エビリファイ
エビリファイは統合失調症および躁病の治療に使用されます。 有効成分のアリピプラゾールは神経伝達物質ドーパミンの働きを調整し、気持ちを穏やかにしてくれる作用があります。
エビリファイ
アリピプラゾール, Aripiprazole
エビリファイ, Abilify
28
ブリストル・マイヤーズ
錠, 口腔内崩壊錠 (OD錠)
5mg, 10mg, 15mg, 20mg, 30mg
イギリス, トルコ
1710
【エビリファイ】食事の有無に関わらず投与することができますが、一定の時間に服用することが勧められます。
【エビリファイ】アルコールと一緒に服用した場合、過度の眠気や鎮静を引き起こすことがあります。
【エビリファイ】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。
動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【エビリファイ】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【エビリファイ】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【エビリファイ】腎疾患での使用は恐らくは安全です。用量調整の推奨もありません。
【エビリファイ】肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。
エビリファイ
エビリファイの使用方法
エビリファイは、統合失調症および双極性障害(躁病)の治療に用いられる非定型抗精神病薬です。また、不安感や抑うつ状態の改善を目的として、他の抗うつ薬と併用されることもあります。医師の指示に従い、毎日一定の時間に服用してください。
エビリファイの効能・効果
エビリファイは、脳内の化学的メッセンジャーであるドーパミンやセロトニンの作用を調節することで、統合失調症や躁病などの症状を改善します。また、気分を安定させる働きがあり、精神的な高揚感や混乱状態を抑える効果があります。
エビリファイの一般的な副作用
・頭痛
・めまい
・吐き気や嘔吐
・不眠症(睡眠障害)
・アカシジア(落ち着かない感覚)
・振戦(震え)
・消化不良や便秘
よくある質問
Q. エビリファイとは?
A. エビリファイは、統合失調症や双極性障害の治療に使用される非定型抗精神病薬です。脳内の化学物質のバランスを整えることで、症状の改善を助けます。
Q. 統合失調症 薬 エビリファイの特徴は何ですか?
A. エビリファイは、第3世代の抗精神病薬とされ、従来の薬剤と比較して副作用が少なく、気分安定効果も持っています。
Q. レクサプロ エビリファイ 併用は可能ですか?
A. 併用は、医師の判断のもとで行われることがあります。うつ症状の改善を目的とした治療計画で処方されるケースが多いです。
Q. エビリファイは即効性がありますか?
A. 効果が現れるまでに1~2週間かかることが一般的です。ただし、個人差があり、即効性は期待できない場合もあります。
Q. エビリファイの強さはどのように決まりますか?
A. 患者の年齢、症状、病状に応じて、1日2mgから最大30mgまで調整されます。
基本情報
エビリファイ(一般名: アリピプラゾール)は、第3世代の非定型抗精神病薬であり、統合失調症や双極性障害、うつ症状の治療に広く用いられています。ドーパミン受容体部分作動薬として働き、精神的な不安定さを改善する効果があります。また、他の抗精神病薬と比べて体重増加や鎮静の副作用が少ないのが特徴です。
用法・用量
※添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
・統合失調症: 成人では1日10~15mg、青年では1日10mgが標準量です。
・双極性障害: 1日15~30mgの範囲で調整されます。
参考文献;
警告
・エビリファイの服用中は、高血糖や糖尿病性ケトアシドーシスなどの重大な副作用が発現する可能性があります。口渇、多飲、多尿などの症状に注意してください。
・自傷行為や自殺思考が発現する可能性があるため、服用中は患者や家族が異常な行動を注意深く観察する必要があります。
・眠気や注意力の低下が起こることがあるため、服用後の運転や機械の操作は避けてください。
禁忌
・エビリファイの成分に過敏症の既往歴がある方
・昏睡状態や中枢神経抑制剤の影響下にある方
・アドレナリン治療を受けている方
慎重投与
以下の場合には慎重に使用してください:
・糖尿病またはその既往歴がある方
・心疾患や血圧異常がある方
・肝機能障害がある方
・高齢者や自殺企図の既往歴がある方
・てんかんやその他のけいれん性疾患を持つ方
相互作用
・併用注意
・中枢神経抑制薬(バルビツール酸誘導体、麻酔薬など)
・降圧薬や抗コリン薬
・CYP2D6阻害薬(キニジンなど)
・CYP3A4阻害薬(イトラコナゾール、ケトコナゾールなど)
・アルコールは作用を増強する可能性があるため、併用は避けてください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
・妊婦または妊娠の可能性がある場合、医師が治療上の有益性が危険性を上回ると判断した場合にのみ使用してください。
・授乳中の方は、エビリファイ服用中は授乳を中止する必要があります。
保存等
・室温(15~30℃)で、直射日光や高温多湿を避けて保管してください。
・子供の手の届かない場所に保管してください。
・開封後は医師の指示に従い、指定された期間内に使用してください。
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