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アプロベル (イルベサルタン)

アプロベルの有効成分イルベサルタンは、アンギオテンシン受容体遮断薬(ARB)という高血圧の治療薬です。 血管を弛緩させ心臓の負担を減らすことで血圧を低下させます。

同義語

アバプロ/イルベタンジェネリック

有効成分

イルベサルタン, Irbesartan

その他のブランド名

アプロベル, Aprovel

包装

14, 28

製造元

サノフィアバンティス, サノフィインド, ブリストル・マイヤーズ

形状

含有量

150mg, 300mg

製造国

インド

SKU

2258

【アプロベル】 食事の有無にかかわらず摂取することができますが、いつも同じ時間に服用することが推奨されています。

【アプロベル】 アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご確認ください。

【アプロベル】 妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【アプロベル】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【アプロベル】 車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【アプロベル】 本薬は、腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。しかし、腎疾患の基礎疾患がある場合は、医師に知らせてください。

【アプロベル】 肝疾患での使用は恐らくは安全で、用量変更の必要もありません。しかし重度の肝疾患の場合は情報が限られていますので、医師へご相談下さい。

イルベサルタン

使用方法
アプロベルは、高血圧および心不全の治療に使用されます。また、脳卒中や心臓発作のリスクを低下させます。
効能・効果
アプロベルはアンギオテンシン受容体遮断薬(ARB)です。 血圧を下げる血管を弛緩させ、心臓の仕事量を減らす働きをします。
一般的な副作用
めまい、背中の痛み、恥骨炎、血中カリウム濃度の上昇
専門家のアドバイス
  • アプロベルは食事の有無にかかわらず摂取できますが、常に一定の時間に服用されることをお勧めします。
  • 症候性低血圧を軽減するために、最初の用量は就寝前に服用してください。
  • アプロベルは、血液中のカリウムのレベルを上昇させる可能性があります。カリウムサプリメントやバナナやブロッコリーなどのカリウムが豊富な食品は避けてください。
  • 呼吸に影響する可能性のある唇、舌、および喉の急激な腫脹があれば、すぐに医師に連絡してください。
  • これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断された場合は、医師に連絡してください。
  • 妊娠中、または妊娠を計画中であるか授乳中である場合は医師にご相談ください。
よくある質問
Q.アプロベルはアルファまたはベータ遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬、エイズ抑制薬、スタチン、もしくは利尿薬ですか?
いいえ、アプロベルはアンジオテンシンII受容体遮断薬です。

Q.アプロベルは安全ですか?
はい。アプロベルは、医師の指示に従って、所定の用量で使用すると安全です。

Q.アプロベルとロサルタンは同じですか?
いいえ、どちらも同じクラスに属するお薬ですがそれらの薬物動態プロファイルは異なります。

Q.アプロベルと一緒にイブプロフェンを服用できますか?
イブプロフェンとアプロベルを一緒に使用すると、アプロベルの降圧効果を低下させる可能性があります。さらに、この組み合わせを頻繁に行った場合、
腎機能に影響を与える可能性があります。

Q.アプロベルと一緒にパラセタモールを服用できますか?
はい。アプロベルとパラセタモールは一緒に服用できます。

Q.アプロベルと一緒にアスピリンを服用できますか?
アプロベルとアスピリンの併用は、アプロベルの降圧効果を低下させる可能性があります。さらに、この組み合わせを頻繁に行った場合、
腎機能に影響を与える可能性があります。

Q.アプロベルは心拍数を低下させますか?
はい。アプロベルの使用により心拍数が低下する可能性があります。

Q.アプロベルは、便秘、体重の増加、脱毛、勃起不全、インポテンス、下痢、耳鳴り、うつ症状を引き起こしますか?
いいえ、アプロベルは上記の副作用のいずれも引き起こしません。ただし、このような副作用が現れた場合は、すぐに医師に相談してください。



基本情報
アプロベル錠は、24時間降圧効果が持続する「長時間作用型」の高血圧症薬です。

なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。
高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
アプロベル錠は、食事の有無にかかわらず服用いただけます。
錠剤はグラス1杯の水など、十分な量の飲料と一緒に、できるだけ毎日同じ時間に服用して下さい。
アプロベル錠は、医師による中止指示があるまで服用を継続することが大切です。

【用量】
高血圧患者:
通常、1日150mgを服用します。
用量はその後の血圧反応に応じて、1日300mgまで増量されることがあります。

腎障害を患う高血圧および2型糖尿病患者:
高血圧や2型糖尿病に伴う腎障害の治療には、1日300mgを維持用量として服用することが推奨されています。

血液透析を受ける患者や75歳を超える高齢患者などの特定の患者には、特に服用開始時、医師により用量が減量されることがあります。

最大の血圧降下作用は、アプロベル錠による治療開始後通常4~6週間で見られます。

小児および青年への使用:
アプロベル錠は、18歳未満の子供には使用できません。
子供が誤飲した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。

【過量服用した場合】
誤って多量の錠剤を服用した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。

【服用を忘れた場合】
服用を忘れた場合は1回分を飛ばし、次の予定時間から通常通り服用を再開して下さい。

禁忌
(1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
(2)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

慎重投与
以下の症状を持つ人は慎重に投与を行ってください。
両側性腎動脈狭窄、高カリウム血症の患者、重篤な腎機能障害、肝障害、脳血管障害のある患者、高齢者など。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。

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