電話: (050) 5806 4417

平日09:30~18:30(日本時間)

ボルテナットブ 注射 (ボルテゾミブ)

ボルテゾミブ (ボルテナット / ベルケイド ジェネリック) 注射は、抗がん剤です。再発又は難治性の多発性骨髄腫に用いられます。静脈内注射以外の使用はできません。

同義語

ベルケイド ジェネリック, Generic Velcade

有効成分

ボルテゾミブ, Bortezomib

その他のブランド名

ベルケイド ジェネリック, ボルテナット, Bortenat

包装

1

製造元

Natco Pharma

形状

注射

含有量

3.5mg

製造国

インド

SKU

1370

【ボルテゾミブ】 医師へご確認下さい。

【ボルテゾミブ】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。

【ボルテゾミブ】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。 人間の胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ボルテゾミブ】 母乳育児中の使用は危険です。研究データでは、この薬剤が乳児に毒性を引き起こすか、または母親の母乳栄養が望ましくない状態となることが示唆されています。

【ボルテゾミブ】 気分がすぐれないようであれば運転は行わないで下さい。眠気や疲労感、視界不良などの副作用が原因となり運転能力に影響を及ぼすことがあります。

【ボルテゾミブ】 腎疾患が重度である場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性がありますので医師へご相談下さい。

【ボルテゾミブ】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。

シルデナフィル

ボルテゾミブ

使用方法
ボルテゾミブは、多発性骨髄腫およびマントル細胞リンパ腫の治療に使用されます。
効能・効果
ボルテゾミブは抗がん剤です。細胞内のタンパク質の崩壊を阻止または減速することによって作用します。その結果として、癌細胞中のタンパク質の数が増加し癌細胞が死滅します。
一般的な副作用
血小板の減少、疲労、末梢神経障害(足や手のヒリヒリとしたしびれ)、精神障害、吐き気、嘔吐、食欲の減少、発熱、貧血、下痢、食欲の減少、白血球数(好中球)の減少、便秘
専門家のアドバイス
  • 以下の疾患がある場合はボルテゾミブを服用する前に、医師に相談してください。
    肝臓、腎臓、心臓の疾患、または発疹や性器の痛みを伴う発熱、糖尿病、赤血球または白血球の数が少ない、または出血の問題がある場合。
  • ボルテゾミブによる治療中は、毎日水を多量に摂取し、水分を充分補ってください。
  • 妊娠中、または妊娠を計画中であるか、授乳中である場合は、医師にご相談ください。
  • 記憶喪失、思考障害、歩行困難、または視力喪失など、重大な脳感染の徴候がある場合は、医師に相談してください。
  • ボルテゾミブは、疲労、めまい、失神や視力障害の原因となる可能性があるため、薬の服用後は車を運転したり機械を操作したりしないでください。
よくある質問
Q.ボルテゾミブは化学療法、ホルモン薬、または細胞毒性薬ですか?
ボルテゾミブはホルモン薬ではありません。多発性骨髄腫およびマントル細胞リンパ腫を含む癌の治療に用いられる化学療法で細胞傷害性薬物です。
Q.ボルテゾミブはどのように作用しますか?
ボルテゾミブは、プロテアソーム阻害剤と呼ばれる薬物のクラスに属しています。これはプロテアソームの作用を遮断することによって作用し、活発に増殖する癌性細胞の増殖に影響を及ぼします。
Q.ボルテゾミブはFDAで承認されていますか?
はい、ボルテゾミブはFDAの承認を受けています。
Q.ボルテゾミブは透析は可能ですか?
はい、ボルテゾミブは透析が可能です。
Q.ボルテゾミブは毒性ですか?
ボルテゾミブは、適切な用量で投与されなければ毒性効果を引き起こす可能性があります。
Q.ボルテゾミブは便秘の原因になりますか?
ボルテゾミブは便秘などの副作用を引き起こす可能性があります。
基本情報
ボルテゾミブ (ボルテナット / ベルケイド ジェネリック) 注射 は、ボルテゾミブを有効成分とする抗がん剤です。 ボルテゾミブは酵素プロテアソーム(細胞中の不要なたんぱく質を分解する作用がある)を阻害する作用があり、骨髄腫細胞の増殖を抑制する働きをします。そのため、再発又は難治性の多発性骨髄腫に用いられます。静脈内注射以外の使用はできません。
警告
ボルテゾミブ (ボルテナット / ベルケイド ジェネリック) 注射 の使用は、緊急時に十分な対応が可能な医療施設にて、造血器悪性腫瘍の治療に十分な知識と経験を持つ医師の下で本剤が適切と判断されるケースにおいてのみ使用すること。治療を開始する前に患者本人および家族、適切な立場の者にボルテゾミブ (ボルテナット / ベルケイド ジェネリック) 注射の有効性と危険性を十分に説明すること。そして同意を得てボルテゾミブ (ボルテナット / ベルケイド ジェネリック) 注射での治療を開始すること
禁忌
ボルテゾミブ、マンニトール又はホウ素に対して過敏症の既往歴がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に伝えて下さい。
○間質性肺炎、肺線維症等の肺障害の既往歴がある場合。ただし、現時点では肺障害の危険因子は明確ではありません。肺障害の既往歴のない場合でも慎重な経過観察は必要です。
○肝障害がある場合
○高齢者
高齢者への投与
特に高齢者で他の年齢層と比較して安全性や有効性について差異は報告されていませんが、一般に高齢者は生理機能が低下していますので特に慎重に使用を進めるべきです。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合の使用は原則としてできません。妊娠可能時期の女性は避妊すること。授乳中の本剤の使用は避けることが望ましい。やむを得ず使用する場合には、授乳をやめること。
小児等への投与
小児等への使用に対する安全性は確立されていません。
その他の注意
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
保存等
遮光保存(開封前および開封後ともに)
多発性骨髄腫に対する潜在的な新しいCAR-T細胞療法の研究 2021年6月28日

メイヨークリニックがんセンターの研究者は、多発性骨髄腫に対する新しいキメラ抗原受容体-T細胞療法(CAR-T細胞療法)の可能性を研究しています。 彼らの調査結果は、6月24日に医学雑誌The Lancetで公開されました。 「CAR-T細胞療法は、癌細胞を認識して破壊するようにT細胞を操作するこ

過去に同剤で治療を行った成人患者が対象 2015年6月3日

武田薬品工業株式会社は8月11日、同社の100%子会社である米ミレニアム・ファーマシューティカルズ Inc.とともに、多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド(一般名:ボルテゾミブ)」について、「過去にベルケイドで治療を行った成人の多発性骨髄腫患者において、治療が奏効し、ベルケイド投与終了後少なくとも6か月以