トラバコム 点眼薬 (トラボプロスト/ チモロール)

本剤（トラバコム）には２つの有効成分トラボプロストとマレイン酸チモロールが配合されている眼圧を下げてくれる点眼薬です。 トラボプロスト（プロスタグランジンF2α誘導体）は、ブドウ膜強膜流出路からの房水流出量を増加させる作用があります。降圧効果が高く、開放隅角緑内障の第一選択薬にとして選ばれることが多くなっています。プロスタの特徴としてグランジン関連薬副作用に、トラボプロストの使用でまつ毛が伸びたりまぶたや虹彩に色素沈着を及ぼすことがあります。 チモロール（β遮断薬）は房水の産生を抑制することで、眼圧を降下させます。 目の毛様体上皮にあるβ受容体は眼圧調整に影響を及ぼすもので、β受容体を遮断することで房水の生成が抑えられる仕組みです。チマレイン酸チモロールは長い間緑内障の標準ｔ系奈治療薬として選択されてきたお薬です。瞳孔には作用を及ぼしません。ただし、全身性副作用の可能性があります。微量に本成分が体内に吸収され、心臓や気管支などに影響を及ぼすおそれがあるため、心臓病や呼吸器系疾患がある場合の使用ができないこともあります。 原因療法薬ではないので治療期間は長くなりますが、根気よく点眼を続けることが必要です。

【緑内障について】
緑内障は何らかの原因によって視神経入党内の篩状板という部分に変化が生じ、視神経繊維が圧迫されることために神経に栄養が行き渡らなくなり、視神経が死滅するおとで起こる眼の病気です。自覚症状としては、視野の一部が欠ける、起床後にかすみ目が１～２時間ほど続くなどの自覚症状から眼科医を受診する人もいますが、視野にはかけた部分を補う機能があるために、緑内障の症状に気づきく、その他の症状で受診をした際に緑内障であることが分かるケースも多いのです。
緑内障と言うと、老人に多い眼の病気というイメージをもたれていますが、40歳以上の約15人に1人が緑内障患者だといわれています。非常に身近な眼の病気なのです。 緑内障を引き起こすリスクを高める要因には、加齢、眼圧、遺伝が挙げられます。また、発症する傾向が高いのは、近視、遠視、乳頭出血がみられる、低血圧、角膜が薄い状態であることなどが分かっています。また、他の疾患との合併症として現れる場合もあります。たとえば、糖尿病、高血圧、偏頭痛、小眼球症、甲状腺機能亢進症などです。＊糖尿病については議論が分かれているようです。
緑内障の検査には、眼圧検査、隅角検査、眼底検査、視野検査、画像解析検査などがあります。 緑内障はいくつかのタイプに分けることができます。

• 閉塞隅角緑内障
• 急性閉塞隅角緑内障
• 慢性閉塞隅角緑内障
• 続発閉塞隅角緑内障
• 開放隅角緑内障
• 原発開放隅角緑内障　
• 正常眼圧緑内障
• 続発開放隅角緑内障
• 発達緑内障

治療方法は、点眼薬による投薬治療が第一選択されますが、効果が見られない場合では、レーザー治療、外科手術、そのたの代替療法などが検討されます。
緑内障は、治療が遅れると最悪の場合、失明にいたる危険もある眼の病気です。症状がなくても、中年を過ぎたら定期的に眼の検診を受けることが理想的でしょう。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
患眼に1回1滴を1日1回、朝もしくは夕方に使用することが推奨されています。
トラバコム点眼薬は、毎日同じ時間に使用して下さい。

【過量使用した場合】
処方量以上を使用した場合は目をぬるま湯で洗い流し、次の予定時間まではトラバコム点眼薬を使用しないで下さい。

【使用を忘れた場合】
使用を忘れた場合は一回分を飛ばし、次の予定時間より使用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量使用しないで下さい。
患眼に1日1回を超えて使用してはいけません。

【使用を中止する場合】
トラバコム点眼薬は、医師への相談無しに使用を中止しないで下さい。
眼圧の制御が失われ、失明につながる恐れがあります。

【使用上の注意】
他の点眼薬を併用している場合は、各使用間隔を最低5分間は空けて下さい。
ソフトコンタクトレンズを使用している場合は、トラバコム点眼薬の使用前に外して下さい。点眼後は15分待ってから再度装着して下さい。

下記の場合の本剤の使用は禁忌です。
●本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
●β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがあるため、気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支けいれん、重篤な慢性閉塞性肺疾患がある場合の使用は禁忌
●コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック（II、III度）、心原性ショックがある場合

下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。
●うっ血性心不全がある場合
●眼内炎（虹彩炎、ぶどう膜炎）がある場合
●肺高血圧による右心不全がある場合
●コントロール不十分な糖尿病の場合
●無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の場合
●糖尿病性ケトアシドーシス及び代謝性アシドーシスがある場合
●妊婦、産婦、授乳婦等

●閉塞隅角緑内障患者に投与する場合は、特に慎重に使用すること。
●縮瞳薬からチモロールマレイン酸塩製剤に切り替えた場合では、縮瞳作用がなくなることで眼が屈折調整を必要とすることがあることから、十分な注意を払ってください。
●点眼後に一時的に霧視（もやもや視界）が出ることがあります。回復するまで機械類の操作や自動車等の運転はしないこと。
●配合成分トラボプロストとチモロールマレイン酸塩それぞれのの副作用のおそれがありますので適切な使用を検討します。
●全身的に吸収されるおそれがあり、β-遮断剤全身投与時と同様の副作用が現れることがあるので、その点にも十分配慮してください。
●本剤の使用によって、虹彩や眼瞼への色素沈着（メラニンの増加）、あるいは眼周囲の多毛化が現れることがあります。こうした症状についての長期的な情報 が十分に得られていないので、定期的に医師の診察を受け十分観察を行ってください。また、使用前にこれらの症状が起こりうることの可能性を十分理解のうえ でしようてください。
●本剤の使用中に眼やその周囲に異常（角膜上皮障害、点状角膜炎、角膜炎、角膜びらんなど）が現れることがあり、異常を感じたら（しみる、そう痒感、眼痛等）、それが続くようであれば直ちに医師の診察を受けてください。

【併用注意】
カテコールアミン枯渇剤、アドレナリン、ジピベフリン塩酸塩、カルシウム拮抗剤ジギタリス製剤、β-遮断剤（全身投与）との併用は注意が必要です。 カテコールアミン枯渇剤
・レセルピン等
アドレナリン
ジピベフリン塩酸塩
カルシウム拮抗剤
・ベラパミル塩酸塩
・ジルチアゼム塩酸塩
ジギタリス製剤
・ジゴキシン
・ジギトキシンCYP2D6阻害作用を有する薬剤
・キニジン
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤
β-遮断剤（全身投与）
・アテノロール
・プロプラノロール塩酸塩
・メトプロロール

一般に高齢者では生理機能が低下しているので状態に注意しながら慎重に使用します。

妊婦又は妊娠している可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断されるケースにおいてのみ使用します。授乳中の本剤の使用は可能な限り避けます。やむを得ず使用する場合は授乳を中止します。トラボプロストはラットでの動物実験で乳汁中への移行することが報告されています。チモロールマレイン酸塩はヒト母乳中へ移行することがああります。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていません。

室温保存、遮光保存

本剤（トラバコム）には２つの有効成分トラボプロストとマレイン酸チモロールが配合されている眼圧を下げてくれる点眼薬です。 トラボプロスト（プロスタグランジンF2α誘導体）は、ブドウ膜強膜流出路からの房水流出量を増加させる作用があります。降圧効果が高く、開放隅角緑内障の第一選択薬にとして選ばれることが多くなっています。プロスタの特徴としてグランジン関連薬副作用に、トラボプロストの使用でまつ毛が伸びたりまぶたや虹彩に色素沈着を及ぼすことがあります。 チモロール（β遮断薬）は房水の産生を抑制することで、眼圧を降下させます。 目の毛様体上皮にあるβ受容体は眼圧調整に影響を及ぼすもので、β受容体を遮断することで房水の生成が抑えられる仕組みです。チマレイン酸チモロールは長い間緑内障の標準ｔ系奈治療薬として選択されてきたお薬です。瞳孔には作用を及ぼしません。ただし、全身性副作用の可能性があります。微量に本成分が体内に吸収され、心臓や気管支などに影響を及ぼすおそれがあるため、心臓病や呼吸器系疾患がある場合の使用ができないこともあります。 原因療法薬ではないので治療期間は長くなりますが、根気よく点眼を続けることが必要です。

【緑内障について】
緑内障は何らかの原因によって視神経入党内の篩状板という部分に変化が生じ、視神経繊維が圧迫されることために神経に栄養が行き渡らなくなり、視神経が死滅するおとで起こる眼の病気です。自覚症状としては、視野の一部が欠ける、起床後にかすみ目が１～２時間ほど続くなどの自覚症状から眼科医を受診する人もいますが、視野にはかけた部分を補う機能があるために、緑内障の症状に気づきく、その他の症状で受診をした際に緑内障であることが分かるケースも多いのです。
緑内障と言うと、老人に多い眼の病気というイメージをもたれていますが、40歳以上の約15人に1人が緑内障患者だといわれています。非常に身近な眼の病気なのです。 緑内障を引き起こすリスクを高める要因には、加齢、眼圧、遺伝が挙げられます。また、発症する傾向が高いのは、近視、遠視、乳頭出血がみられる、低血圧、角膜が薄い状態であることなどが分かっています。また、他の疾患との合併症として現れる場合もあります。たとえば、糖尿病、高血圧、偏頭痛、小眼球症、甲状腺機能亢進症などです。＊糖尿病については議論が分かれているようです。
緑内障の検査には、眼圧検査、隅角検査、眼底検査、視野検査、画像解析検査などがあります。 緑内障はいくつかのタイプに分けることができます。

• 閉塞隅角緑内障
• 急性閉塞隅角緑内障
• 慢性閉塞隅角緑内障
• 続発閉塞隅角緑内障
• 開放隅角緑内障
• 原発開放隅角緑内障　
• 正常眼圧緑内障
• 続発開放隅角緑内障
• 発達緑内障

治療方法は、点眼薬による投薬治療が第一選択されますが、効果が見られない場合では、レーザー治療、外科手術、そのたの代替療法などが検討されます。
緑内障は、治療が遅れると最悪の場合、失明にいたる危険もある眼の病気です。症状がなくても、中年を過ぎたら定期的に眼の検診を受けることが理想的でしょう。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
患眼に1回1滴を1日1回、朝もしくは夕方に使用することが推奨されています。
トラバコム点眼薬は、毎日同じ時間に使用して下さい。

【過量使用した場合】
処方量以上を使用した場合は目をぬるま湯で洗い流し、次の予定時間まではトラバコム点眼薬を使用しないで下さい。

【使用を忘れた場合】
使用を忘れた場合は一回分を飛ばし、次の予定時間より使用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量使用しないで下さい。
患眼に1日1回を超えて使用してはいけません。

【使用を中止する場合】
トラバコム点眼薬は、医師への相談無しに使用を中止しないで下さい。
眼圧の制御が失われ、失明につながる恐れがあります。

【使用上の注意】
他の点眼薬を併用している場合は、各使用間隔を最低5分間は空けて下さい。
ソフトコンタクトレンズを使用している場合は、トラバコム点眼薬の使用前に外して下さい。点眼後は15分待ってから再度装着して下さい。

下記の場合の本剤の使用は禁忌です。
●本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
●β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがあるため、気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支けいれん、重篤な慢性閉塞性肺疾患がある場合の使用は禁忌
●コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック（II、III度）、心原性ショックがある場合

下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。
●うっ血性心不全がある場合
●眼内炎（虹彩炎、ぶどう膜炎）がある場合
●肺高血圧による右心不全がある場合
●コントロール不十分な糖尿病の場合
●無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の場合
●糖尿病性ケトアシドーシス及び代謝性アシドーシスがある場合
●妊婦、産婦、授乳婦等

●閉塞隅角緑内障患者に投与する場合は、特に慎重に使用すること。
●縮瞳薬からチモロールマレイン酸塩製剤に切り替えた場合では、縮瞳作用がなくなることで眼が屈折調整を必要とすることがあることから、十分な注意を払ってください。
●点眼後に一時的に霧視（もやもや視界）が出ることがあります。回復するまで機械類の操作や自動車等の運転はしないこと。
●配合成分トラボプロストとチモロールマレイン酸塩それぞれのの副作用のおそれがありますので適切な使用を検討します。
●全身的に吸収されるおそれがあり、β-遮断剤全身投与時と同様の副作用が現れることがあるので、その点にも十分配慮してください。
●本剤の使用によって、虹彩や眼瞼への色素沈着（メラニンの増加）、あるいは眼周囲の多毛化が現れることがあります。こうした症状についての長期的な情報 が十分に得られていないので、定期的に医師の診察を受け十分観察を行ってください。また、使用前にこれらの症状が起こりうることの可能性を十分理解のうえ でしようてください。
●本剤の使用中に眼やその周囲に異常（角膜上皮障害、点状角膜炎、角膜炎、角膜びらんなど）が現れることがあり、異常を感じたら（しみる、そう痒感、眼痛等）、それが続くようであれば直ちに医師の診察を受けてください。

【併用注意】
カテコールアミン枯渇剤、アドレナリン、ジピベフリン塩酸塩、カルシウム拮抗剤ジギタリス製剤、β-遮断剤（全身投与）との併用は注意が必要です。 カテコールアミン枯渇剤
・レセルピン等
アドレナリン
ジピベフリン塩酸塩
カルシウム拮抗剤
・ベラパミル塩酸塩
・ジルチアゼム塩酸塩
ジギタリス製剤
・ジゴキシン
・ジギトキシンCYP2D6阻害作用を有する薬剤
・キニジン
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤
β-遮断剤（全身投与）
・アテノロール
・プロプラノロール塩酸塩
・メトプロロール

一般に高齢者では生理機能が低下しているので状態に注意しながら慎重に使用します。

妊婦又は妊娠している可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断されるケースにおいてのみ使用します。授乳中の本剤の使用は可能な限り避けます。やむを得ず使用する場合は授乳を中止します。トラボプロストはラットでの動物実験で乳汁中への移行することが報告されています。チモロールマレイン酸塩はヒト母乳中へ移行することがああります。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていません。

室温保存、遮光保存