セフタム (セフロキシム)

セフタム（セフロキシム）は、細菌感染症の治療に使用されます。

セフタム（セフロキシム）は抗生物質です。 細胞壁を攻撃することで細菌を死滅させます。具体的には、人間の体内での細菌の生存のために必要な強度を有する細胞壁を提供するペプチドグリカンと呼ばれる、細胞壁内の物質の合成を妨げます。

吐き気、下痢、アレルギー反応

• 医師の指示に従い、セフタム（セフロキシム）を使用しての治療の完全な経過を確認してください。さもなければ、薬が完全に感染症を治癒しないことがあります。
  細菌が、この薬や他の薬に対して効力がなくなることもあり、将来的に感染症を治療するのが難しくなる可能性があります。
  
• 薬を最適に吸収するため、食物や牛乳などを摂取した後にセフタム（セフロキシム）を服用してください。
• セフタム（セフロキシム）治療中に眠気やめまいを感じることがあるため、車の運転はしないでください。
• セフタム（セフロキシム）は、避妊薬の効果を弱めるため、妊娠の可能性があります。セフタム（セフロキシム）で治療中には別の形態の避妊方法を使用する必要があるかもしれません。
• 妊娠中または授乳を計画しているか授乳中の方は、自己判断でセフタム（セフロキシム）の使用を開始または継続したりせず、必ず医師に相談してください。

Q.セフタム（セフロキシム）は抗生物質ですか？
はい、セフタム（セフロキシム）は抗生物質であり、セファロスポリンと呼ばれる抗生物質群に属しています。

Q.セフタム（セフロキシム）はペニシリン系薬剤ですか？
セフタム（セフロキシム）はセファロスポリン系抗生物質に属し、ペニシリン系薬剤ではありません。しかし、その化学構造と作用はペニシリンに似ています。

Q.セフタム（セフロキシム）グルテンフリーですか？
はい、セフタム（セフロキシム）はグルテンフリーです。使用する前に、薬品に添付された説明書をご参照ください。

Q.セフタム（セフロキシム）は安全ですか？
セフタム（セフロキシム）は、医師の指示に従って、規定の用量で使用すると安全です。

Q.セフタム（セフロキシム）はステロイドですか？
セフタム（セフロキシム）はステロイドではありません。セファロスポリン群に属する抗生物質です。

Q.セフタム（セフロキシム）は妊娠中の使用は安全ですか？
ヒトにおける妊娠中のセフタム（セフロキシム）の安全性に関するデータは限られています。妊娠中に明確に必要とされる場合にのみ使用してください。また、妊娠している場合は、必ず医師に相談してください。

Q.授乳中のセフタム（セフロキシム）の服用は安全ですか？
セフタム（セフロキシム）は少量で母乳を通過しますが、授乳中の乳児に対するセフタム（セフロキシム）の影響に関するデータは非常に限られています。授乳中のセフタム（セフロキシム）の使用については必ず医師に相談してください。
薬の使用を止めるか、母乳育児をやめるかどちらかを選択する必要があります。

Q.G6PD（グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症）ですが、セフタム（セフロキシム）は安全ですか？
セフタム（セフロキシム）は、G6PDにおいて溶血を引き起こすことは知られていません。しかし、G6PDが不足している場合は、セフタム（セフロキシム）を服用する前に医師に相談してください。

Q.セフタム（セフロキシム）はフルオロキノロンですか？
セフタム（セフロキシム）はフルオロキノロンではありません。フルオロキノロンとは異なる第二世代セファロスポリン抗生物質です。

Q.尿路感染（UTI）の治療にセフタム（セフロキシム）を摂取できますか？
セフタム（セフロキシム）は、非合併性尿路感染（UTI）の治療に適応されます。その有効性は感染する生物に依存するため、正しい診断と治療のためには必ず医師に相談してください。

Q.副鼻腔感染の治療にセフタム（セフロキシム）を摂取できますか？
セフタム（セフロキシム）は細菌性副鼻腔炎の治療に適応します。その有効性は感染する生物に依存するため、正しい診断と治療のためには必ず医師に相談してください。

Q.歯の感染症にセフタム（セフロキシム）を服用できますか？
セフタム（セフロキシム）は歯の感染症に使用することができます。ただし、抗生物質を使用する前には、適切な治療について医師に相談してください。

Q.連鎖球菌性咽頭炎の治療にセフタム（セフロキシム）を服用できますか？
セフタム（セフロキシム）は、連鎖球菌性咽頭痛の治療に適応されます。その有効性は感染する生物に依存するため、適切な治療について医師に相談してください。

Q.セフタム（セフロキシム）を気管支炎の治療に使うことはできますか？
セフタム（セフロキシム）は気管支炎の治療に適応されます。特に気管支炎の急性症状に使用することができます。
しかし、抗生物質の使用は感染の原因となる生物に依存するため、気管支炎の適切な治療法については、医師に相談してください。

Q.牛乳と一緒にセフタム（セフロキシム）を摂取できますか？
セフタム（セフロキシム）は、適切な吸収のために食後に摂取する必要があります。牛乳と一緒に服用することについての具体的な推奨事項はありません。医師に相談してください。

Q.アルコールと一緒にセフタム（セフロキシム）を摂取することはできますか？
アルコールがセフタム（セフロキシム）の作用を妨げることは知られておらず、薬物相互作用を引き起こしません。しかし、薬を服用中はアルコールはあまり摂取しないことをお勧めします。
詳しくは医師に相談してください。

Q.アジスロマイシンと一緒にセフタム（セフロキシム）を摂取できますか？
セフタム（セフロキシム）は、アジスロマイシンと臨床的に意味のある相互作用を有することは知られていません。しかし、どちらも抗生物質ですので、医師の指示がある場合にのみ使用してください。

Q.ドキシサイクリンと一緒にセフタム（セフロキシム）を服用できますか？
セフタム（セフロキシム）は、ドキシサイクリンと臨床的に有意な相互作用を有することは知られていません。しかし、どちらも抗生物質ですので、医師の指示がある場合にのみ使用してください。

Q.プソイドエフェドリンと一緒にセフタム（セフロキシム）を服用できますか？
セフタム（セフロキシム）はプソイドエフェドリンと臨床的に有意な相互作用を有することは知られていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。医師にご相談ください。

Q.セフタム（セフロキシム）を食事と一緒に摂取できます？
セフタム（セフロキシム）は食事と一緒に摂取できます。食後にセフタム（セフロキシム）を摂取した場合は、吸収が増します。

Q.ナフクロネンと一緒にセフタム（セフロキシム）を摂取できますか？
セフタム（セフロキシム）は、ナプロキセンと臨床的に意味のある相互作用を有することは知られていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。医師にご相談ください。

Q.セフタム（セフロキシム）とパラセタモール（アセトアミノフェン）を併用できますか？
セフタム（セフロキシム）は、パラセタモールと臨床的に意味のある相互作用を有することは知られていませんが、相互作用が発生する可能性はあります。医師にご相談ください。

Q.セフタム（セフロキシム）にはスルファ剤が含まれていますか？
セフタム（セフロキシム）は、その構造中に硫黄分子を有しています。しかし、それはβ-ラクタム抗生物質であり、その薬物によるアレルギー反応は、その構造中に存在するβ-ラクタム環のためのものです。
薬を服用する前に、ペニシリン、セファロスポリン、またはスルファ剤にアレルギーがある場合は、医師に報告してください。

Q.セフタム（セフロキシム）の有効期限はありますか？
他の薬と同様にセフタム（セフロキシム）には有効期限があります。期限を過ぎた商品使用しないでください。薬を使用する前に添付文書を確認してください。

Q.セフタム（セフロキシム）は肺炎を治療しますか？
セフタム（セフロキシム）は肺炎の治療に適応します。しかし、その有効性は感染する生物に依存するため、適切な診断と治療のために医師に相談する必要があります。

Q.セフタム（セフロキシム）はペニシリンを持っていますか？
いいえ、セフタム（セフロキシム）にペニシリンは含まれていません。この薬はペニシリンに類似したセファロスポリン抗生物質です。

Q.セフタム（セフロキシム）は便秘の原因になりますか？
セフタム（セフロキシム）は便秘を引き起こすことは知られていませんが下痢には関連しています。しかし、セフタム（セフロキシム）を服用中に便秘の症状が現れた場合は、医師に相談してください。

Q.セフタム（セフロキシム）はブドウ球菌に対して活性ですか？
セフタム（セフロキシム）はブドウ球菌に対して活性です。しかし、薬剤耐性株も報告されています。感染の適切な診断と治療については医師に相談してください。

Q.セフタム（セフロキシム）の服用により疲労感は現れますか？
セフタム（セフロキシム）の使用は疲労とは関連していません。しかし、セフタム（セフロキシム）を服用しているときに疲れを感じたら、医師に相談してください。

Q.アルプラゾラムとセフタム（セフロキシム）を併用できますか？
セフタム（セフロキシム）をアルプラゾラムと共に使用した場合の、薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.イブプロフェンでセフタム（セフロキシム）を服用できますか？
セフタム（セフロキシム）をイブプロフェンと共に使用した場合の、薬物相互作用は報告されていません。ただし、相互作用が発生する可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

セフロキシム （セフタム・Ceftum） 錠は、その殺菌作用により細菌が原因のいろいろな病気に用いられるセフェム系の第２世代の抗生物質です。

下記の場合の使用は禁忌。
●本剤の成分又はセフロキシムナトリウムによるショックの既往歴がある場合
●本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴がある場合

下記の場合の使用は慎重を期す。
●ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴がある場合
●高度の腎障害がある場合
●本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんま疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質の場合
●高齢者
●経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い場合

ショックが現れる可能性があるため十分な問診を行うこと。

経口避妊薬との併用は注意が必要です。

高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用やビタミンK欠乏による出血傾向が現れやすいので、症状を十分に観察しながら使用を進めることが大切です。

妊婦又は妊娠している可能性がある場合は治療上の有益性が危険性を上回ると判断されるケースでのみ使用すること。授乳中の本剤使用は慎重に行うことが必要です。

小児等に対する安全性は確立されていません。

室温で防湿（PTP包装のまま）保存