビン 注射(ガンシクロビル)は抗ウイルス薬です。ヒト細胞におけるウイルスの増殖を防止することでウイルスによる新しいウイルスの生成を阻止します。
一般的な副作用
貧血、息切れ、下痢、白血球(好中球)数の減少
専門家のアドバイス
  • 気分が良いと感じても、常に医師の指示に従い治療コースを完了してください。
  • サイメビン 注射(ガンシクロビル)での治療中は、水分をよく摂ってください。腎臓の結石や損傷の予防に役立ちます。
  • これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断された場合は、医師に連絡してください。 用量を調整する必要があるかもしれません。
  • 性器の痛みや水疱が見られた場合は、性交渉は行わないでください。もしヘルペスの治療にサイメビン 注射(ガンシクロビル)を服用している場合の避妊には経口避妊薬ではなくコンドームを使用してください。
  • 妊娠中、または妊娠を計画中であるか授乳中である場合は医師にご相談ください。
よくある質問
Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)は鎮痛剤、もしくは抗生物質ですか?
いいえ、サイメビン 注射(ガンシクロビル)は鎮痛剤でも抗生物質でもありません。

Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)は透析できますか?
はい、サイメビン 注射(ガンシクロビル)は透析ができます。

Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)は化学療法薬ですか?
はい、サイメビン 注射(ガンシクロビル)はウイルス感染の治療に使用される化学療法薬です。 癌の治療に使用される化学療法または化学療法薬とは同じではありませんので混同しないでください。

Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)は腎毒性ですか?
はい、サイメビン 注射(ガンシクロビル)は腎毒性(腎臓に対して毒性)を有することが知られています。

Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)はプロテアーゼ阻害剤ですか?
いいえ、サイメビン 注射(ガンシクロビル)はプロテアーゼ阻害剤ではありません。 この薬は抗ヌクレオシド類の合成ヌクレオシド類縁体に属します。

Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)はHSV(単純ヘルペスウイルス)に効果がありますか?
はい、サイメビン 注射(ガンシクロビル)はHSV(単純ヘルペスウイルス)に効果があります。

Q.サイメビン 注射(ガンシクロビル)はどのように骨髄抑制を引き起こしますか?
サイメビン 注射(ガンシクロビル)は、RBC、WBCおよび血小板形成の原因となる骨髄内コロニー形成幹細胞に対して直接毒性を示し、それにより骨髄抑制を引き起こします。

基本情報
ガンシクロビルはウイルス感染症のお薬です。サイトメガロウイルスに感染した細胞に取り込まれて活性型となり、細胞内のウイルス合成阻害(抗ウイルス)作用を持ます。サイトメガロウイルス網膜炎の発症抑制や、注射による初期治療で安定ている場合の維持療法として使用されています。
禁忌
下記の場合の使用は禁忌。 ●好中球数500/mm3未満又は血小板数25,000/mm3未満等、著しい骨髄抑制が認められる場合。
●ガンシクロビル、バルガンシクロビル又は本剤の成分、ガンシクロビル、バルガンシクロビルと化学構造が類似する化合物(アシクロビル、バラシクロビル等)に対する過敏症の既往歴がある場合。
●妊婦又は妊娠している可能性がある場合。動物実験で催奇形性があることが認められています。
慎重投与
下記の場合の使用は慎重を期します。 ●薬剤等による白血球減少の既往歴がある場合
●免疫抑制剤投与中の患者又は血小板減少(100,000/mm3未満)がみられる場合
●腎障害・肝障害がある場合
●精神病、思考異常の既往歴のある患者、薬剤による精神病反応又は神経毒性の既往歴がある場合
●高齢者・小児等
重要な基本的注意
●本剤による重篤な副作用の危険性、又、本剤がサイトメガロウイルス感染症を完治させるお薬でないことやその内容を患者によく説明し理解・同意を得え上で治療開始すること。
●本剤の使用中は、血球数、血小板数等の血液検査を行い、重篤な白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少が見られたば場合には、造血促進因子を投与するか又は本剤の使用を中止します。
●本剤が腎不全を起こすことがあると分かっているので、血清クレアチニン又ははクレアチニンクリアランスを慎重に観察しながら使用を進め、必要があれば適切な対処をします。
●本剤によりけいれん、鎮静、めまい、運動失調、錯乱が報告されています。本剤使用中の自動車の運転や危険を伴う機械の操作等はしないこと。
●妊娠する可能性のある女性は投与期間中、また、男性は投与期間中及び投与後90日間は有効な避妊を行うこと。動物実験で催奇形性及び変異原性があることが報告されています。
相互作用
【併用注意】
ジドブジン
ジダノシン
イミペネム・シラスタチンナトリウム
骨髄抑制作用のある薬剤及び腎機能障害作用のある薬剤
・ジアフェニルスルホン
・ビンクリスチン硫酸塩
・ビンブラスチン硫酸塩
・ドキソルビシン塩酸塩
・ヒドロキシカルバミド
・フルシトシン
・アムホテリシンB
・ペンタミジンイセチオン酸塩
・核酸誘導体等
ザルシタビン
スルファメトキサゾール・トリメトプリム
シクロスポリン
プロベネシド
ミコフェノール酸 モフェチル
高齢者への投与
高齢者では一般に腎機能が低下していることが多いので、高い血中濃度が持続することがあります。腎機能障害例への投与法を参考にし、用量を調節するなど、慎重に使用を進めることが大切です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性がある場合は本剤を使用しないこと。妊娠の可能性のある場合は本剤使用中期間中、有効な避妊を行います。動物実験(ウサギ、静注)で妊孕性低下及び催奇形性(外形異常等)の例が報告されています。また、本剤使用中の授乳は中止すること。授乳中の使用に関する安全性は確立されていません。
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立されていません。やむを得ず小児へ使用する場合は長期投与による発癌性及び生殖毒性の可能性があることを慎重に考慮し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ本剤を使用すること。
保存等
室温保存