基本情報
ジフテリア (Diphtheria) は、ジフテリア菌 ( Corynebacterium diphtheriae ) を病原体とするジフテリア毒素によって起こる上気道の粘膜感染症です。感染部位により咽頭・扁桃ジフテリア、喉頭ジフテリア、鼻ジフテリア、 皮膚ジフテリア、 眼結膜ジフテリア、生殖器ジフテリアなどに分けられます。腎臓、脳、眼の結膜・中耳などが侵されることもあり、保菌者の咳などによって飛沫感染する。発症率は10%程度で、他の90%には症状の出ない不顕性感染であるが、ワクチンの摂取で予防することが可能です。予防接種を受けていれば不顕性感染が起こりません。潜伏期間は通常1~10日間と言われていますが実際は2~5日というケースが多いです。現在、日本ではジフテリア患者を診察した経験のある医師が殆どおらず、適切な診断を早期に行うことは困難と言われています。
百日ぜき菌:大恐慌から現在までの病原体の広がりを追跡
2022年5月31日
科学者たちは、新規に5つの大陸にまたがる何千もの細菌配列を含む珍しい研究を行い、百日咳を引き起こす細菌であり、病原体の進化をひた隠しにして1935年以来世界中に広まっている百日咳菌について追跡しました。 この細菌についての初めての理解を生み出すことに加えて、23か国からのサンプルの分析では、ワクチ
マレーシアは、1992年以来となるポリオの症例を報告
2019年12月10日
クアラルンプール(ロイター)- 生後3ヶ月のマレーシアの乳児がポリオと診断され、30年近くぶりに国内での症例が報告されたとマレーシアの保健当局者は日曜日に述べました。 マレーシアのボルネオ島サバ州にあるトゥアランに住む男児は、発熱と筋力の低下で入院後、金曜日にポリオの検査結果が陽性であったと保健局
何年にもわたる進歩も、アフリカ諸国ではワクチン接種地域にばらつき
2019年4月12日
新しい研究によると、多くのアフリカ諸国で、命を脅かす病気に対する子供の予防接種においてかなりの進歩を遂げています。 2000年から2016年の間に、アフリカのほぼ4分の3の地区で、幼児向けにジフテリア、百日咳、破傷風(DPT3)の3回接種を受けた子供の割合が増加しました。 地区レベ