フェリプロックス
フェリプロックス(デフェリプロン)は、輸血による慢性鉄過剰症の治療に使用されます。体から余分な鉄分を便と一緒に排出させる作用があります。
フェリプロックス
デフェリプロン, Deferiprone
フェリプロックス, Ferriprox
100
Apotex
錠
500mg
1808
【フェリプロックス(デフェリプロン)】医師へご確認下さい。
【フェリプロックス(デフェリプロン)】アルコールとの相互作用は不明です。 医師に相談してください。
【フェリプロックス(デフェリプロン)】妊娠中に使用するのは安全ではありません。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【フェリプロックス(デフェリプロン)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【フェリプロックス(デフェリプロン)】車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【フェリプロックス(デフェリプロン)】情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【フェリプロックス(デフェリプロン)】情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
シルデナフィル
デフェリプロン
- フェリプロックス(デフェリプロン)は好中球減少症(白血球の減少)や、無顆粒球症(白血球数の異常な減少)を引き起こすことがあります。その兆候である発熱、咽頭炎、またはインフルエンザ様の症状が見られた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
- フェリプロックス(デフェリプロン)の使用により感染症と戦うための免疫力が落ちることが予想されますので、予防措置を講じてください。投薬中は、毎週、血液検査をする必要があります。
- フェリプロックス(デフェリプロン)は尿の色を赤みがかった茶色へ変色させます。この副作用は正常であり、通常は有害ではありませんのでご留意下さい。
- 上腹部の痛みや粘土色の便、または黄疸(肌や目の白い部分の黄変)が見られた場合は医師の診察を受けてください。
- フェリプロックス(デフェリプロン)を服用した後、めまい、動悸、軽度の頭痛、失神、けいれん発作が見られた場合は医師に相談してください。
フェリプロックス(デフェリプロン)は、デアロキサミンのような他の薬剤が不十分であるかまたは禁忌である場合、また、サラセミア(遺伝性常染色体劣性血液疾患)などで、頻繁に輸血をおこなうことに起因し体内で過剰となった鉄分を減少させるために使用されます。
Q.フェリプロックス(デフェリプロン)はどのように作用しますか?
フェリプロックス(デフェリプロン)はキレート剤と呼ばれる解毒剤です。体内の余分な鉄と結合することで身体からの除去を促し、鉄過剰での毒性を予防します。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【推奨用量】
フェリプロックス錠は、体重1kgあたり25mg~33mgを、1日3回経口服用します。
1日の合計用量は体重1kgあたり75mg~99mgです。