ベタロック CR (メトプロロール)

ベタロック CR (メトプロロール)は、胸痛（狭心症）、不整脈、心臓発作、高血圧、心不全および片頭痛の治療に使用されます。

ベタロック CR (メトプロロール)は、心臓に特異的に作用するβブロッカーです。心拍数を遅くし、血管を弛緩させ、器官への血流を改善することによって作用します。

吐き気、頭痛、疲労、便秘、下痢、めまい

• 毎日同じ時間に服用下さい。
• ベタロック CR (メトプロロール)は、効果が現われるまで1〜2週間かかります。
• 糖尿病患者である場合、低血糖の症状が隠れてしまう可能性があります。 インスリンやその他の抗糖尿病薬を服用中である場合は、血糖値をよりこまめに確認する必要があります。
• 突然ベタロック CR (メトプロロール)の服用を止めると、血圧が急激に上昇し、心臓発作や脳卒中のリスクが高くなります。
• 心拍が遅い場合や、特定の種類の不整脈、重度の肝障害がある場合は、ベタロック CR (メトプロロール)を使用しないでください。

Q. ベタロック CR (メトプロロール)は安全ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)は、医師の指示に従い、規定の用量で使用した場合、安全です。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は利尿薬、ベータブロッカー、スタチン、MAOI、ACE阻害薬、またはARB、カルシウムチャネル遮断薬ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーのクラスに属しています。利尿薬、スタチン、MAOI、ACE阻害薬またはカルシウムチャネル遮断薬ではありません。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)はビタミン剤と一緒に摂取できますか？
ベタロック CR (メトプロロール)はビタミン剤と一緒に摂取することができます。両者の間に薬物間相互作用は報告されていません。しかし、これは相互作用が起こり得ないことを意味するものではありませんので2つの薬を一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は不安感を引き起こしますか？
ベタロック CR (メトプロロール)は不安感を引き起こしません。ベタロック CR (メトプロロール)を服用し不安を感じた場合は、さらに検査と管理が必要となる場合がありますので、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は下痢の原因ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)はまれには下痢を引き起こすことがあります。これは、他の根底にある症状が原因である可能性があるため、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)にはパラセタモール（アセトアミノフェン）が含まれていますか？
ベタロック CR (メトプロロール)はパラセタモール（アセトアミノフェン）を含みません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.アルプラゾラムと一緒にベタロック CR (メトプロロール)を服用できますか？
ベタロック CR (メトプロロール)はアルプラゾラムと一緒に服用することができます。両者の間に薬物間相互作用は報告されていません。しかし、これは相互作用が起こり得ないことを意味するものではありませんので2つの薬を一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.不安感を治療するためにベタロック CR (メトプロロール)を服用できますか？
ベタロック CR (メトプロロール)は不安の治療には適応されていません。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)はアンジオテンシン変換酵素（ACE）阻害薬ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)はアンジオテンシン変換酵素（ACE）阻害薬ではありません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は利尿薬ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)は利尿薬ではありません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は勃起不全を引き起こしますか？
ベタロック CR (メトプロロール)が勃起不全を引き起こすことは滅多にありません。ベタロック CR (メトプロロール)を服用し、勃起不全を起こした場合は医師に相談してください。薬の投与量を変更する必要や、代替薬を使用する場合があります。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)に利尿作用はありますか？
ベタロック CR (メトプロロール)に利尿作用はありません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.グレープフルーツジュースとベタロック CR (メトプロロール)を一緒に摂取できますか？
ベタロック CR (メトプロロール)とグレープフルーツジュースは一緒に摂取できます。それらの間に、既知の相互作用はありません。しかし、ベタロック CR (メトプロロール)とグレープフルーツジュースを一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は血中希釈剤ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)は血液希釈剤ではありません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)はスタチンですか？
ベタロック CR (メトプロロール)はスタチンではありません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は血管拡張剤ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)は血管拡張剤ではありません。ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は脱毛の原因になりますか？
ベタロック CR (メトプロロール)は非常にまれですが脱毛を引き起こすことがあります。ベタロック CR (メトプロロール)を服用中に脱毛を起こした場合は、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は不眠症の原因になりますか？
ベタロック CR (メトプロロール)が不眠症を引き起こすことは滅多にありませんが、不眠症やその他の睡眠障害を経験した場合は、医師に相談してください。

Q.イブプロフェンと一緒にベタロック CR (メトプロロール)を服用できますか？
イブプロフェンはベタロック CR (メトプロロール)の薬効を減少させる可能性があります。薬の用量を調整する必要があるため、両方の薬を一緒に飲む必要がある場合は、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)と、避妊薬は一緒に服用できますか？
ベタロック CR (メトプロロール)は、避妊薬と一緒に服用することができます。両者の間に薬物間相互作用は報告されていません。しかし、これは相互作用が起こり得ないことを意味するものではありませんので2つの薬を一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は規制薬物ですか？
ベタロック CR (メトプロロール)は規制物質ではありません。規制薬物とは、その製造、所持、または使用が政府によって規制されている薬物または化学物質です。
ベタロック CR (メトプロロール)はベータブロッカーと呼ばれる医薬品群に属し、医師の処方を受けた上で、薬局から購入することができます。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は体重の増加を引き起こしますか？
ベタロック CR (メトプロロール)は、大変まれですが、体重の増加を引き起こすことがあります。注意を必要とする根底にある病気が原因である可能性があるため、ベタロック CR (メトプロロール)の服用で体重の増加を経験した場合は、医師に相談してください。

Q.ベタロック CR (メトプロロール)は便秘の原因になりますか？
ベタロック CR (メトプロロール)の使用は便秘と関連していると考えられます。その使用に伴うその他の一般的な副作用としては、吐き気、頭痛、疲労、めまい、動悸、腹痛、下痢、息切れ、心拍の乱れなどがあります。

メトプロロールは高血圧の治療に利用されているお薬です。心臓を休ませる作用があり、作用メカニズムは、心臓にある交感神経のβ受容体というものをを遮断することにより心臓の拍動がおさえられ、血圧が下がります。高血圧症のほか、狭心症や不整脈（頻脈）の治療にも用います。β遮断薬という系統の薬で脂溶性でよく吸収され,脳内に入りやすい傾向があります。 本来、心不全には禁忌なのですが、病状によっては有効なことが分かってきました。心臓の負担が軽くなり、予後の改善（長生き）につながる可能性があります。心筋症や一部の慢性心不全に対し、専門医により使用されます。

褐色細胞腫の患者に投与する場合、α-遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し，常にα-遮断剤を併用する。
他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること。
心臓、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること。
服用後にめまい，傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる。
本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。

下記の場合の使用は禁忌です。
○本剤（ベタロックＣＲ　Betaloc CR　錠）に含まれる成分及び他のβ-遮断剤に対して過敏症の既往歴がある場合
○糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスがある場合
○高度の徐脈（著しい洞性徐脈）、房室ブロック（２度～３度）、洞房ブロック、洞不全症候群の場合
○心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全がある場合
○重症の末梢循環障害（壊疽など）がある場合
○治療していない褐色細胞腫がある場合
○妊婦中、または妊娠している可能性がある場合
○低血圧症の場合

下記の場合の使用は慎重に行う必要があります。事前に該当を医師に伝えて下さい。
○うっ血性心不全のおそれがある場合
○気管支喘息、気管支けいれんのおそれがある場合
○重い肝障害の場合
○重い腎障害の場合
○低血糖症の場合
○コントロールが十分でない糖尿病の場合
○長期間絶食状態にある場合
○徐脈、房室ブロック（I度）がある場合
○異型狭心症の場合
○甲状腺中毒症の場合
○末梢循環障害（レイノー症候群、間欠性跛行症など）がある場合
○小児
○高齢者　

下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
ルチアゼム（ヘルベッサー）、ベラパミル（ワソラン）、ジギタリス薬、抗不整脈薬、糖尿病、鎮痛薬、シメチジン、パロキセチン、リファンピシン