【セクニダゾール】 食前の服用が好ましいとされています。
【セクニダゾール】 アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご確認下さい。
【セクニダゾール】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【セクニダゾール】 母乳育児中の使用には注意が必要です。治療を終了した後で、体から薬が完全に排泄されるまで、授乳は行わないで下さい。
【セクニダゾール】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【セクニダゾール】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【セクニダゾール】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。
シルデナフィル
セクニダゾール
セクニダゾールの使用方法
セクニダゾールは、細菌および寄生虫感染症の治療に使用されます。
主に胃腸管、脳、生殖器系、皮膚、膣、尿路などの感染症に適用され、犬の寄生虫感染症にも使用されることがあります。
セクニダゾールは、5-ニトロイミダゾール系の抗菌薬で、細菌や寄生虫のDNAを損傷することにより、感染を引き起こす微生物を死滅させます。
トリコモナス症、アメーバ赤痢、ジアルジア症、アメーバ性肝膿瘍などの治療に用いられます。
【参照文献】MSDマニュアル
セクニダゾールの一般的な副作用
主な副作用には以下の症状が報告されています。
吐き気、頭痛、口の渇き、味覚異常(金属の味がするなど)
よくある質問
Q.セクニダゾールとは?
セクニダゾールは、5-ニトロイミダゾール系の抗生物質で、細菌や寄生虫による感染症の治療に使用されます。
ヒトだけでなく犬の治療にも用いられることがあります。
Q.セクニダゾールはどのような感染症に有効ですか?
セクニダゾールは、トリコモナス症、アメーバ赤痢、ジアルジア症、アメーバ性肝膿瘍などの治療に有効です。
Q.セクニダゾールの服用タイミングは?
食事の直前に服用することが推奨されています。
Q.セクニダゾールを服用中にアルコールを摂取できますか?
いいえ。アルコールとの併用は副作用を引き起こす可能性があるため避けてください。
Q.犬にセクニダゾールを投与しても大丈夫ですか?
はい。獣医師の指導のもと、犬の寄生虫感染症の治療に使用されることがあります。
Q.セクニダゾールはどれくらいで効果が現れますか?
服用後、セクニダゾールが最高濃度に達するまでに3時間程度かかります。
Q.セクニダゾールはどうしたら入手できますか?
お薬の購入には医師の処方箋が必要ですが、通販などでの購入も可能な場合があります。
基本情報
セクニダゾールは、抗寄生虫薬、抗アメーバ薬、抗原虫薬、DNA合成阻害薬などでの効果がある医薬品です。ニトロイミダゾール系の抗感染症薬に分類されます。
米国では、成人女性の細菌性膣炎及びトリコモナス症の治療薬としてFDAに認可されています。
【5-ニトロイミダゾール系の薬剤】
セクニダゾールの他、以下のお薬が知られています。
チニダゾール:トリコモナス腟炎の治療に使用される薬剤で、治療抵抗性がある場合や内服剤の服用が難しい場合に選択されます。
メトロニダゾール:細菌性膣炎やトリコモナス症などの性感染症(STI)の治療に使用される抗生物質です。
また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの治療にも使用されます。
ジメトリダゾール:鶏のヒストモナス症、七面鳥の腸肝炎、豚赤痢などの家畜病の治療に用いられています。
【参照文献】
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用量】
アメーバ赤痢
成人
2g(1000mg錠×2個)を食事の直前に単回投与
子供
体重1kgあたり30mgを食事の直前に単回投与
アメーバ性肝膿瘍
成人
1日1.5gを5日間継続服用
子供
体重1kgあたり30mgを5日間継続服用
ジアルジア症
成人
2g(1000mg錠×2個)を単回投与
子供
体重1kgあたり30~35mgを単回投与
トリコモナス症
成人
2g(1000mg錠×2個)を単回投与
子供
体重1kgあたり30mgを単回投与
*患者のパートナーも同様の治療を受ける必要があります。
警告
血液疾患の既往歴がある患者は使用を避けてください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・妊娠中または授乳中
・セクニダゾールに対する過敏症がある
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・肝疾患のある方
・中枢神経系障害のある方
相互作用
アルコール
併用すると副作用のリスクが高まります。
ワルファリンなどの抗凝固剤
併用する際は注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中の使用は推奨されません。また、授乳中の使用も避けるべきです。
保存等
室温で保管し、直射日光や湿気を避けてください。また、子供やペットの手の届かない場所に保管してください。