電話: (050) 5806 4417

平日09:30~18:30(日本時間)

ゼルドックス (ジプラシドン)

ゼルドックスカプセル(ジプラシドン)は、非定型抗精神病薬です。 思考に影響を及ぼす脳内の特定の化学伝達物質の作用を調節することにより作用します。

同義語

ゼルドックス, Zeldox

有効成分

ジプラシドン, Ziprasidone

その他のブランド名

ゼルドックス, Zeldox

包装

56

製造元

Pfizer

形状

カプセル

含有量

20mg, 40mg, 60mg, 80mg

製造国

トルコ

SKU

2562

【ゼルドックス (ジプラシドン)】食事と一緒に服用下さい。

【ゼルドックス (ジプラシドン)】アルコールと一緒に摂取した場合、過度の眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【ゼルドックス (ジプラシドン)】妊娠中に使用するのは危険です。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ゼルドックス (ジプラシドン)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。

【ゼルドックス (ジプラシドン)】めまいや眠気を感じたり、注意散漫になる可能性があります。そのような症状が見られたら車の運転などは控えて下さい。

【ゼルドックス (ジプラシドン)】腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【ゼルドックス (ジプラシドン)】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。

シルデナフィル

ジプラシドン

使用方法
ゼルドックス (ジプラシドン)は、統合失調症および躁病の治療に使用されます。
効能・効果
ゼルドックス (ジプラシドン)は非定型抗精神病薬です。 思考に影響を及ぼす脳内の特定の化学的メッセンジャーの作用を調節することによって作用します。
一般的な副作用
頭痛、吐き気、嘔吐、眠気、視力異常、ジストニア、アカシジア、虚弱、パーキンソニズム、めまい、気道感染症
専門家のアドバイス
  • 心不全、心臓発作、長いQT症候群(不規則な心拍)または不規則な心拍を引き起こす可能性のある薬を服用するなどの、心臓疾患がある場合、ゼルドックス (ジプラシドン)を服用する前に、医師へご確認下さい。
  • 糖尿病でない場合でも、この薬を服用している間に高血糖(血糖値の上昇、極度の渇き、頻尿、極度の空腹、視力の低下、または衰弱などの症状)を経験することがあります。
  • ゼルドックス (ジプラシドン)は眠気、めまいの原因となることがあります。車を運転したり、機械を操作したりといった注意を要する作業は安全に行うことができると確認できるまで控えて下さい。
  • ゼルドックス (ジプラシドン)での治療中は、アルコールを控えて下さい。副作用が悪化する可能性があります。
  • NMS(神経弛緩性悪性症候群)は、おそらくゼルドックス (ジプラシドン)によって引き起こされる可能性のある致命的な症候群です。症状としては、発熱、筋肉の硬直、混乱、異常思考、速い、または不規則な心拍、および発汗などがあります。これらの症状が見られた場合は、すぐに医師に相談してください。
  • ゼルドックス (ジプラシドン)を服用している高齢者の場合は、腕、足、舌、顔、口、顎などの筋肉の動き(例えば、舌が突き出るなど)が制御できない場合があります。このような問題がある場合は、すぐに医者に相談してください。
  • ゼルドックス (ジプラシドン)の服用により免疫力が低下する可能性があります。風邪や感染症のある人との接触を避けて下さい。
  • ゼルドックス (ジプラシドン)を使用している間、電解質レベル、完全血球数(CBC)、または空腹時血糖値を含むラボ検査を受け、症状が監視されることがあります。
  • 妊娠中、妊娠を予定しているか、または、授乳中である場合は、医師にご相談ください。
よくある質問
Q.ゼルドックス (ジプラシドン)は麻薬、ベンゾジアゼパム、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、規制薬物、またアヘン剤ですか?
ゼルドックス (ジプラシドン)は、麻薬性はなく、ベンゾジアゼパム、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、規制薬物、またアヘン剤ではありません。

Q.ゼルドックス (ジプラシドン)は中毒性ですか?
ゼルドックス (ジプラシドン)は中毒性はありません。

Q.ゼルドックス (ジプラシドン)をザナックス、タイレノール、イブプロフェン、ベナドリル、ナイキル、メラトニン、トラゾドンと一緒に服用できますか?
ゼルドックス (ジプラシドン)はこれらの薬物と相互作用することがあります。 薬の選択肢については医師の指示に従って下さい。

Q.ゼルドックス (ジプラシドン)は体重の増加や便秘を引き起こしますか、また、気分が高揚したり眠気を催したり疲労を感じたりしますか?
ゼルドックス (ジプラシドン)はこれらの副作用を引き起こす可能性があります。ゼルドックス (ジプラシドン)による治療中にこういった異常な問題が発生した場合は、医師にご相談ください。
基本情報
ジプラシドンはファイザー社が開発した抗精神病薬です。

おもに統合失調症、双極性障害(躁うつ病)の症状を和らげるために使用されます。

従来の統合失調症治療薬と比べ副作用が少ないとされています。

1998年に最初の販売承認を取得(米国では2001年)した後、現在では76の国と地域で統合失調薬として幅広く使われております。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

  • ゼルドックスカプセルは噛まずにそのまま、食事と一緒に服用して下さい。
  • ゼルドックスカプセルは、1カプセルを朝の朝食中に、もう1カプセルを夕方の夕食中に、1日2回服用して下さい。
  • 毎日同じ時間に服用する必要があります。
成人:
通常、1回40~80mgを1日2回、食事と一緒に服用します。

長期治療を行う場合、医師による用量調節が行われることがあります。
最大推奨用量160mg/日を超えて服用してはいけません。

双極性障害を患う小児および青年:
通常1回20mgを食事と併せての服用から開始し、その後医師が適切な用量を決定します。
体重45kg以下の子供には最大推奨用量80mg/日を、体重45kgを超える子供には160mg/日を超えて投与してはいけません。
総合失調症を患う小児および青年にゼルドックスカプセルを使用した場合の安全性および効果は確立されていません。

高齢者(65歳を超える):
高齢者には、医師が適切な用量を決定します。
65歳を超える患者には、若い患者よりも低い用量が投与されることがあります。

肝障害のある患者:
腎障害がある場合は、低用量のゼルドックスカプセルを服用する必要があります。
医師により適切な用量が決定されます。

ゼルドックスカプセルを過量投与した場合:
直ちに医師に連絡して下さい。
ゼルドックスカプセルを過量摂取すると、めまいや震え、発作、頭や首の不随意運動が起こる可能性があります。

服用を忘れた場合:
ゼルドックスカプセルは、毎日同じ時間に定期的に服用することが大切です。
予定時間に服用し忘れたら、出来るだけ早く服用して下さい。
ただし、思い出した時間が次の予定時間に近い場合は1回分を飛ばし、次の予定時間からの服用を再開して下さい。
忘れた分の用量を補うために倍量服用してはいけません。

服用を中止する場合:
医師の指示が無い限り、服用を中止してはいけません。
症状に改善が見られたとしても、薬の服用を継続することが大切です。
服用を早く中止しすぎると、症状が戻る可能性があります。

警告
  • 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
  • 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
  • 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
  • お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
  • お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
  • 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
  • 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
  • 高齢者へは慎重に投与してください。
  • 定期的に血糖値の検査をおこなうようにしてください。
慎重投与
下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。

  • QT延長症候群の既往歴
  • 心臓発作や脳卒中の既往歴
  • カリウムやマグネシウムの血中濃度が低い。
  • 糖尿病(ジプラシドンは血糖値を上げる場合があります。)
  • 発作やてんかん
  • パーキンソン病、アルツハイマー病
  • 肝疾患
  • 腎臓病
相互作用
以下のお薬とは決して併用しないでください。

  • 三酸化ヒ素(トリセノックス)、ドロペリドール、ハロファントリン、タクロリムス(プログラフ)
  • クラリスロマイシン(バイアキシン)、エリスロマイシン、レボフロキサシン、モキシフロキサシン(アベロックス)、ペンタミジン
  • クロロキンやメフロキンなどの抗マラリア薬
  • アミオダロン、ドフェチリド、ジソピラミド(ノルペース)、プロカインアミド、プロパフェノン、キニジン、ソタロール
  • ドラセトロン(アンゼメット)、オンダンセトロン(ゾフラン)
  • クロルプロマジン(ソラジン)、クロザピン、ハロペリドール(ハルドール)、ピモジド、チオリダジン(メレリル)
精神医学的診断は「科学的には無意味」 2019年7月16日

精神医学誌『Psychiatry Research』に発表された新しい研究では、精神科の診断は個別の精神的健康障害を識別するためのツールとしては、科学的に価値がないと結論づけられています。 リバプール大学の研究者が率いるこの研究では、「統合失調症」、「双極性障害」、「鬱病性障害」、「不安障害」

妊娠と自閉症の関係:インフルエンザワクチンとの関連性の研究 2016年12月7日

妊娠中にインフルエンザに感染することで赤ちゃんの自閉症リスクを高めることはありません。 これまでの研究では、妊娠中のインフルエンザや発熱などの感染症と、インフルエンザワクチンの接種、子どもの自閉症スペクトラム障害の発症とが関連しているとされていました。しかし、火曜日にJAMA小児科で発表された

自閉症遺伝子が脳細胞のコミュニケーションを遅らせる 2016年11月15日

マックマスター大学の幹細胞癌研究所の科学者たちは、発達中に他の脳細胞とシナプスと呼ばれる成熟した接続を形成するように脳細胞に指示するDIXDC1タンパク質の重要な「オン」ボタンを発見しました。 科学雑誌Cell Reportsに掲載されたこの発見は、ASD患者の新しい薬物の同定を導く、ASDの新し

運動には自閉症のある子どもに社会的スキルを持たせる効果 2016年9月27日

自閉症児は、多くの場合、専門的なケアを受ける必要があり、そのうちの何人かは、週40時間の行動分析(ABA)において、自閉症のための最も一般的な行動療法を行ないます。 また、その他、子供達は、スピーチ療法士や作業療法士と会うことがあります。 「しかし、多くの子供たちにとって、定期的な運動が生活の一

神経科学者による自閉症の症状転換 2016年3月4日

自閉症の原因はまだ不明ですが、そのほとんどが多様な遺伝的原因によるものだと言われています。 自閉症を持つ人々の約1%が脳の発達に重要であるSHANK3と呼ばれる遺伝子が欠如しています。 この遺伝子がなければ、社会的相互作用の反復的な行動と回避を含む典型的な自閉症の症状を発症するのです。

記憶や学習能力の基礎は子ども時代につくられる! 2015年10月19日

─スパインの形態を調整するたんぱく質と、そのしくみを解析─ 記憶や学習などの脳機能は、神経細胞が無数につながった回路内で、情報がやりとりされることで発揮されます。 神経細胞の樹状突起には「スパイン」とよばれる小さな棘状の構造があります。マウスを用いた研究では、記憶が形成される際にその記憶に

自閉症についての考え方『大規模リセット』 2015年10月2日

自閉症と診断された子供たち: スティーブ・シルバーマン氏は、2000年代初頭に、シリコンバレーを対象に調査した際、多くのハイテク企業の幹部の家族についてある共通点に気づきました。 彼は医学文献を調査しその家族と話をした折に、彼らの子供の自閉症率が急速に上昇していたのです。 「オタク症候

自閉症の男性と女性での研究 目で心を読むテスト 2015年9月9日

ケンブリッジ大学の大学の科学者たちは、科学雑誌PLoS ONEに、自閉症の人が「目で心を読みとる。」という、史上最大規模の研究の新しいテスト結果を発表しました。 一般的な成人がこのテストにおいて予測された性差が認められた一方で、男性よりも高い平均得点の女性と、自閉症の成人では、この典型的な性差

統合失調症と大麻の使用は遺伝的関連がある可能性 2014年6月26日

- 自分たちの生活の中でいくつかの点で人々の約1%に影響を与える衰弱精神疾患 - これは障害を発症するリスクが大麻ユーザーの間で二倍であることを示しており、 大麻使用が統合失調症の原因であるという証拠も次々と見つかっています。 統合失調とは人口の約1%に起こる精神疾患です。 そして大麻使用

遺伝子変異が統合失調の原因である可能性 2014年6月20日

統合失調患者は米国で240万人いるとされており、その原因の詳細は分かっていません。 過去の研究では遺伝子に関係しているとされていましたが、現在ニューヨークにある コロンビア大学医療センターの研究者がその原因となるものを特定しました。 コロンビア大学医療センターの生物学、生理学、細胞生物物理学の

おススメの商品