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テラプレス (テラゾシン)

テラプレスの有効成分テラゾシンはアルファ遮断薬です。 血管を弛緩させることによって血圧を下げる作用があり、主に高血圧や良性前立腺肥大症の治療に使用されます。

同義語

ハイトラシン/ バソメット ジェネリック

有効成分

テラゾシン, Terazosin

その他のブランド名

テラプレス, Terapress

包装

10

製造元

Intas

形状

含有量

1mg, 2 mg, 5 mg

製造国

インド

SKU

3066

【テラプレス】食事に関係なく服用することができますが毎日同じ時間に服用してください。


【テラプレス】テラプレスをアルコールと摂取すると、血圧を下げすぎることがあります。 これは、特に座っているか横になっている姿勢から起きるときにめまいを引き起こす可能性があります。

【テラプレス】妊娠中に使用するのは、危険である可能性があります。
動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。

【テラプレス】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。

【テラプレス】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【テラプレス】腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【テラプレス】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。腎疾患が重度である場合は、推奨されません。

シルデナフィル

テラゾシン

使用方法
テラプレスは、良性前立腺肥大(bph)の治療および血圧の上昇に使用されます。
効能・効果
テラプレスはアルファ遮断薬です。血管を弛緩させることによって血圧を下げる作用があります。また、膀胱の出口と前立腺の周りの筋肉をリラックスさせることで作用し、排尿が容易になります。
一般的な副作用
めまい、頭痛、眠気、低エネルギー、衰弱、動悸、吐き気
専門家のアドバイス
  • めまいや気分が悪くなることがあります。そのような症状が発生したら横になり、回復してからゆっくりと起き上がることで改善することができます。これらの症状は、運動中、暑い時期、または長時間立った姿勢でいたり、アルコールを消費することによって悪化する可能性があります。
  • 目の筋肉に影響を与える可能性がありますが、白内障の手術を予定していない限り、無害です。
よくある質問
Q.テラプレスはベータブロッカー、もしくはアルファブロッカーですか?
テラプレスは、α受容体遮断薬またはアルファブロッカーと呼ばれる薬物のクラスに属しています。

Q.テラプレスは安全ですか?
テラプレスは、医師の指示に従って、規定の用量で使用すると安全です。

Q.テラプレスはスタチンですか、または血液希釈剤ですか?
テラプレスはスタチンでも血液希釈剤でもありません。

Q.テラプレスは利尿剤ですか?
いいえ、テラプレスは利尿薬ではなく、アルファ受容体に拮抗して前立腺および膀胱頸部の平滑筋緊張を緩和させるため、前立腺が肥大した患者において尿の通過を容易にします。

Q.テラプレスは麻薬ですか?
いいえ、テラプレスは麻薬ではありません。

Q.テラプレスは心拍数を低下させますか?
いいえ、テラプレスが心拍数を低下させることは知られていません。心拍数の上昇または不規則な心拍が、テラプレスについて報告された一般的な副作用です。

Q.テラプレスは体重の増加、インポテンス、疲労、便秘や口渇を引き起こしますか?
体重の増加、疲労、便秘や口渇は、テラプレス療法での一般的な副作用です。しかし、インポテンスを引き起こすことは知られていません。
痛みを伴う勃起を引き起こすことはまれですので、そのような症状が見られた場合、治療しなければインポテンスを引き起こしかねません。

Q.テラプレスとシアリス(タダラフィル)を併用することはできますか?
テラプレスと一緒にこれらの薬を服用する前には、医師のアドバイスに従ってください。シアリス(タダラフィル)とテラプレスを組み合わせると、血圧が下がり、めまい、立ちくらみ、失神、潮紅、頭痛、鼻の詰まりなどのリスクが高くなります。

Q.タムスロシンと一緒にテラプレスを服用できますか?
テラプレスとタムロシンはどちらも良性前立腺肥大症の対症療法に使用されています。テラプレスを使用して治療している場合は、薬を服用する前に医師のアドバイスに従ってください。

Q.テラプレスは前立腺特異抗原(PSA)を低下させますか?
いいえ、テラプレスはPSAを低下させません。

基本情報
テラプレスはαブロッカーである有効成分テラゾシンを含んでいるお薬です。体内の特定の場所でα受容体を阻害することで作用します。α受容体は前立腺の筋肉にあり、加齢により肥大していきます。前立腺が肥大することにより排尿障害などが起こります。前立腺のα受容体を阻害することにより前立腺の血管拡張したり、筋肉を緩ませることができ尿の出がよりスムーズになります。血管を広げる作用から高血圧の治療にも利用されています。血圧を適度なレベルに保つことで、将来の病気を防ぐことにつながります。

<高血圧について>
高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。 なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷つきやすく、硬化し柔軟性がなくなることで動脈硬化などを引き起こしやすくなります。 特に高血圧によりリスクが最も高まるのが脳卒中です。脳卒中は一命をとりとめても、運動障害や言語障害などその後の生活に支障をきたすことになることも多い重大疾患です。高血圧は心臓への負担も高めるため心筋梗塞や狭心症のリスクが高まります。また、血圧が高いことで血中ナトリウムが体から正常に排出されずに血圧がさらに上昇する悪循環を招きやすくなります。慢性腎臓病があると、心筋梗塞や脳卒中での死亡率が高まることが明らかになっています。高血圧は静かにじわじわと健康を脅かすため、「サイレントキラー」とも呼ばれます。 高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。日本人の高血圧患者の9割が本体性高血圧症だといわれていますが、高血圧患者の子供が高血圧になる確率が高いため、遺伝が関係しているのではないかと考えられています。ただし、遺伝要素を持つ人が必ず高血圧になるというわけではなく、高血圧の遺伝要素を持っている人が高血圧になりやすい生活習慣(塩分の過剰摂取、肥満、喫煙、飲酒、運動不足など)を続けることで高血圧を起こすのではと考えられています。また、高血圧の遺伝要素がない人でも、高血圧になりやすい生活習慣を続けることで高血圧になる危険性が高まり 高血圧は年代が上がるにつれて罹りやすくなる生活習慣病で、50代では約半数が高血圧と推定されています。日々の生活の中で、減塩(ラーメンや麺類のスープを残す、調味料にお酢を取り入れて塩分を減らすなど)や深呼吸、トイレで無理にいきまないようにするなど、小さい心がけでも降圧が期待できます。日常生活の中で、高血圧の人が特に注意が必要といわれているのが入浴です。脱衣場との温度差、高温のお湯にいきなり入る、いきなり出る、長湯をするなどは血圧の急激な変化を引き起こすため危険です。脱衣場と風呂場の温度差をなくすように工夫し、ぬるめのお湯にゆっくりと入り、出る際もゆっくりとあがるように心がけましょう。 仮面高血圧とは、病院の診察室で測る血圧は正常値の範囲内であるものの、違う時間帯に自宅で測ると血圧が高いなどの場合のことを言います。血圧計をお持ちの方は自宅での測定値が正常値を超えていたり、病院での測定値と大きく異なっている場合には、医師に相談してください。
警告
服用後にめまい,傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意してください。 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。 他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること。 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
相互作用
現在使用しているお薬、漢方薬、サプリメントは医師へ伝えてください。他のお薬との併用が安全かを確認してください。
他の降圧薬と併用する場合には降圧効果が強まる可能性があります。
ACE阻害剤、例えば、エナラプリル、カプトプリル
α遮断薬、例えば、タムスロシン、ドキサゾシン
ロサルタンなどのアンジオテンシンII受容体拮抗薬
抗精神病薬
バクロフェン
プロプラノロールなどのβ遮断薬
ジルチアゼム、ベラパミル、ニフェジピンなどのカルシウムチャネル遮断薬
フロセミド、ベンドロフルメなどの利尿剤
レボドパ
MAOI抗うつ薬
ニトログリセリン、一硝酸イソソルビド
シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル
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