オキシブチニン (ポラキス ジェネリック)

オキシブチニンは過活動膀胱（OAB）症状の治療に使用されています。OABは頻尿、急な尿意、排尿制御ができないなどの尿に関する症状の総称です。

オキシブチニンは抗ムスカリン薬です。 膀胱の筋肉を緩和することにより作用し、頻繁や緊急、または制御不能などの排尿の問題を予防します。

口渇、便秘、めまい、頭痛、眠気、視界のぼやけ、乾の燥肌

• この薬は、膀胱の異常な収縮を軽減します。
• 症状が改善するまで、最大で4週間程度かかります。
• 前立腺が拡大して尿路症状を呈した男性には症状の改善に役立ちます。
• 症状を悪化させる可能性があるため、カフェイン、アルコールまたは炭酸飲料は避けてください。
• 副作用は通常、口渇や眼の乾燥、便秘、排尿困難、視力障害および眠気などで、ごく軽度です。

Q.オキシブチニンは規制物質ですか？
いいえ、オキシブチニンは規制物質ではありません。

Q.オキシブチニンは利尿薬、抗生物質または鎮痛薬ですか？
いいえ、オキシブチニンは利尿薬、抗生物質、鎮痛薬ではありません。

Q.オキシブチニンはベシケアと同じですか？
この薬物間の比較はできません。各薬剤の治療適応および適用方法については、医師へご確認下さい。

Q.オキシブチニンは筋肉弛緩薬ですか？
はい。オキシブチニンは膀胱筋を弛緩させる効果があります。

Q.オキシブチニンは血液希釈剤、アヘンチン、抗コリン作用薬ですか？
いいえ、オキシブチニンは血液希釈剤やアヘン剤ではありません。この薬は抗コリン作用薬です。

Q.オキシブチニンは安全ですか？
オキシブチニンは、医師の指示に従って、所定の用量で使用すると安全です。

Q.オキシブチニンとイブプロフェン（advil）を併用できますか？
イブプロフェンとオキシブチニンとの間には既知の相互作用はありません。しかし、薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。

Q.オキシブチニンは便秘や鼓腸を引き起こしますか？
はい、便秘はオキシブチニンでの治療で発生する一般的な副作用です。また、鼓張を起こすこともあります。

Q.オキシブチニンの服用で眠気は起きますか？
はい、オキシブチニンの服用で眠気を感じることがあります。

Q.オキシブチニンは痴呆の原因になりますか？
いいえ、オキシブチニンが認知症を引き起こすことは知られていませんが、認知症の治療に使用される薬物と相互作用することができます。

Q.オキシブチニンは、視力、腫脹、むくみ、体重減少、血圧のぼけを引き起こしますか？
はい、視力のぼやけ、腫脹、むくみは、オキシブチニン治療による一般的な副作用です。しかし、オキシブチニンが体重および血圧に及ぼす影響は知られていません。

Q.タムスロシンとオキシブチニンを併用できますか？
オキシブチニンはタムスロシンと一緒に服用できます。オキシブチニン単独では良性前立腺肥大の症状を制御できない場合に、タムスロシンが投与されることがあります。オキシブチニンは、過活動膀胱（尿の失禁、急な尿意、頻尿）の症状を緩和するのに役立ちます。

膀胱の収縮をおさえる作用があり、頻尿や尿失禁の治療に用います。ただし、尿道機能障害の腹圧性尿失禁には不向きです。

(1)下部尿路閉塞症状である排尿困難・尿閉等を有する者
(2)緑内障の者
(3)重篤な心疾患のある者
(4)麻痺性イレウスのある者
(5)衰弱患者又は高齢者の腸アトニー，重症筋無力症の者
(6)授乳婦

(1)排尿困難のおそれのある前立腺肥大がある場合
(2)甲状腺機能亢進症の場合
(3)うっ血性心不全の場合
(4)不整脈がある場合
(7)重篤な肝又は腎疾患を持つ場合
(8)パーキンソン症候群又は痴呆症状を伴う高齢者

視調節障害，眠気を起こすことがあるので，投与中の患者には，自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させる

眠気や視調節障害を引き起こすことがあるので、自動車の運転や危険を伴う機械の操作には十分注意をすること。

高齢者に投与する場合には少量から投与し、観察を十分行う。

妊婦又は妊娠している可能性のある者へは使用しないことが望ましい。授乳中の婦人には投与しないこと。動物実験で乳汁への移行が報告されているため。

小児に対する安全性は確立していない。