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ウルソコール (ウルソジオール)

ウルソコールの有効成分ウルソデオキシコール酸は、胆汁酸の一種で胆汁うっ滞性肝疾患、アルコール性脂肪肝疾患、および非アルコール性脂肪肝、胆石やその他の肝臓病の治療に使用されます。 胆汁の流れをよくし、肝臓の細胞を守る作用があります。

同義語

ウルソ ジェネリック

有効成分

ウルソジオール (ウルソデオキシコール酸), Ursodiol (Ursodesoxycholic Acid)

その他のブランド名

ウルソコール, Ursocol

包装

10, 30

製造元

Sun Pharma

形状

錠, 徐放性錠 (SR錠, ER錠, CR錠)

含有量

150mg, 300mg, 500mg

製造国

インド

SKU

2988

【ウルソコール】食後の服用が効果的です。

【ウルソコール】アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【ウルソコール】妊娠中に使用するのはおそらく安全です。 動物研究では、胎児への悪影響は低いか、または全く示されていませんが、ヒトの研究では限られていますので、医師へご相談ください。

【ウルソコール】母乳育児中の使用は恐らく安全ですが、念のため、医師へご確認ください。

【ウルソコール】車の運転に影響を及ぼすことはありません。

【ウルソコール】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

【ウルソコール】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

シルデナフィル

ウルソジオール

使用方法
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、胆汁うっ滞性肝疾患、アルコール性脂肪肝疾患および非アルコール性脂肪肝の治療に使用されます。
効能・効果
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、胆汁酸で、胆嚢に貯蔵された体内で自然に生成される物質です。コレステロールの生成を減少させ、コレステロールを胆汁に溶解させて石の形成を予防する作用があります。
一般的な副作用
吐き気、発疹、脱毛、かゆみ、腹痛、下痢
専門家のアドバイス
  • ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、食後の服用が効果的です。
  • 制酸剤が体内に吸収されたウルソデオキシコール酸の量を減少させてしまうため、ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)を服用している間は、アルミニウムを含む制酸薬を服用しないでください。
  • 授乳中の場合は医師にご連絡ください。
よくある質問
Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)とは何ですか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は胆汁酸であり、体内に自然に存在する化学物質です。血液中のコレステロールの量を制御するのに役立ち、胆嚢にできる胆石を溶解するために使用されます。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は安全ですか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、通常、十分に耐容性があますので、医師または医師の指示に従って、規定の用量で使用すると安全です。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は原発性胆汁性肝硬変に対してどのように作用しますか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、コレステロールの生成を減少させ、胆汁中にコレステロールを溶解させて石を形成しないようにすることにより、原発性胆汁性肝硬変を治療します。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は体重の増加や減少を引き起こしますか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、体重に関しての副作用は報告されていません。この薬を服用中に体重の増加や減少がみられた場合は医師にご相談ください。

Q.妊娠中のウルソコール(ウルソデオキシコール酸)の使用は安全ですか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)の妊娠中の使用は医師の指示がない限り使用できません。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は胆石の治療に有効ですか?
はい、ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、機能している胆嚢のコレステロールで作られた放射線胆石の治療に効果的です。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は何に使われていますか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、機能している胆嚢で、コレステロールからなる放射線透過性胆石を溶解するため、また、原発性胆汁性肝硬変の治療に使用されます。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は産科胆汁うっ滞にはどのように作用しますか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、産科的胆汁うっ滞のある女性の掻痒および肝機能を改善するのに役立ちます。妊娠中のウルソコール(ウルソデオキシコール酸)の使用に関するデータが限られているため、妊娠中に薬を摂取する前には必ず医師に相談してください。医師から明確な指示がない限り、妊娠中は使用できません。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)はどのように作用しますか?
ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は、コレステロールの生成を減少させ、コレステロールを胆汁中に溶解させ、胆石の形成を妨げます。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)はステロイドですか?
いいえ、ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)はステロイドではありません。

Q.ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は抗生物質ですか?
いいえ、ウルソコール(ウルソデオキシコール酸)は抗生物質ではありません。

基本情報
ウルソコールは有効成分ウルソデオキシコール酸 Ursodeoxycholic Acidを含む錠剤タイプのお薬です。ウルソデオキシコール酸はウルソジオール、ウルソデスオキシコール酸とも呼ばれており、胆汁の流れを良くして肝臓機能や消化吸収などを改善する作用を持つものです。ウルソコール (ウルソデオキシコール酸)は主に原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎などの慢性肝内胆汁うっ滞症の治療に使われます。安全性が高く比較的副作用が少ないとされています。 胆汁は肝臓の肝細胞によりコレステロールと胆汁酸から生成されます。肝臓で作られてた胆汁は胆管を通り十二指腸内へ分泌されます。その後、腸管から再吸収され肝臓へ戻されます。胆汁には脂質の消化吸収を促進する、肝臓で処理された不要物の排泄、血中コレステロール値調節などの役割があります。胆汁の流れが何らかの原因で停滞、阻害されている状態を胆汁うっ滞と言います。胆汁うっ滞により、胆汁の成分が肝臓内や胆管内に停滞しさらには血液中に漏れるうことになります。胆汁内のビリルビンや胆汁酸といった成分が血液中に漏れ出すことで、黄だん、便尿の変色、皮膚のそう痒、カルシウムやビタミンDなどの栄養素の吸収悪化による骨量減少や、ビタミンKの吸収不良による出血などの症状を引き起こします。 胆汁のうっ滞のうち、胆汁のうっ滞が肝臓内においてみられるものは肝内胆汁うっ滞症と呼ばれ、肝炎や原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎といったような肝細胞、および肝内胆管の障害による胆汁の流れの低下によって発症するものです。肝内胆汁うっ滞症を放置しておくと最終的には肝硬変や肝不全へ悪化するおそれがあります。そのほかにも、胆汁うっ滞により胆汁内のコレステロールなどが結晶化し胆石化し、さらには形成された胆石が胆のう炎や胆管炎などの疾患が引き起こす可能性があります。 このような原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎の治療の第一選択薬として広く用いられているのが、有効成分であるウルソジオールです。その作用機序は良く知られていませんが、肝細胞や胆管上皮細胞膜における細胞障害性の強い疎水性胆汁酸との置換作用、回腸での胆汁酸の吸収の阻害作用、免疫調節作用、胆汁分泌増加の促進作用などによるものではないかと考えられています。
またウルソジオールには胆汁内のコレステロール不飽和作用やコレステロールの液晶化作用があるとされており、この作用によるコレステロール系の胆石の形成を阻害や、小さめのコレステロール系胆石を溶かす作用もあるとされています。
胆汁うっ滞は、肝臓内に原因がある場合と、肝臓以外に原因がある場合とがあります。肝臓内の原因としては、上記にも記載したとおり、肝炎、薬物性肝障害、原発性胆汁性肝硬変などがあります。 肝臓以外の原因としては、胆管内の結石や胆管狭窄、胆管がん、膵がん、膵炎などによる胆管閉塞があります。 胆汁うっ滞に特徴的な症状として、黄疸や全身のかゆみが起こったり、尿の色が濃くなったりします。
また、脂肪の消化吸収を助ける胆汁が腸内に流れないため、脂肪が多く含まれた、色の薄い便が出ることがあります。
胆汁うっ滞が起こると、血液中のALP(アルカリホスファターゼ)、γ-GTP、ビリルビンなどの値が高くなりますが血液検査だけでは胆汁うっ滞の原因は特定することはできないため、、検査結果で異常値が出た場合は超音波検査やCTスキャンによって肝臓内と肝臓以外のどちらに原因があるかの診断が必要になります。
また、ウルソデオキシコール酸には消化不良を改善して食べ物の吸収を助ける作用もあります。
警告
本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること
禁忌
以下の症状を持っている場合には薬の投与は禁忌です。
胆管の閉塞を持つ人
胆嚢や胆管の炎症を持つ人
慢性肝疾患
炎症性腸疾患潰瘍性大腸炎やクローン病
消化性潰瘍
ガラクトース不耐症
慎重投与
重篤な肝機能、または腎機能に障害のある人への使用については特に慎重に行う必要があります。
重要な基本的注意
胆道が完全に詰まっている場合の使用はできません。
相互作用
ウルソデオキシコール酸は腸からシクロスポリンなどの免疫抑制薬の吸収を増加させます。
シクロスポリンと一緒にウルソデオキシコール酸を服用している人は血液中のシクロスポリンの濃度を定期的に検査してください。
以下の薬はウルソデオキシコール酸の吸収を阻害します。ウルソデオキシコール酸と同時に服用はしないでください。
胸焼けや消化不良のための制酸剤
コレスチポール
コレスチラミン
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