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スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)

スピリーバ ハンディヘラー(吸入剤)の主成分であるチオトロピウムには、気管支を拡張する作用があります。 おもに慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用されます。

同義語

スピリーバ ハンディヘラー

有効成分

臭化チオトロピウム, Tiotropium Br

その他のブランド名

スピリーバ ハンディヘラー, Spiriva Handihaler

包装

30

製造元

ベーリンガーインゲルハイム

形状

吸入カプセル, ハンディヘラー (吸入器)

含有量

18mcg

製造国

イギリス, トルコ, ニュージーランド

SKU

2697

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 医師へご確認ください。

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 母乳育児中も安全に使用できます。ヒトでの研究は限られていますが、この薬物は乳児にとって重大なリスクではないことが示唆されています。乳児に口の乾燥や便秘、および泌尿器の問題がないか監視してください。

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。限られた情報ではありますが、用量調整の必要がないことが示されてます。医師へご相談ください。基礎疾患として腎臓病がある場合は、薬の服用中に密な監視が必要となりますので医師に連絡してください。

【スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。線量変更なども必要ありません。

シルデナフィル

チオトロピウム

使用方法
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は、慢性閉塞性肺疾患および喘息の治療に使用されます。
効能・効果
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は、肺上のアセチルコリンの活性を低下させることによって作用します。 これにより、空気道が開放され呼吸が容易になります。
一般的な副作用
頭痛、吐き気、めまい、口の渇き、咳、喉の炎症
専門家のアドバイス
  • 眼球の圧迫(緑内障)、前立腺の問題、排尿が困難な場合、腎臓疾患に罹患している場合は、医師に相談してください。
  • 喘息やCOPDの発作を治療するためにはスピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)を使用しないでください。
  • スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)の投与後に発疹、腫れ、息切れなどのアレルギー反応を発症した場合、直ちに医師の診察を受けてください。
  • カプセルから吸入した粉末が目に入らないようにご注意ください。粉末が目に入ると、眼の痛み、視力のぼけ、光の周辺に輪が見えたり、目の発赤などを引き起こし、狭角緑内障を悪化させる可能性があります。
よくある質問
Q.スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)はステロイド剤、アヘン剤、抗コリン作用薬または麻薬ですか?
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は、気道を開き、肺の内外への空気の取り込みを容易にし、それにより息切れを和らげる抗コリン作用薬です。ステロイド、アヘンまたは麻薬成分は含まれていません。

Q.スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)はイプラトロピウムと同じですか?
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)はイプラトロピウムと同じではありません。

Q.スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)はジェネリック薬ですか?
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)はジェネリック薬での入手が可能です。ジェネリック薬は同じ階級に属し、同じ行動メカニズムを持ち、息切れを和らげるために同様に効果があります。

Q.スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は体重の増加を引き起こしますか?
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は体重の増加を引き起こすことは知られていません。

Q.スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は長時間作用型β作動薬(LABA)、もしくは 長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)ですか?
スピリーバ ハンディヘラー (チオトロピウム)は長時間作用型β作動薬(LABA)ではありません。この薬は気道の平滑筋上のムスカリンレセプターに作用し、気道を開き、肺の内外への空気の取り込みを容易にし、それにより息切れを軽減する作用のある、長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)です。

基本情報
スピリーバ 吸入用カプセル(有効成分:チオトロピウム臭化物)は、気管支を広げるお薬(ムスカリン受容体拮抗薬)です。慢性閉塞性肺疾患(COPD)に用いられます。同型タイプのお薬の中では作用時間が長く、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の維持管理・予防として選択されます。吸入してからすばやく効果が現れ、24時間作用が持続します。チオトロピウム臭化物は、副交感神経を刺激する神経伝達物質アセチルコリンの受容体の働きを抑えることで副交感神経の働きが弱まり気管支平滑筋が緩むことで気管支が広がり、気管支の収縮を抑えます。作用時間が長いため、吸入は1日回で済みます。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、代表的な慢性呼吸器疾患のひとつで肺胞破壊、気道炎症から徐々に症状が進行していき、咳嗽や喀痰を伴う息切れなどが生じる病気です。症状を引き起こすきっかけは微粒子や有毒ガス、喫煙などが挙げられます。慢性閉塞性肺疾患(COPD)には肺気腫もそのうちに含まれます。日本での死亡原因の10位にのぼる疾患であることは意外に知られていません。

症状が進行していくと息切れするようになり、それに伴い運動機能が低下していきます。肺炎、気管支炎を起こしやすくなり、急性増悪の重症化や全身の合併症などが起きやすくなります。
*重要:本剤は、発作など急性増悪を目的とするお薬ではありません。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

  • スピリーバ吸入カプセルは、経口服用しないで下さい。吸入の形で使用しないと、本来の肺に対する効果が発揮されません。
  • スピリーバ吸入カプセルに含まれる薬剤は吸入専用薬であり、ハンディヘラー装置(吸入器)と併せて使用する必要があります。
  • スピリーバハンディヘラー(臭化チオトロピウム吸入パウダー)は、1日1回の吸入が推奨されています。
  • 高齢者や肝障害および腎障害患者への用量調節は必要ありません。
  • しかし、中等度~重度の腎障害患者にスピリーバハンディヘラーを使用する場合は、綿密なモニタリングを行う必要があります。
禁忌
下記の場合の使用はできません。

  • 緑内障の場合
  • 前立腺肥大等による排尿障害がある場合
  • アトロピンにその類縁物質に対して過敏症の既往歴がある場合
  • 本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。

  • 心不全、期外収縮、心房細動、またはこれらの既往歴がある場合。これらの場合、心不全、心房細動、期外収縮が現れることがあるため。
  • 腎機能が高度~中等度程低下している場合。(*クレアチニンクリアランス値が50mL/min以下の場合)チオトロピウム臭化物水和物は腎排から排出されるため、腎機能低下している場合に血中濃度が上昇するおそれがあるため。
  • 前立腺肥大がある場合。排尿障害を起こす可能性があるため。
重要な基本的注意
  • 本剤は急性増悪治療を目的とするものではありません。
  • 本剤の使用により即時型過敏症(血管浮腫など)が生じる場合があります。異常が現れたら速やかに使用を中止し、適切な処置を取ること。
  • 慢性閉塞性肺疾患による症状の安定化のためには、継続使用の必要があります。しかしながら、用法・用量を守って正しく使用しても効果が現れない場合は、漫然と継続せず中止するなどの適切な対応を速やかに取ること。
  • 本剤の吸入によって気管支けいれんが誘発されるおそれがあります。異常が現れたら速やかに使用を中止し、適切な処置を取ること。
  • 腎機能が低下している高齢者が使用する場合、治療上の有益性と危険性を十分に検討した上で慎重に使用を進めることが必要です。
  • 使用の際は眼に入らないように注意すること。結膜の充血、角膜浮腫、赤色眼、眼痛、眼の不快感、霧視、視覚暈輪、虹輪などの眼の症状が現れたら急性閉塞性隅角緑内障の徴候のおそれがあります。直ちに医療機関を受診して下さい。
高齢者への投与
高齢者は一般に腎臓などの生理機能が低下しているため血中濃度が高くなるおそれがありますので特に慎重に使用をすすめることが必要です。また、高齢者では吸入カプセル使用時に口の渇きが出やすくなります。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合、治療上の有益性と危険性を十分に検討した上で有益性が危険性を越える場合に限って使用すること。授乳中の本剤の使用は避けること。やむを得ず使用せざるを得ない場合、授乳を止めること。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳幼児、小児への使用に対しての安全性は確立されていません。

保存等
25度以上の場所に置かないこと、凍結不可

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