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オクセルート クリーム

Oxeruteは、トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾンが配合された外用クリームです。 主に痔の治療に用いられます。

同義語

オクセルート クリーム

有効成分

リドカイン (リグノカイン)/ ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾン/ フェニレフリン/ 酸化亜鉛/ トロキセルチン, Lidocaine (Lignocaine)/ Calcium Dobesilate/ Hydrocortisone/ Phenylephrine/ Zinc Oxide/ Troxerutin

その他のブランド名

オクセルート クリーム, Oxerute Cream

包装

30g

製造元

Fourrts India Laboratories

形状

クリーム

含有量

リドカイン (リグノカイン) 3%w/w/ ドベシル酸カルシウム 0.25%w/w/ ヒドロコルチゾン 0.25%w/w/ フェニレフリン 0.1%w/w/ 酸化亜鉛 5%w/w/ トロキセルチン 2% w/w

製造国

インド

SKU

961

【リドカイン(リグノカイン)】 相互作用は確認されていません。医師へご確認下さい。
【トロキセルチン】 食事と一緒か食事の後に服用してください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 医師へご確認ください。
【ドベシル酸カルシウム】 医師へご確認下さい。
【フェニレフリン外用薬】 医師へご確認下さい。

【リドカイン(リグノカイン)】 相互作用は確認されていません。医師へご確認下さい。
【トロキセルチン】 アルコールとの相互作用は不明です。医師にご相談ください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 相互作用は確認されていません。医師へご確認ください。
【ドベシル酸カルシウム】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。
【フェニレフリン外用薬】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。

【リドカイン(リグノカイン)】 妊娠中に使用することはおそらく安全です。 動物研究では、胎児への悪影響は少ないか、または全く示されていませんが、ヒトでの研究は限られています。 医師にご相談ください。
【トロキセルチン】 不明です。医師にご相談ください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。
【ドベシル酸カルシウム】 不明です。医師へご相談下さい。
【フェニレフリン外用薬】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。 妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。

【リドカイン(リグノカイン)】 母乳育児中も安全に使用できます。 ヒトでの研究では、薬物が母乳中に有意な量で流入しないか、または乳児に毒性を引き起こすとは予想されないことが示されています。
【トロキセルチン】 不明です。医師にご相談ください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 母乳育児中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データが限られていますが、この薬物は乳児に重大なリスクがないことが示唆されています。 使用された際には乳児の皮膚に治療領域が接触しないように心がけて下さい。軟膏の使用はその成分が乳児の体内で有害となる可能性がありますので、使用に当っては水混和性のあるクリーム、もしくはジェルタイプが勧められます。
【ドベシル酸カルシウム】 不明です。医師へご相談下さい。
【フェニレフリン外用薬】 母乳育児中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データが限られていますが、この薬物は乳児に重大なリスクがないことが示唆されています。

【リドカイン(リグノカイン)】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【トロキセルチン】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【ドベシル酸カルシウム】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【フェニレフリン外用薬】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。

【リドカイン(リグノカイン)】 腎疾患がある場合は薬の使用は危険である可能性があり、薬の使用は避ける必要があります。医師にご相談ください。腎疾患のある方は注意が必要です。
【トロキセルチン】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【ドベシル酸カルシウム】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【フェニレフリン外用薬】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。用量調整を行った場合は血圧を定期的に検査する必要があるかもしれません。

【リドカイン(リグノカイン)】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【トロキセルチン】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【ヒドロコルチゾン外用薬】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【ドベシル酸カルシウム】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【フェニレフリン外用薬】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。

シルデナフィル
シルデナフィル
シルデナフィル
シルデナフィル
シルデナフィル

リドカイン(リグノカイン) 

基本情報
Oxerute, トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾン配合 クリーム は、有効成分:トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾンが配合された外用クリーム薬です。痔の治療に用いられます。

トロキセルチン(Troxerutin)は、毛細血管を強化する作用のあるフラボノイド系のお薬です。ドベシル酸カルシウムは糖尿病網膜症、慢性静脈不全(静脈瘤、二次静脈瘤や血栓後症候群)などに用いられるお薬ですが、痔核にも用いられます。ヒドロコルチゾンを有効成分としたはステロイド系の外用薬です。重荷湿疹や皮膚炎の治療に用いられます。ステロイドとしては効果は弱く、デリケートな患部に用いられます。

【痔について】 痔には大きく分けて3つのタイプがあります。切れ痔(裂肛)、いぼ痔(痔核)、痔ろうの3つです。

いぼ痔(痔核)は、肛門の内側にできる内痔核と肛門の外側にできる外痔核のものとに分けられます。それぞれ症状が異なります。感じる感覚がほどんどない粘膜分にできた内痔核ではあまり痛みを感じません。ときどき、ぽこりと肛門からいぼが出てくることもあります。また排便時などにぽたぽたとした出血をともなうことが多いという特徴があります。肛門の外側にできた外痔核では、強い痛みを感じやすいのが特徴です。いずれも、便秘や排便時のいきみすぎなどのために肛門に負荷がかかることで直腸肛門部の血流が悪くなり、毛細血管の集まっている静脈叢がうっ血して、腫れることでいぼとなります。

切れ痔(医学的な呼び方では裂肛)は、固い便が出たときなどに肛門が切れることで起こる肛門の裂傷です。切れ痔(裂肛)では、排便時に肛門上皮に強い痛みを感じます。排便時以外では痒い感覚となることもあります。出血量はさほど無く、排便時に多少の出血がみられます。それほど多い出血ではなく、トイレットペーパーに鮮血が少し付く程度です。痔核では排便時に血液が垂れるくらいの血液を出血することもありますが、それと比べると出血は少ないのが特徴です。原因は、固い便で肛門の皮膚に負荷がかかり裂けてしまうことや、直腸肛門部分の血液循環の悪化も原因となります。便秘がちな方では、切れ痔がなかなか治らず慢性化しやすくなります。一度できた切れ痔が治るまで排便時の痛みや裂けることが心配で排便を我慢することでさらに便秘が繰り返され、肛門が切れてしまうというサイクルが繰り返されてしまうのです。逆に下痢で便が勢いよくその他に、用を足した後にトイレットペーパーで拭く時に強く擦るように拭くことも切れ痔の誘因ともなります。

痔ろうは、直腸の最終部分と肛門付近の皮膚に膿が溜まり、症状が進むと繋がってトンネルを形成する痔のタイプです。肛門周辺が熱っぽい、肛門付近のお尻から膿が出ているなど、肛門の周囲が腫れている、ずきずきと痛むなどの症状が特徴です。痔ろうが疑われる症状に気が付いたら、直ぐに専門医に診てもらって下さい。痔ろうは市販の痔のお薬では治すことはできません。
禁忌
本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合。

トロキセルチン

基本情報
Oxerute, トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾン配合 クリーム は、有効成分:トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾンが配合された外用クリーム薬です。痔の治療に用いられます。

トロキセルチン(Troxerutin)は、毛細血管を強化する作用のあるフラボノイド系のお薬です。ドベシル酸カルシウムは糖尿病網膜症、慢性静脈不全(静脈瘤、二次静脈瘤や血栓後症候群)などに用いられるお薬ですが、痔核にも用いられます。ヒドロコルチゾンを有効成分としたはステロイド系の外用薬です。重荷湿疹や皮膚炎の治療に用いられます。ステロイドとしては効果は弱く、デリケートな患部に用いられます。

【痔について】 痔には大きく分けて3つのタイプがあります。切れ痔(裂肛)、いぼ痔(痔核)、痔ろうの3つです。

いぼ痔(痔核)は、肛門の内側にできる内痔核と肛門の外側にできる外痔核のものとに分けられます。それぞれ症状が異なります。感じる感覚がほどんどない粘膜分にできた内痔核ではあまり痛みを感じません。ときどき、ぽこりと肛門からいぼが出てくることもあります。また排便時などにぽたぽたとした出血をともなうことが多いという特徴があります。肛門の外側にできた外痔核では、強い痛みを感じやすいのが特徴です。いずれも、便秘や排便時のいきみすぎなどのために肛門に負荷がかかることで直腸肛門部の血流が悪くなり、毛細血管の集まっている静脈叢がうっ血して、腫れることでいぼとなります。

切れ痔(医学的な呼び方では裂肛)は、固い便が出たときなどに肛門が切れることで起こる肛門の裂傷です。切れ痔(裂肛)では、排便時に肛門上皮に強い痛みを感じます。排便時以外では痒い感覚となることもあります。出血量はさほど無く、排便時に多少の出血がみられます。それほど多い出血ではなく、トイレットペーパーに鮮血が少し付く程度です。痔核では排便時に血液が垂れるくらいの血液を出血することもありますが、それと比べると出血は少ないのが特徴です。原因は、固い便で肛門の皮膚に負荷がかかり裂けてしまうことや、直腸肛門部分の血液循環の悪化も原因となります。便秘がちな方では、切れ痔がなかなか治らず慢性化しやすくなります。一度できた切れ痔が治るまで排便時の痛みや裂けることが心配で排便を我慢することでさらに便秘が繰り返され、肛門が切れてしまうというサイクルが繰り返されてしまうのです。逆に下痢で便が勢いよくその他に、用を足した後にトイレットペーパーで拭く時に強く擦るように拭くことも切れ痔の誘因ともなります。

痔ろうは、直腸の最終部分と肛門付近の皮膚に膿が溜まり、症状が進むと繋がってトンネルを形成する痔のタイプです。肛門周辺が熱っぽい、肛門付近のお尻から膿が出ているなど、肛門の周囲が腫れている、ずきずきと痛むなどの症状が特徴です。痔ろうが疑われる症状に気が付いたら、直ぐに専門医に診てもらって下さい。痔ろうは市販の痔のお薬では治すことはできません。
禁忌
本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合。

ヒドロコルチゾン外用薬

基本情報
Oxerute, トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾン配合 クリーム は、有効成分:トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾンが配合された外用クリーム薬です。痔の治療に用いられます。

トロキセルチン(Troxerutin)は、毛細血管を強化する作用のあるフラボノイド系のお薬です。ドベシル酸カルシウムは糖尿病網膜症、慢性静脈不全(静脈瘤、二次静脈瘤や血栓後症候群)などに用いられるお薬ですが、痔核にも用いられます。ヒドロコルチゾンを有効成分としたはステロイド系の外用薬です。重荷湿疹や皮膚炎の治療に用いられます。ステロイドとしては効果は弱く、デリケートな患部に用いられます。

【痔について】 痔には大きく分けて3つのタイプがあります。切れ痔(裂肛)、いぼ痔(痔核)、痔ろうの3つです。

いぼ痔(痔核)は、肛門の内側にできる内痔核と肛門の外側にできる外痔核のものとに分けられます。それぞれ症状が異なります。感じる感覚がほどんどない粘膜分にできた内痔核ではあまり痛みを感じません。ときどき、ぽこりと肛門からいぼが出てくることもあります。また排便時などにぽたぽたとした出血をともなうことが多いという特徴があります。肛門の外側にできた外痔核では、強い痛みを感じやすいのが特徴です。いずれも、便秘や排便時のいきみすぎなどのために肛門に負荷がかかることで直腸肛門部の血流が悪くなり、毛細血管の集まっている静脈叢がうっ血して、腫れることでいぼとなります。

切れ痔(医学的な呼び方では裂肛)は、固い便が出たときなどに肛門が切れることで起こる肛門の裂傷です。切れ痔(裂肛)では、排便時に肛門上皮に強い痛みを感じます。排便時以外では痒い感覚となることもあります。出血量はさほど無く、排便時に多少の出血がみられます。それほど多い出血ではなく、トイレットペーパーに鮮血が少し付く程度です。痔核では排便時に血液が垂れるくらいの血液を出血することもありますが、それと比べると出血は少ないのが特徴です。原因は、固い便で肛門の皮膚に負荷がかかり裂けてしまうことや、直腸肛門部分の血液循環の悪化も原因となります。便秘がちな方では、切れ痔がなかなか治らず慢性化しやすくなります。一度できた切れ痔が治るまで排便時の痛みや裂けることが心配で排便を我慢することでさらに便秘が繰り返され、肛門が切れてしまうというサイクルが繰り返されてしまうのです。逆に下痢で便が勢いよくその他に、用を足した後にトイレットペーパーで拭く時に強く擦るように拭くことも切れ痔の誘因ともなります。

痔ろうは、直腸の最終部分と肛門付近の皮膚に膿が溜まり、症状が進むと繋がってトンネルを形成する痔のタイプです。肛門周辺が熱っぽい、肛門付近のお尻から膿が出ているなど、肛門の周囲が腫れている、ずきずきと痛むなどの症状が特徴です。痔ろうが疑われる症状に気が付いたら、直ぐに専門医に診てもらって下さい。痔ろうは市販の痔のお薬では治すことはできません。
禁忌
本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合。

ドベシル酸カルシウム

基本情報
Oxerute, トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾン配合 クリーム は、有効成分:トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾンが配合された外用クリーム薬です。痔の治療に用いられます。

トロキセルチン(Troxerutin)は、毛細血管を強化する作用のあるフラボノイド系のお薬です。ドベシル酸カルシウムは糖尿病網膜症、慢性静脈不全(静脈瘤、二次静脈瘤や血栓後症候群)などに用いられるお薬ですが、痔核にも用いられます。ヒドロコルチゾンを有効成分としたはステロイド系の外用薬です。重荷湿疹や皮膚炎の治療に用いられます。ステロイドとしては効果は弱く、デリケートな患部に用いられます。

【痔について】 痔には大きく分けて3つのタイプがあります。切れ痔(裂肛)、いぼ痔(痔核)、痔ろうの3つです。

いぼ痔(痔核)は、肛門の内側にできる内痔核と肛門の外側にできる外痔核のものとに分けられます。それぞれ症状が異なります。感じる感覚がほどんどない粘膜分にできた内痔核ではあまり痛みを感じません。ときどき、ぽこりと肛門からいぼが出てくることもあります。また排便時などにぽたぽたとした出血をともなうことが多いという特徴があります。肛門の外側にできた外痔核では、強い痛みを感じやすいのが特徴です。いずれも、便秘や排便時のいきみすぎなどのために肛門に負荷がかかることで直腸肛門部の血流が悪くなり、毛細血管の集まっている静脈叢がうっ血して、腫れることでいぼとなります。

切れ痔(医学的な呼び方では裂肛)は、固い便が出たときなどに肛門が切れることで起こる肛門の裂傷です。切れ痔(裂肛)では、排便時に肛門上皮に強い痛みを感じます。排便時以外では痒い感覚となることもあります。出血量はさほど無く、排便時に多少の出血がみられます。それほど多い出血ではなく、トイレットペーパーに鮮血が少し付く程度です。痔核では排便時に血液が垂れるくらいの血液を出血することもありますが、それと比べると出血は少ないのが特徴です。原因は、固い便で肛門の皮膚に負荷がかかり裂けてしまうことや、直腸肛門部分の血液循環の悪化も原因となります。便秘がちな方では、切れ痔がなかなか治らず慢性化しやすくなります。一度できた切れ痔が治るまで排便時の痛みや裂けることが心配で排便を我慢することでさらに便秘が繰り返され、肛門が切れてしまうというサイクルが繰り返されてしまうのです。逆に下痢で便が勢いよくその他に、用を足した後にトイレットペーパーで拭く時に強く擦るように拭くことも切れ痔の誘因ともなります。

痔ろうは、直腸の最終部分と肛門付近の皮膚に膿が溜まり、症状が進むと繋がってトンネルを形成する痔のタイプです。肛門周辺が熱っぽい、肛門付近のお尻から膿が出ているなど、肛門の周囲が腫れている、ずきずきと痛むなどの症状が特徴です。痔ろうが疑われる症状に気が付いたら、直ぐに専門医に診てもらって下さい。痔ろうは市販の痔のお薬では治すことはできません。
禁忌
本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合。

フェニレフリン外用薬

基本情報
Oxerute, トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾン配合 クリーム は、有効成分:トロキセルチン / ドベシル酸カルシウム/ ヒドロコルチゾンが配合された外用クリーム薬です。痔の治療に用いられます。

トロキセルチン(Troxerutin)は、毛細血管を強化する作用のあるフラボノイド系のお薬です。ドベシル酸カルシウムは糖尿病網膜症、慢性静脈不全(静脈瘤、二次静脈瘤や血栓後症候群)などに用いられるお薬ですが、痔核にも用いられます。ヒドロコルチゾンを有効成分としたはステロイド系の外用薬です。重荷湿疹や皮膚炎の治療に用いられます。ステロイドとしては効果は弱く、デリケートな患部に用いられます。

【痔について】 痔には大きく分けて3つのタイプがあります。切れ痔(裂肛)、いぼ痔(痔核)、痔ろうの3つです。

いぼ痔(痔核)は、肛門の内側にできる内痔核と肛門の外側にできる外痔核のものとに分けられます。それぞれ症状が異なります。感じる感覚がほどんどない粘膜分にできた内痔核ではあまり痛みを感じません。ときどき、ぽこりと肛門からいぼが出てくることもあります。また排便時などにぽたぽたとした出血をともなうことが多いという特徴があります。肛門の外側にできた外痔核では、強い痛みを感じやすいのが特徴です。いずれも、便秘や排便時のいきみすぎなどのために肛門に負荷がかかることで直腸肛門部の血流が悪くなり、毛細血管の集まっている静脈叢がうっ血して、腫れることでいぼとなります。

切れ痔(医学的な呼び方では裂肛)は、固い便が出たときなどに肛門が切れることで起こる肛門の裂傷です。切れ痔(裂肛)では、排便時に肛門上皮に強い痛みを感じます。排便時以外では痒い感覚となることもあります。出血量はさほど無く、排便時に多少の出血がみられます。それほど多い出血ではなく、トイレットペーパーに鮮血が少し付く程度です。痔核では排便時に血液が垂れるくらいの血液を出血することもありますが、それと比べると出血は少ないのが特徴です。原因は、固い便で肛門の皮膚に負荷がかかり裂けてしまうことや、直腸肛門部分の血液循環の悪化も原因となります。便秘がちな方では、切れ痔がなかなか治らず慢性化しやすくなります。一度できた切れ痔が治るまで排便時の痛みや裂けることが心配で排便を我慢することでさらに便秘が繰り返され、肛門が切れてしまうというサイクルが繰り返されてしまうのです。逆に下痢で便が勢いよくその他に、用を足した後にトイレットペーパーで拭く時に強く擦るように拭くことも切れ痔の誘因ともなります。

痔ろうは、直腸の最終部分と肛門付近の皮膚に膿が溜まり、症状が進むと繋がってトンネルを形成する痔のタイプです。肛門周辺が熱っぽい、肛門付近のお尻から膿が出ているなど、肛門の周囲が腫れている、ずきずきと痛むなどの症状が特徴です。痔ろうが疑われる症状に気が付いたら、直ぐに専門医に診てもらって下さい。痔ろうは市販の痔のお薬では治すことはできません。
禁忌
本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合。

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