ラミシール

ラミシール（テルビナフィン）は、真菌感染症の治療に使用されます。

ラミシール（テルビナフィン）は、真菌細胞膜の保護カバーの構成を阻止し、真菌の成長を停止させることで作用します。

吐き気、腹痛、皮膚発疹、肝酵素の増加

肝機能検査は、ラミシール（テルビナフィン）での治療中に、特に肝疾患のある場合に勧められます。以下にあてはまる場合はラミシール（テルビナフィン）を服用する前には医師にご相談ください。

• 乾癬（厚みのある鱗屑、かゆみ、乾燥、発赤、時には痛みを伴う皮膚の斑点を特徴とする皮膚疾患）。
• 紅斑性狼瘡（身体の免疫系があなたの組織や臓器を攻撃してあなたの関節、皮膚および他の主要な器官に影響を及ぼす炎症を引き起こす疾患）。
• 肝臓、腎臓の問題または腎臓に影響を及ぼす可能性のある病気、うつ病、アルコール乱用または依存症、血中ヘモグロビンまたは赤血球（貧血）を含む血液関連の問題。

次の症状が見られた場合は医師に相談してください。

• 嘔吐（吐き気）、食欲不振、異常な疲労感、嘔吐、胃の痛み、皮膚や眼の黄変（黄疸）、濃色の尿や薄い色の便などの異常な肝機能の症状に気付いた場合。
• うつ症状を感じるか、うつ病の兆候が見られる場合。
• 水疱、肌の剥離、顔や唇の腫れ、舌、嚥下や呼吸の困難などの深刻な皮膚反応の徴候が見られる場合。
• 味がしないなどの、味覚障害が見られる場合。
• 匂いがしないなどの嗅覚障害が見られる場合。
• 血液細胞の構造、機能または質異常（血液疾患）と診断された場合。

ラミシール（テルビナフィン）クリームや軟膏は外部使用のみを目的としていますので、顔面にラミシール（テルビナフィン）クリーム、軟膏を使用しないでください。

目に接触しないようにご注意ください。誤って目に入ってしまった場合は、水で十分にすすいでください。

ラミシール（テルビナフィン）クリームを塗布する前に、患部を徹底的に浄化し、また、手を洗ってください。

より良い治療成果を得るために、タオルや衣服は清潔に保ち、これらを定期的に洗って慎重に乾燥させてください。皮膚を擦ったり傷つけたりしないでください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は白癬を治療しますか？
ラミシール（テルビナフィン）は、白癬菌（皮膚真菌症）の治療に使用されます。また、鼠蹊部、足指および爪（黄色、不透明および肥厚した爪）および足（水虫）の真菌感染症の治療にも使用されます。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は効果的ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は、貴方の医師がアドバイスした期間、用量で使用される場合、抗真菌薬として有効です。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は避妊薬を妨害しますか？
ラミシール（テルビナフィン）は、経口避妊薬（避妊薬）と一緒にラミシール（テルビナフィン）錠を摂取すると、破裂出血および不規則な生理を引き起こす可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は癜風を治療しますか？
ラミシール（テルビナフィン）は、爪、および皮膚に影響を及ぼす真菌感染症を治療するために使用されます。 この薬は、癜風（通常、背中、脇の下、上腕、胸、および首に変色した皮膚を特徴とする酵母感染）のための好ましい抗真菌薬ではありません。

Q.妊娠中にラミシール（テルビナフィン）は安全ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は、女性の臨床状態が経口ラミシール（テルビナフィン）錠剤による治療を必要とし、母親の利益が赤ちゃんのリスク以上でない限り、妊娠中は使用しないでください。妊娠している場合、または妊娠を予定している場合は、ラミシール（テルビナフィン）を服用する前に医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）はステロイドですか？
ラミシール（テルビナフィン）はステロイドではありません。ラミシール（テルビナフィン）は抗真菌薬と呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は授乳中に安全ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は授乳中に安全ではありません。ラミシール（テルビナフィン）は母乳に混入します。 ラミシール（テルビナフィン）錠剤により経口治療を受けている場合、母乳を与えてはいけません。授乳中である場合は、薬を服用する前に、医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は殺菌剤ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は、皮膚糸状菌、カビおよび特定の二形菌類に対して真菌を死滅させる殺真菌性があります。活性対酵母は、種に応じて殺真菌性または真菌の増殖を止める静真菌性があります。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は安全ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は、医師の指示に従って、所定の期間、服用した場合に安全です。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は抗生物質ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は抗生物質です。多くの真菌感染の治療に使用される抗真菌薬と呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は店頭で入手できますか？
ラミシール（テルビナフィン）は店頭薬ではありません。処方薬のクラスに属し、医師が処方した場合にのみ利用が可能です。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は危険ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は危険ではありません。医師の指示に従って、規定の用量で服用すれば安全です。

Q.ラミシール（テルビナフィン）はどのように使用できますか？
治療期間は、真菌感染のタイプおよび感染の重篤度に依存します。鼠径部、皮膚および足の真菌感染症の治療期間は2〜4週間です。水虫のいくつかのケースでは、6週間まで治療が必要になることがあります。 真菌感染症の場合、爪の治療期間は6週間であり、爪の治療期間は12週間です。 場合によっては、6ヶ月まで治療が必要な場合もあります。感染の種類と部位に応じて適切な治療期間を医師にご相談ください。

Q.イブプロフェンとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はイブプロフェンと一緒に服用することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.アルコールとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）を服用中にアルコールを摂取した場合で、薬物相互作用は報告されていません。 しかし、薬で治療を行っている間はいかなる薬でもアルコールの使用を避けることをお勧めします。詳しくは医師に相談してください。

Q.アモキシシリンとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はアモキシシリンと併用することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.メトロニダゾールとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はメトロニダゾールと服用することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.プレドニゾンとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はプレドニゾンと一緒に服用することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に服用する前に医師に相談してください。

Q.アジスロマイシンとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はアジスロマイシンと一緒に服用することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）とフェンテルミンを併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はフェンテルミンと一緒に摂取することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。


Q.プロバイオティクスとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はプロバイオティクスと一緒に摂取することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性はあります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。


Q.メトホルミンとラミシール（テルビナフィン）を併用できますか？
ラミシール（テルビナフィン）はメトホルミンと併用することができます。両者の間で薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q。ラミシール（テルビナフィン）に有効期限はありますか？
はい、ラミシール（テルビナフィン）には期限があります。すべての薬はパッケージに有効期限が表示されていますのっで、薬を使用する前に確認する必要があります。

Q.ラミシール（テルビナフィン）はカンジダを治療しますか？
ラミシール（テルビナフィン）は、多くのカンジダ種に対して有効性は低いとされています。カンジダ感染症の治療にラミシール（テルビナフィン）を使用することは推奨されません。適切な診断と治療が必要なので、カンジダに感染しているいる場合は、医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は便秘の原因になりますか？
ラミシール（テルビナフィン）は便秘を引き起こすことが報告されていません。ラミシール（テルビナフィン）を投与しているときに便秘がある場合は、医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は肝臓の損傷を引き起こすのですか？
ラミシール（テルビナフィン）は肝障害を引き起こす可能性があります。ラミシール（テルビナフィン）は、肝不全および肝臓酵素の増加を引き起こす可能性があります。 ラミシール（テルビナフィン）を服用中は4〜6週ごとに肝機能検査が行われ、肝機能がモニターされることが重要です。 肝酵素が増加した場合は、直ちにラミシール（テルビナフィン）を止めて医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）はうつ病の原因ですか？
ラミシール（テルビナフィン）はうつ病を引き起こす可能性がありますが、あまり一般的ではありません。ラミシール（テルビナフィン）を服用中にうつ症状が見られた場合は、医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）にはアセトアミノフェンが含まれていますか？
ラミシール（テルビナフィン）はアセトアミノフェンを含みません。ラミシール（テルビナフィン）は抗真菌薬と呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は不眠症（睡眠困難）を引き起こしますか？
ラミシール（テルビナフィン）が不眠症（睡眠困難）を引き起こすとは報告されていません。ラミシール（テルビナフィン）を服用しているときに不眠症がある場合は、医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）はサルファ剤ですか？
ラミシール（テルビナフィン）は抗真菌薬であり、サルファ薬ではありません。ラミシール（テルビナフィン）の化学構造と作用はスルファ薬とは異なります。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は脱毛の原因になりますか？
ラミシール（テルビナフィン）は、一部の患者で脱毛を引き起こすことが報告されています。 しかし、それは非常に稀な副作用です。ラミシール（テルビナフィン）を服用している間に過剰な脱毛を懸念される場合h医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は体重の増加を起こしますか？
体重増加はラミシール（テルビナフィン）では報告されていません。しかし、一部の患者では体重の減少が起こることがあります。体重が変化した場合は医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は血圧を上げますか？
ラミシール（テルビナフィン）は血圧の上昇を引き起こしません。ラミシール（テルビナフィン）を服用中に血圧が変化した場合は、医師に相談してください。

Q.ラミシール（テルビナフィン）は自閉症を起こしますか？
いいえ、ラミシール（テルビナフィン）は自閉症を引き起こすとは報告されていません。 詳細については、医師に相談してください。


Q.ラミシール（テルビナフィン）は血糖値の上昇を引き起こしますか？
ラミシール（テルビナフィン）が血糖値の上昇を起こすことは示されていません。ラミシール（テルビナフィン）を服用中に血糖値が変化した場合は、医師に相談してください。


Q.ラミシール（テルビナフィン）は呼吸抑制を引き起こしますか？
ラミシール（テルビナフィン）は、呼吸抑制の症状を引き起こすことは示されていません。 ラミシール（テルビナフィン）を服用中にこのような症状が現れる場合は、医師に相談してください。

ラミシール（有効成分：テルビナフィン Terbinafine）はアリルアミン系の抗真菌薬です。水虫やカンジダといった皮膚真菌症の治療に用いられます。 ラミシールには液剤、スプレー剤、クリーム剤、錠剤タイプがあります。体の部位により使い分けてください。外用抗真菌剤では治療が困難な場合には経口薬を用いるようにしてください。 真菌の細胞膜成分の生合成するための酵素を阻害し、菌の増殖を抑えます。効果の発現が早く、1日1回の使用で済みます。用法・用量はそれぞれのケースで異なりますので、医師の指示を守って下さい。

深在性皮膚真菌症とは、比較的おだやかに症状が進行するため診断が遅れることがあります。先ず、ご自身が皮膚や爪に異常を感じたら、また身近な方が気づかれたら皮膚科医に診てもらいましょう。深在性皮膚真菌症には続発性のものと原発性のものがあります。続発性の深在性皮膚真菌症では、臓器にある病原菌がリンパ管などを通って皮膚へと運ばれ症状を現すものです。原発性の深在性皮膚真菌症は外傷などからその部分の皮膚に菌が入り込んで症状を現すものです。深在性皮膚真菌症の診断のための検査方法には主に３つの検査方法があります。病理組織学的検査、血清学的検査 、分子生物学的検査の３つです。

本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
高齢者へは慎重に投与してください。
副作用のチェックをするために肝臓や血液を検査してください。
重い肝障害（例：肝不全肝炎胆汁うっ滞黄疸など）や汎血球減少無顆粒球症血小板減少などの副作用が出ることがあることが分かっています。十分な使用前の肝臓機能検査や血液検査をすること。また本剤の使用中は十分な観察と副作用の出現に注意し定期的な肝機能検査・血液検査を行うなどすること。

下記の場合の本剤の使用はできません。
○本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある場合
○重い肝障害がある場合
○汎血球減少、血小板減少、無顆粒球症などの血液障害がある場合

下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に伝えて下さい。 肝障害がある場合。肝障害が増悪するおそれがあります。本剤を使用する場合には、肝機能検査をこまめに行い十分に容態を観察するなど慎重に行う必要があります。腎障害がある場合では、テルビナフィン Terbinafineの血中濃度が高くなったまま持続するリスクがあるため、慎重になる必要があります。高齢者の場合、一般に肝臓、腎臓の機能が低下しているため血中濃度が高いまま維持されてしまうリスクがあるため、慎重になる必要があります。

下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。
血液の病気、肝臓病、腎臓病
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
シメチジン、フルコナゾール、テルビナフィン、リファンピシン（リファジン）、テルビナフィン、トリプタノール、トフラニール、ルジオミール、デキストロメトルファンシクロスポリン

高齢者は一般に生理機能が低下しており、腎臓・肝臓からの排出がうまくできない場合があり血中濃度が高いまま維持するおそれがあります。副作用の症状などを十分に観察し慎重に使用を進める必要があります。

妊娠中、または妊娠している可能性がある場合では治療上の有益性が危険性を越える場合に限って本剤を使用すること。授乳中の場合は本剤を使用しないこと。

過剰摂取によってめまい、悪心、腹痛などを引き起こすおそれがあります。その場合、直ちに適切な処置を取ること。

室温保存、開封後遮光、お子様の手の届かない場所に保管して下さい