ドブタミン 注射 (ドブトレック スジェネリック)

ドブタミン 注射は、心不全の治療に使用されます。

ドブタミン 注射は心臓がより多く、力強く血液を送り、そうすることで血圧を上昇させるといった作用があります。

頭痛、注射部位の痛み、吐き気、息切れ、動悸、胸痛、白血球数の増加（好酸球の増加）、血圧の上昇、心拍数の上昇、不整脈

• ドブタミン 注射での治療中は車の運転や機械の操作を行わないで下さい。
• 適切な容量拡張剤を用いて血液量の減少を修正するため、ドブタミン 注射での治療する前に、医師のアドバイスを受けてください。
• 治療中はECGと血圧が継続的に監視される可能性があります。
• 妊娠中、妊娠を予定している、もしくは授乳中である場合は、医師にご相談ください。

Q.ドブタミン 注射は昇圧薬ですか？
はい、ドブタミン 注射は、血管収縮剤（血管収縮を引き起こす薬剤）です。

Q.ドブタミン 注射はベータ遮断薬ですか？
いいえ、ドブタミン 注射はベータ遮断薬ではなくベータ・アゴニストです。

Q.ドブタミン 注射は変力薬、もしくは陽性変力薬ですか？
はい、ドブタミン 注射は変力薬です。

Q.ドブタミン 注射はカテコールアミンですか？
はい、ドブタミン 注射はカテコールアミンです。

Q.ドブタミン 注射は血管拡張薬ですか？
ドブタミン 注射は、血管収縮剤および血管拡張剤の両方の特性を有しています。効果自体は、血管の性質および病状により変わります。

Q.ドブタミン 注射は鎮痛剤ですか？
はい、ドブタミン 注射は鎮痛剤です。もし薬が静脈から漏れた場合、周りの組織に水泡が発生する可能性があります。

Q.ドブタミン 注射はドーパミンと同じですか？
ドーパミンは体内に存在する天然の神経伝達物質です。ドーパミンとドブタミン 注射は両方とも有極性であり、心臓のβ-1受容体を刺激します。

Q.ドブタミン 注射は心拍数の増加や頻脈を増加させますか？
はい、頻脈とも呼ばれる心拍数の上昇は、ドブタミン 注射の一般的な副作用です。

Q.ドブタミン 注射は後負荷や前負荷を減らしますか？
いいえ、ドブタミン 注射は後負荷または前負荷に影響しません。

Q.ドブタミン 注射は脳卒中の確率を増やしますか？
はい、ドブタミン 注射は、脳卒中の確率を増加させることが知られています。

Q.ドブタミン 注射は血圧の増減を引き起こしますか？
はい、ドブタミン 注射は血圧の変動を引き起こす可能性があります。

Q.ドブタミン 注射は尿の排出量を増加させますか？
はい、ドブタミン 注射は尿量の増加を引き起こすことが知られています。

ドブタミン塩酸塩 dobutamine hydrochloride（JP） 心収縮力増強カテコールアミン
ドブタミンは、交感神経興奮剤とのひとつで急性循環不全における心収縮力増強作用があります。心臓代償不全の患者の短期治療などに使用されます。

〔注射液〕：1アンプル（5mL）中ドブタミンとして100mg。（ドブトレックス）pH：2.7～3.3　浸透圧比：約0.8
〔キット〕：1袋（200mL）中ドブタミンとして200mg，600mg。（ドブトレックス）pH：3.0～4.0　浸透圧比：約1
〔注射液シリンジ〕：1シリンジ（50mL）中ドブタミンとして50mg，150mg，300mg。pH：3.0～4.0　浸透圧比：約1
　ドブタミン塩酸塩112.1mgはドブタミン100mgに相当

下記の場合の使用はできません。
○ドブタミン塩酸塩及び本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
○肥大型閉塞性心筋症（特発性肥厚性大動脈弁下狭窄）の場合

下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。
○高血圧症の場合
○重篤な冠動脈疾患がある場合
○心房細動がある場合
○境界型糖尿病及び糖尿病の場合

○使用前に体液減少の是正を行うこと。
○使用前に呼吸管理を行うこと。
○使用前にその他の必要な処置を行うこと。
○使用の際は、血圧、心拍数、心電図、尿量を観察すること。
○使用の際は、できる限り肺動脈楔入圧及び心拍出量を観察すること。
○72時間以上の使用で耐性が出現することがあります。
○重い大動脈弁狭窄、血流閉塞がある場合は本剤での状態の改善があらわれない場合があります。
○上記以外にも重要な使用上の注意をよく理解して守って下さい。

【併用注意】
β-遮断剤・プロプラノロール塩酸塩
本剤の効果が弱まったり末梢血管抵抗の上昇等が起こるリスクがあります。

高齢者は一般に生理機能が定価しているので慎重に使用を進めることが大切です。

妊婦中また妊娠している可能性がある場合には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断可能な場合に限って使用を進めること。

低出生体重児、新生児、乳幼児などの小児へ使用する場合は、少量より慎重に開始するなど観察を十分に行いながら慎重に使用を進めることが大切です。

室温保存