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マクサルト

マクサルトは、片頭痛の急性期治療薬です。有効成分のリザトリプタンは拡張した血管を収縮させ、血管周囲の炎症を鎮めることで片頭痛の痛みをやわらげる作用があります。

同義語

マクサルト, Maxalt

有効成分

リザトリプタン Rizatriptan

その他のブランド名

マクサルト, Maxalt

包装

6

製造元

MSD

形状

含有量

10mg

製造国

インド

SKU

2769

【マクサルト】 マクサルトの錠剤は、空腹時(食前1時間または食後2時間)の服用をおすすめいたします。

【マクサルト】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご相談下さい。

【マクサルト】 マクサルトを妊娠中に服用することは危険である可能性があります。
動物研究では胎児への悪影響が確認されておりますが、人体研究の数は限られています。
妊娠中の服用はリスクがあるものの、錠剤の効果を受けられる可能性はございます。
妊娠中の方は、ご使用前に医師へご相談ください。

【マクサルト】 おそらく授乳中に使用するのは安全です。 ヒトの研究データが限られてはいますが、この薬物は乳児にとって重大なリスクではないことが示唆されています。

【マクサルト】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【マクサルト】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。腎疾患が重度である場合は、推奨されません。

【マクサルト】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。

シルデナフィル

リザトリプタン

使用方法
マクサルトは片頭痛の急性発作に使用されます。
効能・効果
片頭痛は、頭部の血管の拡張から生じると考えられています。
マクサルトは、これらの血管を収縮させる(狭くする)ことによって作用し、それによって片頭痛を緩和します。
一般的な副作用
首の痛み、眠気、口の渇き、めまい、重苦しさ、吐き気、衰弱、顎の痛み、喉の痛み、感覚異常(チクチクとしたかゆみや痛み)、熱傷感
専門家のアドバイス
できるだけ早く片頭痛を和らげるためには、頭痛を感じたらすぐにマクサルトを服用してください。
服用後はしばらく静かで暗い部屋で安静にすることで、片頭痛を和らげる助けとなります。
マクサルトは医師の指示どおりに服用してください。 マクサルトを過剰摂取すると、副作用発生の可能性が高まります。
マクサルト使用前よりも頻繁に片頭痛が発生する場合は、医師へご相談下さい。
マクサルトを3ヶ月以上連続で使用された場合は、医師へご相談下さい。
眠気やめまいの原因となりますので、服用後は運転をお控えください。
マクサルト服用の際、アルコールの摂取はお控えください。片頭痛の悪化、新たな片頭痛の発生に繋がる恐れがあります。
よくある質問
Q.マクサルトは麻薬/血液希釈剤/ベンゾジアゼピン系薬剤/鎮痛薬/規制物質/非ステロイド性抗炎症薬ですか?
アスピリン/カフェイン/アセトアミノフェンを含みますか?
マクサルトは、急性片頭痛の治療に使用される選択的セロトニン5-HT1B/1D受容体作動型と呼ばれる薬物のクラスに属します。
麻薬/血液希釈剤/ベンゾジアゼピン系薬剤/鎮痛薬/規制物質/非ステロイド性抗炎症薬ではありません。
また、アスピリン/カフェイン/アセトアミノフェンを含みません。

Q.マクサルトは安全/気分を高揚させる/眠くなる/血液を希釈する/頭痛を再発させますか?
マクサルトは、処方されたとおりに服用いただくと安全です。頭痛の再発や血液希釈の原因となることはありません。
眠気を引き起こすことはございます。

基本情報
マクサルト(有効成分:リザトリプタン)は片頭痛の急性期治療薬です。拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をとることで、片頭痛の痛みをやわらげます。リザトリプタンはトリプタン系のお薬で血管内側のセロトニン受容体(5-HT_1B/1D)に作用して、拡張した血管を収縮して痛みを和らげます。また、三社神経に作用して痛みの原因となる炎症をもたらす神経ペプチドを抑えます。

偏頭痛は頭の片側に発作的に脈打つような痛みや吐き気を伴ってでる頭痛です。男性よりも女性に多くみられます。多くの人(1/3)の場合で、目がチカチカしたり、鼻の奥がどくとくの感じを察知したりなど前兆を感じます。いったん発現すると4時間~72時間ほど痛みが続きます。そのため、偏頭痛のために穏やかな日常生活が過ごせない、大切なイベントに出席できない、楽しみにしていた旅行が台無しになってしまったなど多くの人を苦しませています。偏頭痛の原因は未だ分かっていませんが、一般的にセロトニンの働きが何らかの原因で障害を起こすという説が唱えられています。

偏頭痛を引き起こすはっきりとした原因は分かっていませんが、それぞれに偏頭痛を引き起こしやすい要因がある場合があります。チョコレートやチーズなどの食べ物、睡眠不足、寝過ぎ、天候、ストレス、運動不足、強い香りの香料、強い光刺激などです。自分が偏頭痛を引き起こしやすい要因を把握し、それを避けるようにすることも予防のひとつです。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
マクサルト錠は、片頭痛発作の治療に使用されます。
片頭痛を発症したらできるだけ早く服用して下さい。
片頭痛発作の予防には使用できません。

【用量】
通常投与量は10mgです。

現在プロプラノロールを服用している、もしくは腎障害や肝障害がある場合は、5mgを服用して下さい。
プロプラノロールとマクサルト錠の服用間隔は、少なくとも2時間空けて下さい。

マクサルト錠は、水と一緒に経口服用して下さい。

【24時間以内に片頭痛が再発した場合】
人により、片頭痛の症状が24時間以内に戻ることがあります。
片頭痛が再発した場合は、追加のマクサルト錠を服用することができます。
この場合、各服用間隔は最低2時間空けて下さい。

【服用後2時間経過しても片頭痛が持続している場合】
片頭痛発作中に服用した1回目のマクサルト錠で効果がなかった場合、同じ発作に対してマクサルト錠をもう1回追加で服用してはいけません。
この場合も、次の片頭痛発作発生時にマクサルト錠を服用した際は効果が表れる可能性があります。

マクサルト錠は、24時間の期間に2回分を超えて使用してはいけません。(例えば、24時間以内に10mg錠もしくは50mg錠を3個以上服用しないで下さい。)また、各服用間隔は必ず最低2時間以上空けて下さい。

症状が悪化した場合、医師の診察を受けて下さい。

【過量服用した場合】
推奨量を超えて服用した場合は、直ちに医師もしくは薬剤師に連絡して下さい。
過量投与の症状には、めまいや眠気、嘔吐、卒倒、心拍の低下があります。

警告
  • 片頭痛の頭痛発現した時に服用し、頭痛予防に使用しないこと。
  • 服用しても効果がみられない場合は追加服用せず、病院で検査し頭痛の原因を確かめること。
  • 他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること。
  • 心臓,腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること。
  • 服用後にめまいや傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる。 喫煙や飲酒は控えるようにしてください。
禁忌
  • 重度の腎機能低下
  • 重度の肝機能低下
  • 心臓発作の既往歴
  • 心臓病、虚血性心疾患、狭心症
  • プリンツメタル狭心症
  • 末梢血管疾患
  • 一過性脳虚血発作
  • ガラクトース不耐症
  • 安全性が確立されていないため18歳未満及び65歳以上への投与は推奨されていません。
慎重投与
以下に該当する場合には慎重に投与してください。

  • 腎機能が低下
  • 肝機能が低下
  • 喫煙習慣、高コレステロール値、高血圧、糖尿病、肥満、心臓病の家族歴
  • 40歳以上の男性
  • 閉経後の女性
  • フェニルケトン尿症
相互作用
副作用の可能性が高まるため次のようなモノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)と一緒に服用しないでください。 フェネルジン、トラニルシプロミン、イソカルボキサジド、モクロベ​​ミド、リネゾリド

最初の投与により偏頭痛に効かない場合には鎮痛剤含むアスピリン、パラセタモール、イブプロフェンなど非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と併用してもかまいません。

下記のような5HT作動薬とは併用しないでください。
アルモトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、フロバトリプタン、ナラトリプタン、エレトリプタン

下記のようなセロトニン活性を高める薬と併用するとセロトニン症候群という副作用のリスクが高まるため注意してください。
シタロプラム、エスシタロプラム、フルオキセチン、フルボキサミン、パロキセチン、セルトラリン、ベンラファキシン、デュロキセチン

24時間以内にジヒドロエルゴタミン、メチセルジド、エルゴタミンを服用している場合は、リザトリプタンを服用しないでください。
薬草療法セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)との組み合わせでの使用は推奨されません。
血液中のリザトリプタンの濃度が増加し副作用のリスクが増加するためプロプラノロールとの使用は推奨されません。もし併用される場合には医師と相談して投与タイミング、用量を調整する必要があります。

高齢者への投与
高齢者で特に違があるという報告はないものの、一般的に高齢者は生理機能が低下していますので注意しながら使用する。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、また妊娠している可能性がある場合には治療上の有益性が危険性を越えると判断可能な場合に限って使用すること。授乳中の本剤の使用は避けること。

小児等への投与
小児への使用についての安全性は確立されていません。

保存等
室温保存

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