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プロトピック 軟膏

プロトピック 軟膏はアトピー性皮膚炎に効果のあるお薬です。有効成分のタクロリムスは、体の免疫系の活性を低下させることによって作用する免疫抑制剤です。

同義語

プロトピック, Protopic

有効成分

タクロリムス, Tacrolimus

その他のブランド名

プロトピック, Protopic

包装

30g

製造元

Astellas

形状

軟膏

含有量

0.1%

製造国

インド

SKU

2803

【タクロリムス外用薬】 医師へご確認ください。

【タクロリムス外用薬】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【タクロリムス外用薬】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物実験では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【タクロリムス外用薬】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。 使用される際には乳児の皮膚に治療領域が接触しないように心がけて下さい。軟膏の使用はその成分が乳児の体内で有害となる可能性がありますので、薬の形態では水混和性のあるクリーム、もしくはジェルが勧められます。

【タクロリムス外用薬】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。

【タクロリムス外用薬】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。限られた情報ではありますが、用量調整の必要がないことが示されてます。医師へご相談ください。

【タクロリムス外用薬】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

タクロリムス 外用薬

使用方法
タクロリムス外用薬は、アトピー性皮膚炎の治療に使用されます。 通常、コルチコステロイド外用薬または皮膚軟化剤が効かない場合にのみ使用されます。
効能・効果
タクロリムス外用薬は、皮膚の赤みおよびかゆみを引き起こす皮膚の炎症を減少させることによって作用する免疫抑制剤です。
一般的な副作用
適用部位の反応(燃焼、刺激、かゆみおよび赤み)、皮膚感染
専門家のアドバイス
  • タクロリムス外用薬を塗布する前に手を洗ってください。アトピー性皮膚炎(湿疹)の患部に薄く塗ってください。
  • アトピー性皮膚炎(湿疹)の患部の皮膚が入浴後またはシャワーの後、完全に乾燥していることを確認してください。
  • 薬が皮膚に塗布されていない場合でも、治療中は日光への露出を避けてください。
  • 包帯などで治療中の皮膚を覆わないでください。服装は普段着で過ごすことができます。
  • タクロリムスを目や口に塗布しないでください。タクロリムス外用薬がこれらの領域のいずれかに付いてしまった場合は、その領域を完全に拭き取り、水ですすいでください。
  • かゆみ、発疹、発赤などのアトピー性皮膚炎(湿疹)の徴候と症状が消えた場合は、タクロリムスの使用を止め医師に相談してください。
  • 6週間以上使用することはお勧めしません。必要に応じて治療を中断したり、繰り返し使用することがあります。
  • 免疫系が弱い場合(例えば、がんや長期間ステロイドを服用しているなど)には使用できません。
  • 水痘やヘルペスなどの皮膚に感染した場合は、医師にご相談ください。
  • 妊娠中、または妊娠を計画中であるか母乳育児中である場合は、医師にご相談ください。
  • 患者の多くに、使用後1週間程度で皮膚の改善が見られます。
  • 2歳未満の小児にはお勧めできません。
よくある質問
Q.タクロリムスはステロイドですか?
タクロリムスは免疫抑制薬です。ステロイド薬ではありません。

Q.タクロリムス カプセルは腎毒性、または細胞毒性ですか?
タクロリムス カプセルは特定のタイプの細胞を破壊する細胞傷害性があり、腎機能を損なう腎毒性である可能性があります。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。

基本情報
プロトピック軟膏は、有効成分タクロリムス Tacrolimusが配合された塗り薬です。炎症を鎮める作用があり皮膚の赤み、腫れを抑えます。アトピー性皮膚炎に用いられます。タクロリムスがTリンパ球の働きを抑えることで免疫作用を低下させることで作用します。タクロリムスはその強力な免疫抑制作用で知られています。
警告
本剤はアトピー性皮膚炎(軟膏0.03%は小児のアトピー性皮膚炎)の治療法に精通している医師のもとで使用すること。マウス塗布がん原性試験において,高い血中濃度の持続に基づくリンパ腫の増加があることがみとめられている、また、本剤使用例において関連性は確かではないもののリンパ腫・皮膚癌の発現が報告されているという情報を患者(軟膏0.03%は患者又は代諾者)に対して説明し理解納得したことを確認した上で本剤を用いた治療を開始すること。明らかに局面を形成しているびらんや潰瘍への使用は血中濃度が高くなり,腎障害等の副作用が発現する可能性があるため、事前の処置を行って潰瘍・明らかに局面を形成しているびらんの改善が確認できたあとでのみ本剤の使用を開始すること。
禁忌
下記の場合の使用は禁忌です。
○明らかに局面を形成しているびらん、潰瘍への使用
○高度の腎障害、高度の高カリウム血症がある場合
○妊婦中、または妊娠している可能性がある場合
○魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患(Netherton症候群等)の場合
○本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合 
○PUVA療法等の紫外線療法を行っている場合
○小児等(0.1%軟膏)
○低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児(0.03%軟膏)
○皮膚感染症を伴う場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。
○重度の肝障害がある場合
○腎障害、高カリウム血症がある場合
○全身に皮疹を伴う紅皮症がある場合
重要な基本的注意
重度の皮疹もしくは塗布面積が広範囲にわたる場合は、血中濃度が高くなるおそれがあるため、本剤使用開始の2~4週後に1回、その後は必要に応じて適宜腎機能検査を行い、血中濃度をモニターすること。異常があった場合には、本剤の使用を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。本剤を使用とは日光への曝露を最小限にとどめ、日焼けランプ・紫外線ランプは使用しないこと。原則として皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎患者には使用しないこととしていますが、やむを得ず使用する場合は感染部位を避けて使用する、または予め適切な抗菌剤・抗ウイルス剤・抗真菌剤による治療を行う、またはこれらとの併用を検討する。使用後に一過性に皮膚刺激感を感じるばあいがしばしばありますが、通常、皮疹が改善されるのに伴い発現しなくなる。*2年以上の長期使用での局所免疫抑制作用についての臨床試験成績はないため分かっていません。
相互作用
PUVA療法等の紫外線療法との併用治療は禁忌です。
高齢者への投与
高齢者は生理機能が低下しているので注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦中、または妊娠している可能性のがある場合は使用できません。授乳中は母乳へ移行する可能性があるため、本剤使用中の授乳は避けること。
小児等への投与
0.1%軟膏の低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児への使用経験はありません。安全性は確立されていませんので、血中濃度上昇による副作用の発現を考慮し、小児等では使用しない。また2歳以上の小児等ではより低濃度の小児用製剤でも有効性が認められています。
0.03%軟膏の低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児への使用経験がなく、安全性は確立していないので使用しないこと。
適用上の注意
粘膜、外陰部には使用しないこと。眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように十分に注意を払ってください。万一,眼に入った場合には直ちに水で洗い流してください。洗い流した後に刺激感が持く場合は、医師に診てもらうこと。
保存等
室温保存
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