オーラップ
オーラップ (ピモジド)は、思考や気分に影響を与える脳内の化学伝達物質であるドーパミンの作用を遮断することで作用する一般的な抗精神病薬です。統合失調症の治療に使用されます。
オーラップ
ピモジド Pimozide
オーラップ Orap
Johnson & Johnson
100
錠
2mg
2231
【オーラップ (ピモジド)】食事の有無に関わらず投与できますが、いつも一定の時間に服用することが推奨されます。
【オーラップ (ピモジド)】アルコールと一緒に服用すると、過度の眠気や鎮静を引き起こすことがあります。
【オーラップ (ピモジド)】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【オーラップ (ピモジド)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【オーラップ (ピモジド)】運転能力に影響を及ぼすことがありますので、めまいなどの症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【オーラップ (ピモジド)】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。
【オーラップ (ピモジド)】肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
ピモジド
- オーラップ (ピモジド)を長期間使用する場合は注意が必要です。極度の体温異常、筋肉のこわばり、精神状態の変化を特徴とする神経弛緩性悪性症候群、および遅発性ジスキネジー(不随意で反復性の身体運動をもたらす障害)の発生が報告されています。
- 臨床的に深刻な低白血球の既往歴がある場合、または、薬剤誘発性白血球減少症/好中球減少症(低白血球)がある場合は、治療を開始した最初の数カ月の治療期間中は頻繁に血球数(CBC)をモニターする必要があります。
- 抗けいれん薬を服用している場合、また、けいれん発作の既往歴がある場合、またはEEG異常がある場合は注意して使用してください。
- 血液電解質レベル(マグネシウム、カリウム)を定期的に監視する必要があります。
- 心臓の問題や不規則な心拍、肝臓や腎臓の問題、腸閉塞、前立腺肥大、緑内障、重度の下痢、排尿困難、高血圧または低血圧の病歴がある場合は、医師に連絡してください。
- 症状が悪化する可能性がありますので、調子が良いを感じても服用量を変更したり、止めたりしないでください。
- オーラップ (ピモジド)の使用は、眠気、めまい、または視界のぼやけなどを引き起こす可能性があります。をのような症状が見られた場合は車の運転や機械の操作を行わないで下さい。
- 妊娠中、または妊娠を計画中であるか、授乳中である場合は、医師にご相談ください。
- 副作用を悪化させる可能性があるため、オーラップ (ピモジド)による治療中は、アルコールを控えて下さい。
オーラップ (ピモジド)は、化学物質(ドーパミン)の作用を変化させることによって作用する抗精神病薬であり、 それにより、脳における異常活動を減少させます。
主に統合失調、自閉症障害の患者に利用されています。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用量】
子供:
- オーラップ錠は、初回投与量として、体重1kgあたり0.05mgを1日1回就寝時に服用します。
- 用量は3日毎に、体重1kgあたり最大0.2mgまで増量されることがあります。用量は1日10mgを超えてはいけません。
- オーラップ錠は一般的に、初回投与量として、1日1~2mgを1日複数回に分割して服用します。
- 用量はその後、2日置きに増量されることがあります。
- ほとんどの場合、体重1kgあたり1日0.2mg未満、もしくは1日10mg未満の用量で効果が維持されます。
- 体重1kgあたり1日0.2mgもしくは1日10mgを超える用量は推奨されません。
- 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
- 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
- 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
- お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
- 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
- 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
低カリウム血症、低マグネシウム血症のある患者、不整脈又はその既往歴のある患者、パーキンソン病、心疾患、てんかん等の痙攣性疾患、肝障害、腎障害
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、ボキサミン、パーキンソン病、HIVプロテアーゼ阻害薬、アゾール系抗真菌薬、抗生物質、吐き気止めの薬、中枢神経抑制剤、グレープフルーツジュース、アルコール
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ADHDとTBI(外傷性脳損傷)の関係
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