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パルナパリン 注射

パルナパリンは、有害な血栓の形成を防ぐ抗凝固剤です。 深部静脈血栓症および肺塞栓症の治療および予防に使用されます。また、心臓発作にも使用されます。

同義語

フラクシウム

有効成分

パルナパリン, Parnaparin

その他のブランド名

フラクシウム, Fluxium

包装

1

製造元

USV, Swiss Pharma

形状

注射

含有量

0.3ml, 0.6ml

製造国

インド

SKU

1245

【パルナパリン】 医師へご確認下さい。

【パルナパリン】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。

【パルナパリン】 不明ですので、医師へご相談下さい。

【パルナパリン】 不明ですので、医師へご相談下さい。

【パルナパリン】 車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【パルナパリン】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

【パルナパリン】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

シルデナフィル

パルナパリン 注射

パルナパリン 注射の使用方法

パルナパリン 注射は、深部静脈血栓症や肺塞栓症の治療および予防に使用される低分子ヘパリン製剤です。

低分子ヘパリンは軽度の出血傾向がみられる患者へ使用されます。

また、血液透析時の抗凝固剤としても用いられます。医師の指示に従い適切に投与する必要があります。

パルナパリン 注射の効能効果

パルナパリン 注射は、血液凝固を抑えることで有害な血栓の形成を防ぎます

ヘパリンと比較して作用時間が長く、出血リスクを抑えつつ血栓予防効果を発揮します。透析時の血液凝固防止にも効果的です。

パルナパリン 注射の一般的な副作用

パルナパリン 注射の副作用には、出血や注射部位の腫れ・痛みが挙げられます。

また、長期使用により血小板減少症を引き起こす可能性があります。異常がみられた場合は速やかに医師へ相談してください。

よくある質問

パルナパリン 注射は、血栓症や肺塞栓症の治療・予防に用いられる低分子ヘパリン製剤です。特に透析患者の血液凝固を防ぐ目的で使用されることがあります。

パルナパリンは、透析時の血液凝固を抑えるために使用されます。作用が長時間持続し、透析中の血流維持に適しています。

Q. パルナパリンとヘパリンの違いは?

パルナパリンは低分子ヘパリンであり、通常のヘパリンよりも出血リスクが低く、作用時間が長い特徴があります。また、モニタリングの頻度が少なくて済む利点があります。

Q. パルナパリンの低分子ヘパリン製剤としての特徴は?

パルナパリンは低分子ヘパリンに分類され、抗Xa因子活性を有します。通常のヘパリンよりも安定した効果を発揮しやすく、出血のリスクが軽減されています。

Q. ダルテパリンとパルナパリンの違いは?

ダルテパリンとパルナパリンはともに低分子ヘパリン製剤ですが、抗凝固作用の強さや持続時間に若干の違いがあります。

医師の判断により適切な薬剤が選択されます。

基本情報

パルナパリン 注射の有効成分であるパルナパリンナトリウム(parnaparin sodium)は、血栓形成を防ぐ抗凝固剤であり、低分子ヘパリンに分類され抗Xa因子活性を有します。

パルナパリンは、ヘパリンが血液本来の固まる性質を低下させるのに対し、パルナパリンなどの低分子ヘパリンは血液本来の固まる性質を低下させずに血液を固まりにくくする作用を発揮します。

そのため、出血傾向を促さずに血液を固まりにくくする特徴があります。

透析治療に適した製剤

透析治療では体からとり出した血液を透析器に通し、再び体へと返す必要がありますが、血液は体の外に出ると固まってしまう性質があります。
パルナパリンなどの低分子ヘパリンは血液本来の固まる性質の低下をきたさずに血液を固まりにくくする作用を発揮します。そのため、出血傾向を促さずに血液を固まりにくくする特徴があります。
通常のヘパリンよりも安定した効果を発揮しやすく、出血のリスクが軽減されています。

【参照文献】

東京新橋透析クリニック

用法・用量

*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。

*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。

【用量】
出血性病変又は出血傾向がない成人
体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして15~20単位/kgを体外循環路内血液に単回投与。
体外循環開始後は毎時6~8単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入。
なお、体外循環路内の血液凝固状況に応じ適宜増減。

出血性病変又は出血傾向がある成人
体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして10~15単位/kgを体外循環路内血液に単回投与。
体外循環開始後は毎時6~9単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入。

【用法】
注射薬として直接投与

警告

本剤使用中は、出血の有無を十分に観察し、異常があれば医師に報告してください。

また、脊椎・硬膜外麻酔との併用時には血腫形成に注意が必要です。

禁忌

以下に該当する場合は使用できません。

・本剤の成分に対する過敏症の既往がある場合
・重度の出血傾向がある場合
・ヘパリン起因性血小板減少症の既往がある場合
・妊娠中、または妊娠の可能性がある場合

慎重投与

以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。

・高齢者
・腎機能低下がみられる場合
・出血のリスクが高い場合
・他の抗凝固薬や抗血小板薬を併用している場合

相互作用

パルナパリン 注射は、以下の薬剤と併用する際に注意が必要です。

・抗凝固剤(ワルファリン、ヘパリンなど)
・血小板凝集抑制剤(アスピリン、クロピドグレルなど)
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
・血栓溶解剤(ウロキナーゼ、t-PA製剤など)

妊婦・産婦・授乳婦等への投与

妊娠中または授乳中の女性は、原則として使用を避けるべきです。

やむを得ず必要な場合は、医師と相談の上で慎重に判断してください。

保存等

パルナパリン 注射は、直射日光や高温多湿を避け、室温で保管してください。

開封後は速やかに使用し、余った薬剤は廃棄してください。