トロピン注射（アトロピン）
トロピン注射（アトロピン）は、抗コリン作用薬です。有効成分のアトロピンは心疾患における緊急時の心拍数低下や筋収縮の緩和に役立ちます。徐脈やブドウ膜炎の治療に使用されます。
トロピン注射
アトロピン, Atropine
トロピン注射, Tropine Injection
1 mL
Neon Laboratories
注射バイアル
0.6 mg
インド
13166
【トロピン注射（アトロピン）】医師へご確認下さい。
【トロピン注射（アトロピン）】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。
動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【トロピン注射（アトロピン）】母乳育児中の使用は安全です。ヒトの研究では、薬物が母乳中に有意な量で流入しないか、乳児に毒性を引き起こすとは考えられていないことが示唆されています。しかし、母乳の分泌量が低下することがありますのでご注意下さい。
【トロピン注射（アトロピン）】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【トロピン注射（アトロピン）】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。
【トロピン注射（アトロピン）】肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
アトロピン
- トロピン注射（アトロピン）や薬の他の成分にアレルギーがある場合は、使用しないでください。
- 食物が胃から小腸に移動するのが困難である場合に見られる痛みや嘔吐を引き起こす幽門狭窄である場合、トロピン注射（アトロピン）の使用を開始または継続しないでください。一般的な病状には胸焼け（胃食道逆流）や下痢を伴う酸逆流が挙げられます。
- 尿閉、高血圧、心機能の弱まりなど心臓の問題がある場合、または甲状腺ホルモンレベルが高い場合はトロピン注射（アトロピン）を使用しないでください。
- 糖質への耐性の問題（ガラクトース不耐性、ラップラクターゼ欠乏またはグルコースガラクトース吸収不良を含む）がある場合、または稀な遺伝的疾患がある場合は服用しないでください。
- トロピン注射（アトロピン）を服用している間はどのような形でもアルコールは摂取しないでください。
- トロピン注射（アトロピン）は、視覚障害、かゆみ、驚愕を引き起こす可能性があるため、自動車や機械の操作は控えて下さい。また、精神的な注意や調整を必要とする活動をする際には十分ご注意下さい。
いいえ、規制薬物ではありません。処方薬として入手できます。
Q.トロピン注射（アトロピン）はベータ遮断薬、カルシウムチャネルブロッカー、アドレナリン、コリン作動薬、昇圧剤ですか？
いいえ。トロピン注射（アトロピン）は、抗コリン作動薬またはコリン作動性拮抗薬と呼ばれる薬物クラスに属しています。
Q.トロピン注射（アトロピン）はアゴニストかもしくはアンタゴニストですか？
トロピン注射（アトロピン）はコリン作動性受容体のアンタゴニストです。
Q.トロピン注射（アトロピン）は麻薬ですか？
いいえ、トロピン注射（アトロピン）自体は麻薬ではありません。しかし潜在的に乱用される可能性のある薬物と組み合わせて利用されることが多い薬剤です。
Q.トロピン注射（アトロピン）は血圧を上昇させるたり、心拍数、鎮静作用や膀胱収縮を増加させますか？
トロピン注射（アトロピン）は心拍数を低下させ、血圧を上昇させます。また腸や膀胱の筋肉の収縮を引き起こします。しかし、鎮静作用はなく、逆に、興奮や、不眠症を引き起こすことがあります。
Q.トロピン注射（アトロピン）は胎児に影響を及ぼしますか？
はい、少量のトロピン注射（アトロピン）は胎盤を通過する可能性がありますので、薬の服用前に必ず医師へご相談下さい。
Q.トロピン注射（アトロピン）はアセチルコリンやニコチン性受容体の活性をブロックしますか？
はい、トロピン注射（アトロピン）は、ムスカリンおよびニコチン性受容体上のアセチルコリンの活性を阻害することによって作用します。
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