【パリペリドン】 食事の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用することをお勧めします。
【パリペリドン】 アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。
【パリペリドン】 パリペリドンを妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物実験で望ましくない繁殖作用を示しています。しかし例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。
【パリペリドン】 不明です。医師にご相談ください。
【パリペリドン】 車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【パリペリドン】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。医師へご相談下さい。
【パリペリドン】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
シルデナフィル
- 深刻な相互作用
トラマドール - 深刻な相互作用
トラマドール デキストロメトルファン - 深刻な相互作用
トラマドール デキストロメトルファン アジスロマイシン - 非常に危険な相互作用を引き起こす
トラマドール デキストロメトルファン アジスロマイシン セルタコナゾール - 非常に危険な相互作用を引き起こす
トラマドール デキストロメトルファン アジスロマイシン セルタコナゾール フルコナゾール
パリペリドン
- 食事の有無にかかわらず、パリペリドンを服用することができますが、治療中は同じ時間に服用して下さい。
- QT延長の心血管疾患または家族歴がある場合、QT間隔を延長する可能性のある薬を服用している場合は、医師にご連絡ください。
- 高熱(発熱)、筋肉のこわばり、自律神経の不安定、意識の変化、血清クレアチンレベルの上昇を特徴とする神経弛緩性悪性腫瘍(NMS)の症状がみられた場合は、薬の使用を中止し直ちに医師に連絡してください。
- 正常な排便を行う能力を低下させますので、嚥下障害、胃腸障害または腸障害がある場合は、医師に知らせてください。
- 主に舌および、または顔の不随意運動などを特徴とする遅発性ジスキネジーが起こる場合があります。このような症状が見られたら、医師にご連絡ください。
- 勃起障害(長引く痛みを伴う勃起)を発症する可能性がありますので、そのような症状が現れたら医師に知らせてください。
- パリペリドンは神経に影響を与え、視覚障害を引き起こす可能性があるため、車の運転や機械の操作は行わないで下さい。
- 糖尿病患者や統合失調症患者の場合、パリペリドンを服用すると糖尿病の症状が悪くなったり発症リスクが上昇する可能性があります。パリペリドン治療中は定期的に血糖値を監視する必要があります。
- パリペリドン治療の際に自殺思考が生じた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
- 妊娠中、妊娠を計画中か、授乳中である場合は医師に相談してください。
パリペリドンは体内でリスペリドンに変換され、同様の作用を発揮します。
Q.パリペリドンは麻薬ですか?
いいえ、パリペリドンは麻薬ではありません。
Q.パリペリドンは非定型抗精神病薬ですか?
はい、パリペリドンは非定型抗精神病薬です。
Q.パリペリドンはどのようにして代謝されますか?
パリペリドンは、代謝酵素のCYPファミリーにより、活性代謝物であるリスペリドンに代謝されます。
Q.パリペリドンは体重増加を引き起こしますか?
はい、パリペリドンは体重増加を引き起こすことが知られています。
Q.パリペリドンは勃起不全を引き起こしますか?
パリペリドンは、勃起不全を発生させる可能性のある勃起異常(勃起が長引く、および、または痛みを伴うなど)を引き起こす可能性があります。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。
Q.パリペリドンはどれくらい体内に留まりますか?
経口服用された場合、パリペリドンは、体から排除されるまでに5日程度かかることがありますが、体内から完全に排除するには約4〜8ヶ月かかことがあります。
副作用は弱いですが同種類の薬に比べ高プロラクチン血症の発現があります。 長時間作用が持続しますので1日1回飲めば24時間にわたり安定した効果が得られます。
【統合失調症について】
統合失調症は、多くの発祥原因に拠る多くの精神疾患の集合体のことで、単一の疾患を指すものではありません。連想分裂を軸としてその他の類似の症状グループからなる精神病のカテゴリーのひとつです。以前は、精神分裂病という呼ばれ方をしていたこともあります。基本的な症状としてあげられるのは、認知障害と自閉です。その他、幻覚妄想などがありますが、症状はそれぞれ異なり多様であることがその特徴でもあります。統合失調症になる確率は、全人口で1%と言われています。発症が多いのは、10代始めの思春期から20代の青年期ですが、小児期や老年期での発症もあります。アメリカでの調査によると、日照量が多いところと、土壌にセレンというミネラルが豊富に含まれているところでは、ほとんど発症例がみられなかったそうですが、日照量やセレン摂取量との関連性は明らかになっていません。また人種の違いによっても罹患率に違いがみられますが、やはり関連性は明らかにされていません。
もともと持つ素因と環境の影響の比率は、素因7割:環境3割と考えられています。発症リスクを高めるものとして、父親が高齢であること、冬生まれ、幼い時に飢餓に遭遇した、妊娠中に過大なストレスにさらされた、家猫によるトキソプラズマへの感染、薬物乱用などがあります。
発生原因は、脳の器質的障害が発生することによるという説がありますが、明らかにはされていません。また、神経伝達物資のドーパミンの働きの不具合によるものではという説もあります。しかしながらいずれも秋来兄はされていません。
様な症状を呈する統合失調症ですが、いくつかのタイプに分類されることがでいます。
妄想型:統合失調症では基礎症状とされる自閉や認知障害が顕著ではなく、妄想や幻覚などが中心のタイプです。
破瓜型:思春期や青年期に発症が多くみられるタイプで、連合弛緩や連合障害などが主な症状です。混乱した考えや行動が顕著です。
緊張病型:筋肉が硬直し、不自然な体勢で止まったまま動かなくなったり、逆に同じ動作を繰り返し反復したりします。興奮や、昏迷などの症状が特徴です。
鑑別不能型:妄想型、破瓜型、緊張型のどの亜型にも適合せず、2つ以上のタイプの特徴を持つもの。
統合失調症後抑うつ:統合失調症の急性期を過ぎて統合失調症後抑うつになるとが多い。自殺を招くケースもある。
残遺型:陰性症状が1年以上つづいている場合で、陽性症状がほとんみられない。安定した状態のことを指します。
単純型:主な症状は連合障害、自閉など。幻覚妄想はない、またはわずかにある。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用量】
成人:
パリペリドン錠は、1回6mgを1日1回、朝に服用することが推奨されています。
用量は薬の作用に応じて医師により、総合失調症の場合は1日3~12mg、統合失調感情障害の場合は1日6~12mgの範囲に増量もしくは減量されることがあります。
青年:
15歳以上の青年の総合失調症を治療する場合、初回投与量として1回3mgを1日1回、朝に服用することが推奨されています。
体重51kg以上の青年の場合、用量は6~12mgの範囲に増量される場合があります。
体重51kg未満の青年の場合、用量は6mgまで増量されることがあります。
用量は薬の作用に応じて医師が決定します。
【用法】
錠剤は噛んだり砕いたりせずに、水やその他飲料と併せて経口服用して下さい。
パリペリドン錠は毎朝服用する必要があります。
食事の有無にかかわらず服用いただけますが、服用方法は毎日統一して下さい。
1日目に朝食と一緒に服用し、翌日に朝食無しで服用する方法はとらないで下さい。
腎障害患者:
用量は、腎機能に応じて医師により調節されることがあります。
高齢者:
腎機能が低下している場合、医師が用量を減量することがあります。
【過量服用した場合】
直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用すると、以下のような症状が起こることがあります:
眠気や疲労、不随意運動、起立障害や歩行障害、低血圧によるめまい、心拍異常
【服用を忘れた場合】
服用し忘れた場合は、1回分を飛ばし、次の用量から通常通り服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。
【服用を中止する場合】
薬の効果がなくなったからといって服用を中止しないで下さい。
症状が戻る恐れがあるため、医師による中止指示が無い限り服用を止めてはいけません。
- 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
- 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
- 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
- お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
- 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
- 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
- 高齢者へは慎重に投与してください。
- 定期的に血糖値の検査をおこなうようにしてください。
授乳中、低下腎機能、18歳未満の子供、ガラクトース不耐症、ラクターゼ欠乏症
心血管疾患、心不全、狭心症などの既往歴
脳卒中、脚部(深部静脈血栓症)
肺塞栓症、低血圧、パーキンソン病
アルコール
バルビツール酸塩(アモバルビタール、フェノバルビタール)
ベンゾジアゼピン(ジアゼパム、テマゼパム)
MAOI抗うつ薬(フェネルジン)
鎮静抗ヒスタミン剤(ヒドロキシジン)
睡眠薬(ゾピクロン)
オピオイド鎮痛剤(モルヒネ、コデイン)
三環系抗うつ薬(アミトリプチリン)
パリペリドンには高血圧の薬の血圧低下作用を強める可能性があり、降圧剤を服用中には医師と相談してください。
次のお薬と併用することで心拍リズムの異常を引き起こす可能性があります。
抗不整脈薬(アミオダロン、プロカインアミド、ジソピラミド、ソタロール)
抗ヒスタミン薬(アステミゾール、テルフェナジン、ミゾラスチン)
三酸化ヒ素
特定の抗うつ剤(アミトリプチリン、イミプラミン、マプロチリン)
特定の抗マラリア薬(ハロファントリン、クロロキン、キニーネ、メフロキン)
特定の抗精神病薬(オリダジン、ハロペリドール、セルチンドール、ピモジド)
パリペリドンはパーキンソン病の治療薬の効果を弱める可能性があります。
パリペリドンは抗けいれん薬の効果を弱める可能性があります。
ドナ・ヒル・ハウズ看護師(家庭医)の回答:統合失調感情障害の最善の治療法は、カウンセリングと薬物療法を組み合わせる方法です。患者が患う気分障害が双極性(気分の変動が大きい)か、うつ症状のみかによって治療法は変わることがあります。米国食品医薬品局が統合失調感情障害に特化した治療薬として承認している薬は