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スターリックス

スターリックスは、2型糖尿病の治療薬です。 有効成分ナテグリニドは、膵臓からのインスリンの分泌を増やすように膵臓に働きかけることで血糖値を下げる作用があります。

同義語

スターリックス, Starlix

有効成分

ナテグリニド, Nateglinide

その他のブランド名

スターリックス, Starlix

包装

84

製造元

Novartis

形状

含有量

120 mg

製造国

トルコ

SKU

1941

【スターリックス】 スターリックスは空腹時(食前1時間または食後2時間)の服用が望ましいとされています。

【スターリックス】 糖尿病である場合は、アルコールの摂取が血糖値に影響する可能性があります。

【スターリックス】  スターリックスは妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究は胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究では限られています。医師にご相談ください。

【スターリックス】 不明です。医師にご相談下さい。

【スターリックス】 血糖値が高いか低い場合に、運転能力に影響することがあります。そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【スターリックス】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。

【スターリックス】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が中程度や重度である場合のデータが限られています。

ナテグリニド

使用方法
スターリックスは、2型糖尿病の治療に使用されます。
効能・効果
スターリックスは、血糖を下げるために膵臓から放出されるインスリンの量を増加させます。
一般的な副作用
血糖値の低下、腹痛、下痢
専門家のアドバイス
  • スターリックスは、1型糖尿病患者の治療には使用できません。
  • 食事の前、または食事の後30分以内に水と一緒に服用して下さい。
  • スターリックスを摂取した後にめまいを感じる場合は、車の運転などは避けてください。
  • この薬を服用中に妊娠した場合、または妊娠を予定している場合は、すぐに医師に連絡してください。
  • スターリックスを服用中は、母乳育児は行わないで下さい。
  • 肝疾患や腎臓疾患がある場合は、医師にご連絡ください。
  • 手術を受ける予定がある場合は、医師にご連絡下さい。
よくある質問
Q.スターリックスは体重の増加を引き起こしますか?
スターリックスの治療中に体重の増加が起こる可能性があります。体重が増加し続ける場合は、医師または薬剤師に速やかに知らせて下さい。

Q.スターリックスはメトホルミンを含んでいますか?
スターリックスはメトホルミンを含んでいません。

Q.スターリックスはどのように機能しますか?
スターリックスは、メグリチニドと呼ばれる薬物のクラスに属しています。 スターリックスは、インスリンを放出させるために膵臓を刺激することにより、体内の血液中のグルコースの量を調節するのに役立ちます。

基本情報
膵臓に働きかけランゲルハンス島のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を増やすことで、血糖値を下げます。主として、2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)に用いられます。

糖尿病は何らかの原因により血液中の血糖値が一定範囲内に調整されずに異常増加するものです。

糖尿病は1型糖尿病と2型糖尿病のふたつのタイプに分けられます。

1型糖尿病ではすい臓のβ細胞が破壊されるためにインスリンを分泌できなくなるタイプです。自己免疫細胞がβ細胞を攻撃することが原因と考えられているため自己免疫性の糖尿病と言われます。しかしながら、自己免疫反応を示唆するものが見られない1型糖尿病もごくまれにあります。急激に血糖値が上がり、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こすか危険性が高いのが1型糖尿病です。若い世代での発症が多いのも特徴です。

2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下していること、またインスリンに対する反応の感受性が悪くなることを要因として起こるタイプです。1型糖尿病と比べて、急激に血糖値が上がるということは少ないです。生活習慣ともかかわっているのはこのタイプです。また、遺伝的に糖尿病になりやすい人ではそうでない人よりも糖尿病になるリスクが高くなります。2型糖尿病は生活習慣と遺伝要因が絡み合って起きるのです。糖尿病は、血中の血糖値が高くなり尿に糖が出るだけでなく、失明や人工透析の一番の原因となっていることはあまり知られていません。初期では自覚症状がないことも多く、あっても少々調子がおかしいのかなくらいにしか思われないこともあります。たとえば、喉の渇き、立ちくらみ、手足が痺れる、だるい、尿の回数が増える、尿の量が増える、月経が不規則になる、性欲がなくなるなどです。体中をめぐる血液中の血糖値が高いことで、体の各所に影響が出、合併症を引き起こことになります。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

  • スターリックス錠は、1回120mgを1日3回の服用が推奨されています。
  • 服用開始時の血糖値が血糖目標値に近い場合は、1回60mgを1日3回の服用が推奨されることがあります。
  • 食事の1~30分前に服用して下さい。
  • もし食事を飛ばす場合は、低血糖リスクを減らすために予定されていた用量の服用を飛ばして下さい。
禁忌
下記の場合の使用は禁忌。

●重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の場合。

●透析を必要とするような重篤な腎機能障害がある場合。

●重症感染症、手術前後、重篤な外傷がある場合。

●本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある場合。

●妊婦又は妊娠している可能性がある場合。

重要な基本的注意
低血糖に陥らないよう十分に注意をしながら使用すること。

相互作用
【併用注意】 インスリン製剤、ビグアナイド系薬剤・メトホルミン塩酸塩等、α-グルコシダーゼ阻害剤(・アカルボース ・ボグリボース等、インスリン抵抗性改善剤・ピオグリタゾン塩酸塩、アルドース還元酵素阻害剤・エパルレスタット、ピラゾロン系消炎剤・フェニルブタゾン等、サリチル酸製剤・アスピリン等、フィブラート系薬剤(・クロフィブラート・ベザフィブラート等)、ミコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、プロベネシド、クマリン系薬剤 ・ワルファリンカリウム、サルファ剤・スルファメトキサゾール等、クロラムフェニコール、β-遮断剤・プロプラノロール等、モノアミン酸化酵素阻害剤、タンパク同化ホルモン剤・メスタノロン等、テトラサイクリン系抗生物質(・テトラサイクリン塩酸塩・ミノサイクリン塩酸塩等)、アドレナリン、副腎皮質ホルモン・メチルプレドニゾロン等、ニコチン酸、卵胞ホルモン・エチニルエストラジオール等、イソニアジド、ピラジナミド、フェノチアジン系薬剤・クロルプロマジン等、利尿剤(・チアジド系・クロルタリドン・エタクリン酸等)、フェニトイン、甲状腺ホルモン ・乾燥甲状腺等、グアネチジン硫酸塩

高齢者への投与
般に高齢者では生理機能が低下しているので、低用量(例えば1回量60mg)から開始すするなど、血糖値に留意して経過を十分に観察しながら慎重に使用を進めること。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性がある場合は使用しないこと。動物実験で胎盤通過、催奇形性作用があることが報告されています。 本剤使用中の授乳は避けること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されています。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていません。

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