エクジェイド
エクジェイドの有効成分デフェラシロクスは、輸血による慢性鉄過剰症の治療に使用されます。体から余分な鉄分を便と一緒に排出させる作用があります。
エクジェイド
デフェラシロクス, Deferasirox
エクジェイド, Exjade
28
Novartis India
錠
125mg 250mg 500mg
1803
【エクジェイド】 空腹時に服用ください。
【エクジェイド】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。
【エクジェイド】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。 動物実験では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【エクジェイド】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。
【エクジェイド】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【エクジェイド】 腎疾患がある場合は、薬の使用は避けるべきです。医師へご相談ください。
【エクジェイド】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
シルデナフィル
デフェラシロクス
- 常に空腹時に水と一緒にデフェラシロックス錠を服用してください。
- 錠剤全体を噛んだり、粉砕したり、砕いたり、そのまま飲み込んだりしないでください。
- デフェラシロックスはめまいの原因となることがあります。症状が収まるまで、車の運転や機械の操作は控えてください。
- 妊娠中、妊娠を計画中であるか授乳中である場合は、デフェラシロックスを服用しないでください。
エクジェイドは、ベータサラセミアメジャー(血液障害)患者の輸血が繰り返されることにより貯留した体内の余分な鉄分を除去するために使用されます。
Q.エクジェイドはどのように作用しますか?
エクジェイドは、血液中の余分な鉄に結合し、便を通して体から排出します。
●高度の腎機能障害がある場合
●全身状態の悪い高リスク骨髄異形成症候群の場合
●全身状態の悪い進行した悪性腫瘍がある場合
●肝機能障害がある場合
●血小板数50,000/mm3未満の場合
●高齢者
●高リスク骨髄異形成症候群の場合
●進行した悪性腫瘍がある場合
●尿タンパクの測定は4週毎に行い、尿タンパク/クレアチニン比が1.0mg/mgを超えた場合には休薬するなどの対処をする。
●下痢・嘔吐がみられる場合、腎機能悪化の可能性があるので十分な水分補給を行うこと。
●本剤により難聴及び水晶体混濁、視神経炎が発生する可能性があることが報告されているので、投与開始前及び投与後は定期的(6ヵ月ごと)に聴力検査及び眼科的検査(眼底検査を含む)を行い、異常が認められた場合は減量・休薬などし適切な処置を行うこと。
●本剤と他の鉄キレート剤療法との併用は、安全性が確立されていません。
●めまい、視覚・聴力障害などが現れることがあるので、本剤使用中のは自動車運転など危険を伴う機械の操作は特に注意が必要。
●血清フェリチンが1,000又は2,500ng/mLを超えた場合には、臓器障害や生存期間に影響する可能性があります。
CYP3A4で代謝される薬剤
・シクロスポリン
・シンバスタチン
・ミダゾラム
・経口避妊薬等
UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)を強力に誘導する薬剤
・リファンピシン
・フェニトイン
・フェノバルビタール
・リトナビル等
消化管潰瘍を誘発する可能性のある薬剤
・非ステロイド性消炎鎮痛剤
・副腎皮質ステロイド剤
・経口ビスホスホネート等
抗凝血剤
Cancer Medicine誌に発表された遡及的研究によると、同種造血幹細胞移植(alloHSCT)の早期に開始された場合でも、経口鉄キレート剤である デフェラシロクスによる治療は、急性骨髄性白血病(AML)の患者にとっては、有益なことがあります。 研究者らは、寛解においてalloHSCTを