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フロントライン スポットオン 猫用 

フロントライン猫用スポットオンは、猫の皮膚に寄生するダニやノミを駆除するお薬です。投与後24時間以内に効果が出始め、ほぼ100%の寄生しているノミを駆除します。

同義語

フロントライン スポットオン 猫用

有効成分

フィプロニル, Fipronil

その他のブランド名

フロントライン スポットオン 猫用, Frontline Spot On for Cats

包装

0.5ml x 3

製造元

メリアル

形状

スポットオン

含有量

10%w/v

製造国

オーストラリア

SKU

2100

基本情報
フロントライン(成分:フィプロニル)はフェニルピラゾールに分類されている犬や猫の皮膚に寄生しているダニやノミを殺すために使われる薬です。液体やスプレータイプなどがあります。投与後24時間以内に効果が出始め、ほぼ100%の寄生しているノミを駆除します。毛、皮膚に使用されますので体内に吸収されたり、血液を循環することはありません。薬の効果は約1ヶ月有効ですので定期的に使用することによりノミの卵のふ化や成長を防いでくれます。シャンプーの影響もほとんどなく投与後48時間内に水浴をした場合でも有効性があります。フィプロニルは虫の神経系に害を与えるようにできており、哺乳類には虫ほどの危害はありません。人間に対する影響は少ないとはいえ、殺虫成分ですので取り扱いには気をつけてください。

犬、猫などのペットを飼っている方を悩ませるのがノミの不快な被害です。ペットに寄生してペット自身が不快な思いをするだけでなく、家の中に持ち込まれれば家族が刺されることもあり得ますし、また寄生虫を媒介する可能性もあります。

ノミはペットの皮膚に寄生して血を吸って栄養分を得ます。ノミの成虫のメスは産卵の時期に寄生して吸血します。一年中寄生しているわけではなく、産卵する時期に寄生するのです。産卵後、約1週間で付孵化して幼虫になり、その後さなぎへと変化します。固体や環境によって違いがありますが、1日から数ヶ月で成虫へと変態します。日本では、梅雨から夏の湿気の高い時期がノミの発生が多い時期です。

本剤は、使用後24時間以内に寄生するノミの成虫を、48時間以内にマダニの成虫を100%近く駆除することができます。繰り返し使用し、ノミのライフサイクルを絶つことで、環境からノミやマダニを排除していくことができます。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
フロントラインスポットオン猫用は、皮膚に外用薬として使用して下さい。

【用量】
猫1匹あたり0.5ml入りのピペットを1本(7.5~15mg/kg)使用して下さい。

【使用方法】

ピペットをまっすぐ持ち、先っぽの細い部分を軽くたたいて中の薬がピペット中央部に溜まっていることを確認して下さい。
ピペットの上部を切り目に従って折り、取り外して下さい。

猫の肩甲骨の間の被毛を掻き分け、皮膚を露出させて下さい。
皮膚の上にピペットの先を置き、ピペットを優しく押して、中身の薬全てを直接皮膚に塗布して下さい。
できれば、1か所目を頭蓋骨の根本、もう1か所をそこから背中側に2~3cm離れた場所の計2か所に分けて塗布して下さい。

患部の被毛がべたつく原因となるため、被毛に薬が過度に付着しないように注意して下さい。
しかし、被毛に付着してしまった薬は、塗布後24時間でなくなります。

フロントラインスポットオンの使用間隔は、最低4週間空けて下さい。

警告
  • フィプロニルは、生後8週間以内の子猫への使用は推奨されません。
  • 衰弱した猫および老齢の猫への使用は推奨されません。
  • 薬を舐めると、涎を垂らす事があります。
  • まれにアレルギーが起こる事があります。
慎重投与
呼吸器系など他の病気にかかっているペットに使用する場合は特に慎重になる必要があります。

保存等
お子様や、猫ちゃんの手の届かない場所に保管して下さい。

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