ラシジピン (モテンズ ジェネリック)
ラシジピンは、カルシウムチャネル遮断薬です。 心臓や血管に作用し、高血圧の治療に使用されます。
同義語
モテンズ ジェネリック, Generic Motens
有効成分
ラシジピン, Lacidipine
その他のブランド名
ラシバス, Lacivas, シノピル, Sinopil
包装
10
製造元
Sun Pharma, GSK
形状
錠
含有量
2mg, 4mg
製造国
インド
SKU
1224
【ラシジピン】食べ物の有無によらず服用いただけます。
【ラシジピン】相互作用は不明です。医師にご確認下さい。
【ラシジピン】妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。 医師にご相談ください。
【ラシジピン】情報がありません。医師へご確認ください。
【ラシジピン】ラシジピンはめまいや眠気、疲れ、敏しょう性の低下を引き起こすことがあります。もしこれらの症状が現れた場合は、運転はお控えください。
【ラシジピン】腎疾患患者の使用は恐らく安全です。利用可能なデータは限られていますが、用量調整の必要もない可能性が示されています。医師へご確認ください。
【ラシジピン】肝疾患患者の使用は注意が必要です。用量調整が必要な場合がありますので、医師へご確認ください。
ラシジピン
使用方法
ラシジピンは高血圧の治療に使用されます。
効能・効果
ラシジピンはカルシウムチャネル遮断薬です。これは血管を弛緩させ、心臓による身体全体の血液圧送を効率化することによって作用します。
一般的な副作用
疲労感、足首の腫れ、眠気、ホットフラッシュ(顔や耳、首、身体の熱傷感)、頭痛、吐き気、浮腫(腫れ)、めまい、動悸、腹痛
専門家のアドバイス
- 一般的に、目まいやふらつき、足/足首の腫れ、ホットフラッシュ、頭痛といった副作用が起こり得ます。
- めまいやふらつきのリスクを軽減する為、座った姿勢や横になった状態から起き上がる際は、ゆっくりとした動作を心がけて下さい。
- 症状が改善しない、または悪化した場合(血圧値が下がらない、または上昇した、胸部の痛みが継続している、または悪化した等)、医師に知らせてください。
- 次の重大な副作用のいずれかを経験された場合は、速やかに医師へご連絡下さい: 速い/不規則な/激しい心拍、失神
- ラシジピンは定期的に服用するとより効果的です。飲み忘れを防ぐ為、毎日一定の時間に服用下さい。症状の改善が見られても、服用を継続することが大切です。
- 薬の飲み忘れに気づいた場合、その時点で直ぐに服用して下さい。次の服用時間が近い場合は、飲み忘れ分をスキップし、通常の服用スケジュールを再開して下さい。その際、用量を倍に増やさないで下さい。
よくある質問
Q. ラシジピンは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、もしくはβ遮断薬ですか?
いいえ、ラシジピンはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やβ遮断薬ではありません。カルシウムチャネル遮断薬です。
基本情報
ラシジピンは、カルシウムチャンネル遮断薬のひとつで、心臓や血管に作用します。ラシジピンは、血管の壁にある筋細胞を通じてカルシウムの動きを鈍くします。具体的には、血管の筋細胞の中のカルシウムチャンネルを遮断します。カルシウムは、筋肉が収縮する際に必要とされるミネラルです。そのカルシウムが減少することで筋肉は弛緩します。これにより動脈が広がり、血圧が下がる仕組みです。
用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用量】
ラシジピン錠は、適切な用量を適切なタイミングで服用する事が大切です。
直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用の症状には、心拍異常、浅く速い呼吸、低血圧、冷や汗、めまい、卒倒、倦怠感、吐き気などがあります。
【服用を忘れた場合】
服用を忘れ、同日に思い出した場合は、直ぐに服用して下さい。
思い出した時間が服用予定時間の翌日であった場合は1回分を飛ばし、次の予定時間より服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。
【服用を中止する場合】
ラシジピン錠は、医師に処方された期間服用して下さい。
医師の指示が無い限り、服用を中止してはいけません。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用量】
ラシジピン錠は、適切な用量を適切なタイミングで服用する事が大切です。
- 通常初回投与量として1日2mgを、できれば朝に服用します。食事の有無にかかわらず服用いただけます。
- この用量は3~4週間後、1日4mgを毎朝の服用に増量されることがあります。
- 必要な場合、用量は更に、最大用量である1日6mgを毎朝の服用へ増量されることがあります。
- 錠剤は、服用直前まで錠剤シートから摂り出さないで下さい。
- 錠剤は水と一緒に飲み込んで下さい。
- グレープフルーツジュースと一緒に服用してはいけません。
直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用の症状には、心拍異常、浅く速い呼吸、低血圧、冷や汗、めまい、卒倒、倦怠感、吐き気などがあります。
【服用を忘れた場合】
服用を忘れ、同日に思い出した場合は、直ぐに服用して下さい。
思い出した時間が服用予定時間の翌日であった場合は1回分を飛ばし、次の予定時間より服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。
【服用を中止する場合】
ラシジピン錠は、医師に処方された期間服用して下さい。
医師の指示が無い限り、服用を中止してはいけません。
警告
- 血圧を下げる降圧剤の使用により、めまいや疲れを感じやすくなります。めまいや疲れを感じたら、危険を伴う機械作業や車の運転はしないで下さい。
- 本剤の服用後に胸の痛みを感じたら、更なる服用は止めて医師に相談して下さい。
禁忌
下記の場合の服用はできません。
○他のカルシウムチャネル遮断薬(例:ジヒドロピリジン、ニフェジピン、アムロジピン)に対してアレルギーがある場合
○本剤に含まれている成分に対してアレルギーがある場合
○長期化し、頻度も高くなっている重症の狭心症がある場合
○大動脈弁狭窄症などの心疾患がある場合
○過去1ヶ月以内に心臓発作を起こしている場合
○血液循環疾患がある場合
○ポルフィリン症などの遺伝性血液疾患がある場合
○他のカルシウムチャネル遮断薬(例:ジヒドロピリジン、ニフェジピン、アムロジピン)に対してアレルギーがある場合
○本剤に含まれている成分に対してアレルギーがある場合
○長期化し、頻度も高くなっている重症の狭心症がある場合
○大動脈弁狭窄症などの心疾患がある場合
○過去1ヶ月以内に心臓発作を起こしている場合
○血液循環疾患がある場合
○ポルフィリン症などの遺伝性血液疾患がある場合
相互作用
本剤と他の薬剤の飲み合わせについては医師に相談して下さい。