タクロリムス 軟膏 (プロトピック ジェネリック)
タクロリムス軟膏は、アトピー性皮膚炎の治療に使用されます。皮膚の赤みおよびかゆみを引き起こす皮膚の炎症を減少させることによって作用します。
プロトピック ジェネリック
タクロリムス水和物, Tacrolimus
タクロズ, Tacroz, タクロベート, Tacrovate その他
10g
Glenmark, United Bio, Ochoa Laboratories, ジェネリック各社
軟膏
0.03%, 0.1%
インド
1263
【タクロリムス外用薬】 医師へご確認ください。
【タクロリムス外用薬】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。
【タクロリムス外用薬】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物実験では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【タクロリムス外用薬】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。 使用される際には乳児の皮膚に治療領域が接触しないように心がけて下さい。軟膏の使用はその成分が乳児の体内で有害となる可能性がありますので、薬の形態では水混和性のあるクリーム、もしくはジェルが勧められます。
【タクロリムス外用薬】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【タクロリムス外用薬】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。限られた情報ではありますが、用量調整の必要がないことが示されてます。医師へご相談ください。
【タクロリムス外用薬】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。
シルデナフィル
タクロリムス 外用薬
- タクロリムス外用薬を塗布する前に手を洗ってください。アトピー性皮膚炎(湿疹)の患部に薄く塗ってください。
- アトピー性皮膚炎(湿疹)の患部の皮膚が入浴後またはシャワーの後、完全に乾燥していることを確認してください。
- 薬が皮膚に塗布されていない場合でも、治療中は日光への露出を避けてください。
- 包帯などで治療中の皮膚を覆わないでください。服装は普段着で過ごすことができます。
- タクロリムスを目や口に塗布しないでください。タクロリムス外用薬がこれらの領域のいずれかに付いてしまった場合は、その領域を完全に拭き取り、水ですすいでください。
- かゆみ、発疹、発赤などのアトピー性皮膚炎(湿疹)の徴候と症状が消えた場合は、タクロリムスの使用を止め医師に相談してください。
- 6週間以上使用することはお勧めしません。必要に応じて治療を中断したり、繰り返し使用することがあります。
- 免疫系が弱い場合(例えば、がんや長期間ステロイドを服用しているなど)には使用できません。
- 水痘やヘルペスなどの皮膚に感染した場合は、医師にご相談ください。
- 妊娠中、または妊娠を計画中であるか母乳育児中である場合は、医師にご相談ください。
- 患者の多くに、使用後1週間程度で皮膚の改善が見られます。
- 2歳未満の小児にはお勧めできません。
タクロリムスは免疫抑制薬です。ステロイド薬ではありません。
Q.タクロリムス カプセルは腎毒性、または細胞毒性ですか?
タクロリムス カプセルは特定のタイプの細胞を破壊する細胞傷害性があり、腎機能を損なう腎毒性である可能性があります。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。
ステロイド外用剤等の既存療法では効果が不十分、または副作用のためにこれらのお薬が使用できない場合で、本剤(タクロリムス)の使用が必要な場合に限って使用します。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用法】
- タクロリムス軟膏は、患部の皮膚に薄く塗布してご使用下さい。
- タクロリムス軟膏は、顔や首、肘や膝のシワを含む、体のほとんどの部位にご使用いただけます。
- 鼻や口、目の中への使用は避けて下さい。軟膏がこれらの部位に付着した際は、完全に拭き取り、水で洗い流す必要があります。
- タクロリムス軟膏を塗布した皮膚を絆創膏や包帯で覆わないで下さい。
- 手を治療する場合を除き、軟膏の使用後は手を洗って下さい。
- シャワーを浴びた後や入浴後にタクロリムス軟膏を塗布する場合は、患部の皮膚が完全に乾いていることを確認して下さい。
16歳以上の成人:
成人には、2種類(0.03%と0.1%)の用量があります。
適切な用量は医師が決定します。
通常は、タクロリムス0.1%軟膏を1日2回(朝と夕方)から使用を開始し、湿疹が無くなるまで継続します。
湿疹の薬への反応に応じて、医師がタクロリムス軟膏の使用頻度を減少する、もしくは低用量(タクロリムス0.03%軟膏)へ変更するか否かを決定します。
各患部の皮膚は、湿疹が無くなるまで治療を続けて下さい。
通常、1週間以内に改善が見られます。
2週間経っても全く改善しない場合は、医師に他の治療法について確認して下さい。
アトピー性皮膚炎の症状が完全に、もしくはほぼ無くなった後は、医師により、タクロリムス0.1%軟膏を1週間に2回(例:毎週月曜日と木曜日)、普段アトピー性
皮膚炎の影響を受ける部分の皮膚に使用するように指示されることがあります。
この場合、薬の使用間隔は2~3日空ける必要があります。
症状が再発した場合は、タクロリムス軟膏を再び1日2回使用し、その後治療経過観察のため医師の診察を受けて下さい。
【軟膏を誤飲した場合】
出来るだけ早く医師や薬剤師の診察を受けて下さい。
嘔吐を試みないで下さい。
【使用を忘れた場合】
使用し忘れたら直ぐに使用し、その後は通常の使用スケジュールに戻って下さい。
●皮膚感染症がある場合
●妊婦又は妊娠している可能性がある場合
●明らかに局面を形成しているジュクジュクしたびらん、潰瘍、掻き傷への使用
●高度の腎障害、高度の高カリウム血症がある場合
●魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患(Netherton症候群等)がある場合
●紫外線療法を実施中の場合
●軟膏0.1%の小児等への使用は不可。軟膏0.03%の低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児への使用は不可。
●本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
●高度の肝障害がある場合
●腎障害、高カリウム血症がある場合
●重度の皮疹の場合や広範囲へ使用した場合では、血中濃度が高くなる場合がありますので使用を開始してから半月~1ヵ月後に一度腎機能検査受け、その後は必要に応じて行ってください。
●本剤使用時は日光への曝露を最小限にします。また、日焼けランプ/紫外線ランプを避けます。
●皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎患者には原則として使用禁忌ですが、やむを得ず使用せざるを得ない場合は、感染部位を避けて下さい。(もしくは予め抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤による治療を行ったりもれらとの併用治療を検討します。
●2年以上の長期使用時の局所免疫抑制作用があらわれる恐れがあります。
PUVA療法等の紫外線療法との併用は禁忌。
- 軟膏0.1%:低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児では使用経験がなく安全性は確立していませんので使用しないこと。
- 2歳以上の小児等ではより低濃度の小児用製剤でも有効性が認められているので、血中濃度上昇により副作用が発現する可能性を考慮し、小児等では使用しないこと。
- 軟膏0.03%の場合:低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児では使用経験がなく、安全性は確立されていないので使用しないこと。
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